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共通点

何事も共通する部分があると思う。

仕事の話。

下地にパテを塗ったものをペーパーで平にする作業。

音楽でも基礎、下地を整えるのはとても大切な事。

最初はどうやったらベストなのか全くわからない。

自分なりにかなりいい感じで削って、 
自分のやり出したらとことんやる感じでやっていて、
これはいいんちゃうか、
見た目も水墨画みたいでいい感じやと自画自賛していたら、

戻ってきた職人さんから、

削りすぎや!と一喝。

補修で被せたパテまで削ってるやないか。

、、、すいません!
削りすぎていた。。

音楽でいうと、コンプをバキバキに当てて平にしてカッコ良くしていたつもりだったが、

コンプを当てなくていいところまで必要以上に当てすぎていて、
コンプが当たる前の嫌な感じの成分が逆に目立つように出てきてしまった、、
そんな感じかなと思った。

でその次はそこばっかり目がいって他のボコボコな所に気付いてなかったり。

クロス貼りでも、
巾木を当てるので下を残して貼っていい部分と、巾木を当てないので下まできっちり貼らないといけない所を間違えたり。

そして今日はさらに重大なミスを犯した。

一枚で一気に張らないといけないところを、自分の思い込みで2枚に分けてしまい迷惑をかけた。
(後で職人さんにフォローで補修してもらった)

やり始めてまだ数日。
迷惑ばかりかけている。


何事もそうであるが、
何もわかってない初心者に教えるほど大変なことはない。

職人さんが自分でやった方が何千倍も早いけど、
教えたり、フォローをする事で、一人でやるよりもかなりペースが落ちている。

本当に申し訳なく思う。

手伝ってくれてるとは思うが、
逆にやらなあかんことが増えてるで。
ちゃんとやらないと、時間ばかりかけてやった事が全部無駄になってるで。

言うた通りにやってくれないとあかんで。

こんなミスは聞いたことないわ。
向いてないんちゃうか?

この年で始めるって自分で決めてここに来たんやったら、こんなんやったらあかんのちゃうか?

もうちょっと自分で勉強してくるとかせんかったんか?


、、、普段はとても優しい職人さんに、
厳しい言葉をかけられた。

悔しい。けど絶対できるようになってやる。

自分は今までそうやってやってきたし、
これからもそうするだけだ。

音楽においては、、
PAを見習いの子に教えたり、
曲作りや演奏を教えたり、

教える事の難しさもわかる、
だからこそすぐにできないのは当たり前だとも思う。

けどそんな事は職人さんもわかってるし、
そうは言ってられない。

自分と向き合って、
しっかり自分のものにして、
いい意味で見返してやろうと思った今日この頃。

とりあえずYouTubeと本見まくって、
仕事のやり方流れを身体にひたすら
覚えていこう。

ちょうどPA見習いの頃に扇町DICEで
教えてくれた師匠、
森下さんに何度も何度も怒られて
指導していただいた事を思い出した。


人に言われる事も大事だけど、
それをはねのけて自分がやり抜く事がもっと大事だと思う。


押忍。

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