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「宮川泰×羽田健太郎 二人の宇宙戦艦ヤマト」を観覧!

昨夕は、東京オペラシティ・コンサートホールで行われたオーケストラコンサート「YAMATO meets Classics 宮川泰×羽田健太郎 二人の宇宙戦艦ヤマト」を観覧してきました。

アニメファンでもある私、特に「宇宙戦艦ヤマト」seriesは大ファンなのです(但し「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」は除く)。
よって、このコンサートには大変興味を持ったのですが…… ただタイトルにある“meets Classics”という文言が気に入りませんでした。
「ヤマト」の音楽は確かにクラッシックの要素もありますが、飽くまでもそれは一つであり、もっと多彩なものだ、という思いがあったからです。
それにクラッシックと関連付けることで箔を付けたいという商売的魂胆が見えるような気がして、鼻白みもしました。

このことから、観覧するか逡巡し、決心してチケット購入をしたのは公演まで1ヶ月を切った10月上旬のこと。さらにこれが祟ってA席を購入したのにもかかわらず、割り当てられた座席は3階席でこれには意気銷沈しました。

そのため「ヤマト」の「オーケストラコンサート」なのに今一つ気乗りしないという有り様でしたが、「行かないで後悔するなら、行って後悔しよう」と思い観覧した次第です。

プログラムは画像をご覧いただければと思います。
まず、最初は宮川彬良と篠崎史紀のトークショーです。時間の半分以上が「ヤマト」について以外の話題でした。それはそれで面白かったのですが、やはり正直にちゃんと「宇宙戦艦ヤマト」、そしてその音楽について語ってほしかったです。

宮川泰による「組曲『宇宙戦艦ヤマト』」。
これは1977年12月25日にリリースされたアルバム「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」(←名作です)が元でしょう(一部2作目の「さらば…」の曲があり)。今回初めて聴きましたが、お馴染みの旋律が散りばめられており「ヤマト」らしい作品です。もう何度でも聴きたいですね。

羽田健太郎による「交響曲『宇宙戦艦ヤマト』」
存在は知っていましたが、本作も初めて聴きました。
音楽としての完成度は高いのだろうと思われます。
しかし、私は教養が乏しくセンスが無いためか、「ヤマト」の音楽としては違和感を覚えることがあり、あまり惹かれませんでした。

どの演奏も指揮の彬良さんをはじめ大変熱のこもったもので凄かったです。圧倒されました。

アンコール曲は予想通り「真っ赤なスカーフ」、前述の「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」版のこの曲をオーケストラの生演奏で聴けるなんて感涙ものでした。

久し振りに“新鮮な生の「ヤマト」という養分”が補充できて嬉しいです。

※文中敬称略

当日のプログラム(パンフレットより)。
休憩中のコンサートホールの様子。勿論公演中は撮影禁止。
ロビーに飾られた花。
来場者に配布されたパンフレットの表紙。
プロフィール(パンフレットより)。