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愚か29

 人間の、何というか「生温かさ」のようなものがすごく悍ましく感じる期間に突入しています よく「支えてくれる人が欲しければ応援したくなる人間になること」だと言いますが、そういった言説に何か脅しを含んでいる、そう、「こちらに都合よく振る舞わないとわかっていますよね?」というニュアンスを感じてしまう 被害妄想
 誤解されそうですが私の捻じ曲がった思考回路をそのまま愛してほしい、文句一つ言わずに受け入れてほしい、感謝はしないが支援は受けさせろと言っているわけではないのです 普通に無理筋です もっと違う…そう…対人関係に圧倒的なハンデを負っていても何か生きる事ができる方策を探りたい…

 集団になった人間の、自分の仲間以外に対する驚くほどの無神経さに直面することがすごく多かったため「仲間」「縁」「人の輪」という言葉が非常に苦手です 自分がその輪の中に入れないから、ではなくそういったコミュニティに入った所で「仲間」の無神経さが気になって仕方がなく、居心地が悪くなり疎遠になってしまう 楽しい事は楽しいのですが、同時に「今自分たちは道路を塞いで話をしているな」という事などが本当に気になってしまうのです
 仲間内にいると公共性を失ってしまう人間に陰の者も陽の者も関係ない気がする 陽の者は場数を踏み慣れているから気回しもスマートかと言えばそうでもなく、仲間内の会話のドッジボールを外に持ち込んでしばしば怪我をしているし、かといって陰の者が、仲間はずれになっていた経験から仲間外れの人間に優しくなれるかというと違う 普通に「リア充になれた」嬉しさで頭がいっぱいになって公共性を欠く事がある 結局常に公共性を気にする人間と一定条件下では公共性を忘れられる人間の二軸のグラデーションのような気がする 世の不祥事も背後にそういったメカニズムがありそうな話が結構ありますよね…

 「こういう時にはこういった裏の意味があって、理解しておかないと陰口を叩かれる」というような話、思春期のトラウマからつい目が行ってしまう ちなみに私が遭遇した中で最も理不尽に感じたそれ系のルールは「(手持ちのものを)どこで買ったの?」と訊かれたら「秘密🎶」と言わなくてはならない です 知った事ですか!単純に意味がわからない!
 腹芸を駆使して上手く生きていきたい欲求を持っていた事はあります グループ(笑)を陰で牛耳っていたあの子やあの子のように… しかしですよ はっきり言って空気を読めているとは言い難い私に陰での活動を悟られていたような人間、本当に計算高い人間ですか?本当に計算高かったら愚図な私など、私が気づかないくらいに一瞬で手玉にとれるでしょう しかもその計算高さ(笑)を駆使してやっている事は人への嫌がらせ 本当に幸せに上手く生きている人間がそのような事をしますか?幸せであれば他人の事など気にならないでしょうに…

 いい加減、そういった人間関係へのコンプレックスを捨てたいです あると、私の場合は恐らく碌なことになりませんから…

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