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箱根駅伝2022出場校紹介(14)「順天堂大学」

最近驚いたことは、壁紙を使わせていただいた方から感謝のお言葉を頂戴したことです。
稚拙な内容かもしれませんが、より良いものが書けるように頑張ります。ということで、順天堂大学行ってみよう!

天と大地の恵みに感謝しながら、↓より他大学紹介も読めます。

順天堂大学

1838年に下総佐倉藩主堀田正睦が招聘した佐藤泰然が江戸薬研堀に蘭方医学塾を開学。これが現在の順天堂大学の起源である。おおよそ180年以上に亘る伝統ある医科大学として知られ、順天堂大学附属病院の規模はとても大きく、それに伴い看護師の数も多い大学である。スポーツ医学とのかかわりも深く、多くのアスリートはもちろんだがスポーツ関連の人材を輩出し続けている。

バレーボール・体操・陸上競技と多くの分野に卒業生を輩出しており、サッカー部の卒業生には名波浩さん、体操では団体金メダルを獲得した冨田洋之さん、短距離でも4×100メートルで銅メダリストとなった高平慎士さん、競歩の世界では20kmで世界記録を持つ鈴木雄介さんと多岐にわたる。

長距離部門の卒業生も大変著名な選手が多く、3000メートル障害元日本記録保持者である岩水嘉孝さん、高橋尚子さんと共に有名になった小出義雄さん、山梨学院大学陸上部監督にあたる上田誠仁さん、かつて箱根駅伝にて2区区間記録保持者であった三代直樹さんと箱根路や世界へと駆け抜けていった選手がとても多い。

現役選手でも「山の神」今井正人選手や3000メートル障害を主戦に戦う塩尻和也選手が在籍していた。現在、3000メートル障害日本記録保持者である三浦龍司くんは同校に在籍中だ。

スポーツ以外でも、大沢たかおさんのドラマでも有名になった「JIN-仁-」の仁友堂は順天堂がモデルといわれている。

チームの特徴

2000年代初頭の超名門校も、2007年大会の優勝を最後に低迷。以後も不安定な成績に終始していたが、2011年にコーチに就任した長門俊介さんの下でチーム力も向上。
徐々にかつての名門と呼ばれていた姿に戻りつつある。元々スポーツ医学を取り入れた指導には定評があり、その甲斐もあってか選手たちの成績も再び上向きに。
特に今年の春と夏は三浦くんの活躍が大きかったが、全日本でも彼の存在がとても大きなものに。2区での区間賞はもちろんだが、20年ぶりに全日本で3位入賞というのも明るい材料だ。

男だろプレイヤー:伊豫田達弥
多くの経験者が残る順天堂の中でも、三浦くん以上に期待されているのは伊豫田くんだろう。
出雲でも1区の序盤の浮沈を握る展開で区間6位としっかりレースを作り、全日本でも3区区間5位と安定した成績を残した。
前回の箱根でもゲームチェンジャーとして活躍をしていただけに今回もそのような活躍を期待したい。

監督

長門俊介
順天堂大学が最後に優勝した2007年大会で9区区間賞を獲得、JR東日本でも現役を続けた。その後、2011年に母校にコーチとして戻ると塩尻和也選手に松枝博輝選手を育成して、低迷していた順天堂大学を立て直した。
特にオリンピック代表にまで上り詰めた松枝選手を育成したことは特筆すべき部分で、長門監督もターニングポイントとして挙げている程。
もちろんスピードはあったが、負けん気の強い彼をうまくリードし成長させたのは「個性派集団」だった当時の順天堂を率いていた長門さんだからこそ出来た事だろう。実際にそうした実績と予選会での活躍ぶりから、中央学院大学の川崎監督は長門監督に教えを乞うたのだとか。

さあ、残り6つか。長かったなあ。

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