見出し画像

【ビジネス書好き先生おすすめ】POSITIVE FEEDBACK」

「生徒をほめようといわれてもほめることが下手」「どこをほめていいかわからない」といったことはありませんか?
私は脳科学やコーチングを勉強して言葉の重要性を学びました。
相手へかける言葉や態度の重要性を痛感しているときに、「POSITIVE FEEDBACK」という本に出合いました。
ポジティブフィードバックのメリットや実践方法など私が知りたいことがバッチリのっていてとてもためになりました。著者の講演も聞いたし、職場でもおすすめして2冊手元にあります。今回はそんな「POSITIVE FEEDBACK」についての記事を書いたのでご覧ください。

ポジティブフィードバックの重要性

ポジティブフィードバックは、人材の成長とモチベーションの維持に不可欠な要素です。「POSITIVE FEEDBACK」では、このフィードバックの重要性とその効果について詳しく説明されています。特に、部下や同僚に対する肯定的な反応や評価は、自信を高め、仕事への熱意を引き出す力があります。また、ポジティブフィードバックは、コミュニケーションの質を高め、人間関係を改善する効果も持っています。

フィードバックの種類とその効果

  1. 成果・結果に対する承認(結果承認) - この承認は、特定の成果や成果に対する感謝や評価を伝えることで、相手の努力を認め、さらなる努力を促します。

  2. 行為に対する承認(行為承認) - 行為承認は、特定の行動や取り組みに注目し、その行動自体を評価することで、相手の行動を肯定的に強化します。

  3. 存在承認 - これは、相手の存在そのものを尊重し、大切にすることを伝えることで、相手の自尊心を高めます。

  4. 可能性承認 - 相手の将来の可能性を信じ、それを肯定的に応援することで、相手の成長を促し、新たなチャレンジへの意欲を引き出します。

ポジティブフィードバックの実践方法

  • 具体的なフィードバック - フィードバックは具体的であるべきです。抽象的な褒め言葉よりも、具体的な行動や結果に言及することで、より効果的になります。

  • 定期的なフィードバック - 定期的なフィードバックにより、継続的な関心とサポートを示すことができます。

  • 相手の強みに焦点を当てる - 強みや長所に焦点を当てることで、相手の自信を高め、ポジティブな自己認識を促進します。

  • バランスの取れたアプローチ - ネガティブな指摘が必要な場合でも、ポジティブな側面を強調し、バランスの取れたアプローチを取ることが重要です。

私が1年実践してみて感じること

私はこの本を1年前に読みました。それ以来、4種類の承認に関しては意識的に行ってきました。特にあまりなじみがない存在承認や可能性承認を忘れないようにしました。その結果、人間関係が以前よりよくなり主体性の向上を感じました。

まとめ

「POSITIVE FEEDBACK」は会社における上司・部下の話を前提に話していますが、そのまま先生と生徒、同僚の話に置き換えることができます。「ほめる」ということに違和感や抵抗がある方はぜひ本書を読んでみてください。

なかなか本が読めないという方にはオーディオブックがおすすめです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?