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スラウェシ島温泉をめぐる旅 10日目 パル(中央スラウェシ)のお土産は何がある

今日は活動できる最終日。お土産を買う日にしている。
わたしはこの日に備え、いろいろと調べてみたので書いてみたい。
結論から言うと、レバランでお店がほとんど閉まっていて、色々回った割に収穫が少ない一日になった。

1.Sarung Donggala(ドンガラ織)

サルンというのは布のこと。カインともいう。ネット情報では、絹でできた織物らしく機織りの画像もあった。模様がイカットに似ていて、カクカクした複雑な図柄だ。昔のコンピューターゲームの感じ。ギャラクシーとか。

https://tenun.id/kain-tenun-donggala/

手作り品や天然色素を使ったものは高価なので、わたしは自動織機で作ったもので良いので欲しいと思っていた。

サルン専門店が集まる場所を見つけて行ってみた。Jalan Mangga(マンゴー通り)という。
ところが4軒回って全て閉まっていた。やはりレバラン休暇中なので難しかったようだ。
諦めきれず、土産屋の人や黒檀屋、ホテルの人にも聞いたが、マンゴー通りの店が全部閉まっているんじゃしょうがないねという感じだった。
来週月曜には開くというが、そのために火曜のフライトにずらすのも厳しく断念した。

2.Kayu Hitam(黒檀)

カユは木、ヒタムは黒、黒い木=黒檀。中央スラウェシは黒檀の産地で、他の地域の半額で手に入るらしい。半額といっても通常いくらなのかわからないので、おそらく高値掴みはするだろうと覚悟した。

わたしが欲しいのは、小さいコップまたはぐい呑み、なければ小皿だ。画像検索では上がってこないのでちょっと心配していた。置物にする彫刻みたいなものが多い。こいういうのはあまり欲しくない。

最初お土産専門店で見た時は種類が少なすぎ欲しいものがなかったが、そのあと2軒回り、開いていた店は黒檀商品専門店で、なんとか皿を見つけた。小さい皿は灰皿ばかりで、大きな皿になってしまった。100,000ルピア(1000円)

酒のつまみの乾き物置き場にしてガシガシ使っていこうと思う。

3.バヌアチョコレート

Banua Cokelatというパルの有名なチョコレートがあるらしい。
今回はクラスメイト、寮のスタッフへの土産にこれを大量に買うことにした。
ネットで調べると本店があるようだ。

店はあり幸いなことに開いていたが、思ったより小さく間違えたんじゃないかとちょっと心配になった。

店に置いてあるチョコレートのうち、色々な味、クオリティーのものを片っ端から買い揃えた。
唐辛子とか変な味も混じっている。

4.Bawang Goreng Palu(パルの玉ねぎフライ)

バワンゴレンというのはインドネシア各地にあり、日本語で赤ワケギという小さい赤玉ねぎを小さくスライスし油で揚げたもの。
インドネシア料理には欠かせない食品で、わたしも大好き。常備していて何にでもかける。カレーライスにもかけるくらい。ラーメンに振りかければ一気に美味しくなる。

ただ、わざわざここで買うか?という商品だ。パルで作るからと言って味に違いが出るとは思えないのだ。だが、ものは試しに自分用に少量、寮のスタッフ用に大きめの袋を買ってみた。
ホテルの管理人がいやに勧めてくるのだ。

みんな喜んでくれそうな気はする。

5.マナドの酒

パル土産ではないけれど、マナドで買ったアラック。これは自分用。

6.パル観光: 世界平和のゴング(Gong perdamaian dunia)

アンボンを訪問した時、世界平和のゴングというモニュメントを見たことがあり、2002年の宗教戦争をきっかけに設置されたと書いてあった。
宗教戦争が1番激しかったのはパルのある中央スラウェシ州で、中でもポソは多数の死者を出している。

黒檀の土産屋で店番のおばちゃんと話をしていた時、「ゴングを見に行ったらどうだ。景色がいいぞ。」と勧められた。その時急にアンボンの平和のゴングと結びつき、両方見るのもいいなと行ってみた。
そういえばパルにもあると書いてあった気がする。

道々オジェックの運転手に聞いた話では、ゴングはアンボン、パルの他、マナド、ジャカルタにもあるらしい。しまったマナドで行きそびれた。
観光名所を検索した時は出てこず、見落としていたかもしれない。

世界平和のゴングは見晴らしの良い丘の上にあり、鐘楼とは形が違うが目的は同じであろう建物に置かれている。

アンボンのゴングと見比べると若干違う。

アンボンにある世界平和のゴング

高台には塔が建っており、上まで登れる。わたしは上まで登り写真を撮った。

3階の屋根まで行ける

町はこんな風に見える。

そして目についたのは、日本の建売住宅を10倍以上のスケールにしたかのような大量の画一的な家々で、避難民の一時避難の簡易住宅の用にも見えた。

近づいて撮った写真はこんな感じだ。
オジェックの運転手に地震で家が壊れた人のために作ったのかと聞いたら、違うと言っていた。販売しているらしい。
いくらくらい?と聞いたら、よくわからないとのこと。

昼はリベンジで昨日食べた長崎皿うどんのシーフードを食べた。
皿うどんの味により近づいた気がする。

これで観光は終わりだ。
最後に今いるホテルに棲みついているネコ一家の写真を一枚。

この他子猫が二匹、親猫の兄弟らしいのが二匹いる。
みんな乳牛のような黒い大きな丸い模様が白い体についている。

わたしの部屋の足拭きマットがお気に入りの場所のようで、朝起きてドアを開けたら一家で寝ていた。
わたしは驚いて慌ててしめ、それからいや待てよ写真くらいは撮らせてもらおうと撮ったものだ。
1回目よりかはお互い驚かなかったと思っていたら、猫の表情はまだ驚いているようだ。

明日は7時のフライトなので早起きしないといけない。





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