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約束のネバーランド第169話【約ネバ通信VOL.69】

約ネバ通信VOL.69です!
※ここからは最新のジャンプの「約束のネバーランド」の話をしますので、ネタバレが嫌な方は見ないことをオススメいたします。内容は個人的な妄想や感想です。予めご了承ください。




いつも通り、ざっくりまとめから↓

【第169話:満点(まんてん)】
●父親はお前などでは断じてない
⇒ピーターを追い詰めるオリバー

●ヴィンセントは生存(よかった…)
⇒「即死は避ける」と予想していた

●「お前の負けだ」byノーマン
⇒「誰も助けに来られない」byエマ

●ママ・シスターが集結
⇒敵かと思いきや「味方」!

すばらしいわ
あなた達全員
満点(フルスコア)よ

反逆の鐘が鳴る
次号へ…



やはりこの展開になりましたね。



イザベラが「ビックリするくらいブレブレ」の称号を獲得せず、ホッとしているmaesaquです(詳細下記参照)。


もちろん「激アツ」な展開ではあるのですが、

①多くの読者が予想できていたであろう点
②思ったよりもあっさりと味方についた点

については「もう一捻り欲しかったなぁ…」というのが正直な感想です。


おそらくほとんどの読者が「ママが味方する展開」を予想していたでしょう。だってその方が「落差」があって面白いわけですから(前は敵⇒今は味方、という構図)。ぶっちゃけ、ママが最後まで敵という設定であれば、約ネバの最終評価は下がっていたかもしれません。


「味方」という展開で良かったものの、「あっさりしすぎてるなぁ」という印象を受けました。テンポを考えた上での「あえて」なのかもしれませんが、個人的にはもっと読者を揺さぶって欲しかったなと


つまりは、


「え、ママってやっぱ敵?」



という感情をもっと抱かせて欲しかったという所ですね。


描いてみないと何とも言えない部分ではありますが、もう少し揺さぶられたかったです(笑)



おそらく白井先生も熟考されてると思いますし、担当編集の方との打ち合わせも相当数していると思うので、こういう意見も想定済みだと思います。その上での展開なので、これが最善ということなのだと思います。


イザベラの「すばらしいわ あなた達全員 満点よ」のセリフ、そして、銃を構えるイザベラも最高だったのですが、個人的にはおそらく全員であろう、ママ、シスターが集結している点も最高だなと思いました。やはりみんな気持ちは同じ、ということですね。



ピーターはともかく、エマレイも驚いていますので、事前の打ち合わせ等もなかった、と言えるでしょう。

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※週刊少年ジャンプ14号P139より引用©︎白井カイウ・出水ぽすか・集英社



今回、個人的に一番気になったのはタイトルの「満点」とイザベラのセリフの「満点」の「ルビが違う」、という点ですね。なぜタイトルの方は「フルスコア」ではないのか?考えても仕方ないのですが、気になってしまいました(笑)

【考えられる理由】
●ルビ収まりが悪い(フルスコアだと5文字)
●Cカラー画の雰囲気に合わせた
●ハウスの仕組みから抜け出せたという意味
⇒フルスコアからまんてんへ


こんな所ですかね…?何か他にも考えられれば教えてください。



さあイザベラ達も味方になり、いよいよ終わりが見えてきました。もう残す所(大きいの)は「ごほうび」でしょう。ピーターがどうなるのか、はもうぶっちゃけどうでもいいです(笑)



今後の展開はほぼ鬼の頂点次第、という気がしますね。ピーターが鬼の頂点と結んだ約束(ごほうび)はどうなるのか?エマのごほうびとの関連性は?そして、最終的にどうなるの?ここが最も気になる所でしょう。




そもそものごほうびのルールを振り返ると、

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※約束のネバーランド16巻P180より引用©︎白井カイウ/出水ぽすか/集英社


こうでしたね。


関わってきそうなのは②の「○○との約束は破ることができない」だと思うのですが、そもそも、もう全ての約束が破られていると思うんです(笑)

①そのとしにみのったいちばんいいおにくをちょうだい
⇒ノーマンは捧げられていない
②ふたつのせかいのへいわをたもつ(互いに狩らない)
⇒互いに狩り合ってた(GP編が特に)
⇒てか、バイヨンはずっと秘密裏に狩ってた



ここについて納得のいく説明が来るのかどうか。



もし、破った時に何かしらの「罰」があるのであれば、それはもう下されていてもおかしくない。ただ、イヴェルクもピーターにも何も起きていない、ということは破っても問題はない(?)、ということになってしまいます。



なんだか、わけがわからなくなってきました(笑)



つまるところ、やはり鬼の頂点と言えども、エネルのように「心網」が使えるわけではなく、全世界の様子が見えているわけではない、ということがなんとなーく言えそうですね(あえて泳がせていたとは考えづらい...)。



前回言及した「ペンダント」という「目」を通してでしか見られない可能性も出てきたのかなと(ペンダントに限らず目のある場所、という意味)。ただ、そうなると、下記シーンの説明がつかなくなりますね…

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※約束のネバーランド16巻P139より引用©︎白井カイウ/出水ぽすか/集英社


ここでの○○はレイが「どこへ帰ったか」を把握できています。となると、世界をやはり見ることができているのか?それともレイの潜在意識を読み取って、かぞくのもとへ帰すように仕向けたのか。謎は深まるばかり…


でも高次元の存在だし、さすがに全部把握してるよな...と考え出したら堂々巡りになってしまったmaesaquでした。本当にこの物語をどう終わらせるのか、気になって気になって仕方ありません。



個人的には「ハッピーエンド」であってほしいんです。



エマだけが鬼の世界に残ったり、エマだけが忘れられたり、誰かが犠牲になったりするような悲しいエンディングは嫌なんです。何回も言ってますが、maesaquの最終イメージは「3人が笑って終わるハッピーエンド」なんですね(下記の様な)。

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※約束のネバーランド14巻P129より引用©︎白井カイウ/出水ぽすか/集英社



そういう意味でいくと今回のCカラーの画はイメージ通りですね。



今後の注目ポイントについて、担当編集の杉田さんはこう発言されていました(コルク佐渡島さんのチャンネルで公開された動画より)。

作家さんがテーマとしてやってるのは
あの3人がどういう関係性なのか、
どういう親友というか仲間なのか
そういう部分に注目して欲しい。


3人仲良くハッピーエンド、という展開ともとれますし、お互いのことを良く分かっているから離れても大丈夫、ともとれるしで、またまた堂々巡りです(笑)


個人的には離れ離れにはなって欲しくないですが、この3人の関係性を考えると、お互いのことをよく理解しているわけです。エマが突拍子もないことを言うことも。つまりは「私、鬼の社会に残る」とか「鬼の社会を良くする」みたいな発言も考えられる、というわけですね。


そうなった時に、エマの意志を汲み取れるのも2人であるわけです。



こうなると、離れ離れの展開も十分に考えられますね。



正直、maesaquの脳ミソでは「これだ!」というエンディングが出てきません(前からですが笑)。白井先生がそもそもどのくらいのハッピーエンド具合で終わらせようとしているのか。もしかするとデスノートの様に、賛否両論あるような終わり方をする可能性もあります。



個人的な願望とのギャップがどの程度あるのか。



こればっかりは終わってみないと何とも言えません。



引き続き、毎週の展開を見ながら最後まで考え、楽しんでいきたいと思います。



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拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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