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ミュージカル映画に浸りたい夜

今回はおすすめミュージカル映画を紹介したいと思います。
私の中でミュージカル映画って、1人で夜にお菓子とジュースを用意して見るものなんですよね。

基本的には楽しく見れる作品が好きです。


1:天使にラブソングを

人生で初めてミュージカル映画を見たのは小学4年生の時。
金曜ロードショーで放送された『天使にラブソングを』という作品です。

世界中が笑った。神サマも笑った。『ゴースト』のアカデミー賞(R)女優ウーピー・ゴールドバーグが、コメディで本領発揮!しがないクラブ歌手のデロリスは、殺人現場を目撃したためにギャングに命を狙われ、修道院に身を隠すことに。ミスマッチの彼女だったが、聖歌隊のリーダーに任命されてからは実力発揮。それまでのヘタクソなコーラスに代わって教会から流れてくるのはソウルやロックの“讃美歌”!?たちまち街中の人気となるが、ギャングに知られてしまい――。

ディズニースタジオ公式サイトより

日本でもかなり有名なミュージカル映画だと思います。

主演のウーピー・ゴールドバーグがすっごいいい味出してて、作中の楽曲も聖歌というお堅い印象をガラっと変えたゴスペル曲になってて、今見ても全く色あせない作品ですね。

私はここからゴスペルというものを知りました。

最近はあまりゴスペルを聞く映画はありませんが、またこういう映画を作ってほしいなぁと思えるほど、ミュージカルとしての完成度が高い作品だと思ってます。

特に、聖歌隊の女性陣の個性がとってもいいです。
自信が無くてうつむいている人、元気すぎて声が大きすぎる人、聖歌をアレンジすることに納得いかない人。

シスターメアリーのパートが真似したくなります。うますぎる。

2も出てますが、そっちもめっちゃいいのでおすすめです。


2:CHICAGO

1920年代のシカゴ。スターを夢見るロキシーは、自分を売り込むと嘘をついた浮気相手を射殺して逮捕される。一方、ロキシーが憧れる歌姫・ヴェルマも殺人罪で逮捕されていたが、彼女は敏腕弁護士・ビリーを雇い、悲運のスターとしてステータスを上げていた。

U-NEXTより


レニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、リチャード・ギアという、主役級の演者をこれでもかと起用した今作。

ブロードウェイミュージカルの映画化として、大成功した作品と言っていいと思います。

とにかく全てがカッコいい!

主な楽曲をJAZZテイストにしてあり、それもまたおしゃれです。

内容は囚人の話なので、若干暗めではあるものの、コメディータッチで描かれる部分も多く、そういった作品が苦手な人でも楽しめます。
現に暗い作品嫌いな私が見れてますからね。

当初は『ブリジットジョーンズの日記』の主演を務めたレニーが見たくて、映画館で観たのですが、同じ人とは到底思えませんでした。

ブリジットはぽっちゃりの30代独身女性、CHICAGOでは男性にモテモテな華奢な女性ロキシー。

初見で同一人物だと見抜ける人は、映画ファンくらいだと思います。

この作品のタイトル曲『All That JAZZ』は歌詞を全て覚えるほど聴きました。

それくらい素晴らしい楽曲だらけです。

3:ドリーム・ガールズ

デトロイトの3人組・エフィー、ローレル、ディーナはコーラスグループ「ドリーメッツ」を結成し、ニューヨークへ旅立つ。野心家のカーティスに見出された彼女たちは、大スター、ジェームズ・“サンダー”・アーリーのバックコーラスに抜擢されるが…。

U-NEXTより


ビヨンセ目的で見たこの映画。

たぶん、ほとんどの人がそうだったと思います。
なのにも関わらず、終わったときにはジェニファー・ハドソンすごすぎってなるんです。
それくらい、彼女の歌が凄まじかった。

主役のビヨンセを完全に喰ってしまっていました。

映画の楽曲としてはビヨンセの『Listen』が有名ですが、その他にもたくさんの名曲が聴けます。

売れない3人組の女性歌手グループのお話で、最初センターだったのがジェニファー演じるエフィでした。
ですが、プロデューサーからエフィがセンターでは見た目的に売れないと言われ、センターをビヨンセ演じるディーナに変更することになります。

エフィは猛反対しますが、結局ディーナメインでグループは再始動。

そこからエフィは耐え切れずグループを去り・・
というストーリーになってます。

書いてても、本当にビヨンセが主役か?ってなりますね(笑)

元ネタは黒人女性ボーカルグループのスプリームス。
これきっかけで、彼女たちの楽曲を聴くようになりました。

4:ボヘミアンラプソディー

1970年、ライブハウスに通う若者・フレディは、ボーカルが脱退したバンドに自らを売り込み、クイーンを結成する。彼らは革新的な挑戦を続け、次々とヒット曲を生み出していく。しかし、栄光の影で次第にフレディはメンバーと対立し、孤独を深めていく。

U-NEXTより

ミュージカル映画を全く見ない夫が、過去見た映画の中でもトップ5に入ると評価した作品です。

皆さんご存知クイーンの自叙伝的映画ですね。
知っていればもちろん楽しめますが、クイーンを知らなくても楽しめるようになっています。

売れなかった時代から、どのような葛藤を経て有名バンドになったのか、そりゃ簡単じゃないよなと気づかされる作品でもあります。

楽曲の良さは言わずもがな。

役者陣の熱の入れ方が素晴らしいです。

5:バーレスク

自慢の歌声を武器に、スターを夢見て田舎からロサンゼルスに出てきたアリは、ナイトクラブ「バーレスク」に足を踏み入れる。セクシーなダンサーたちによるゴージャスなショーに魅了されたアリは、経営者のテスと出会い、ウェイトレスとして働き始めるが…。

U-NEXTより


公開当初の評価は散々だった今作。

ですが、私的にはめちゃくちゃいい映画でした。
まず、ミュージカル映画で個人的に優先すべきは、楽曲の良さだと思ってます。
どんなにいいストーリーで、どんなにいい歌手を使っていても、楽曲が良くないと見れません。

ミュージカルなんてすぐ歌いだす作品で、曲が良くないとかは致命的になるからです。

でもバーレスクはそれがない。どの楽曲も全ていい曲です。
主役のクリスティーナ・アギレラの歌唱力は当たり前にすごいですし、冒頭にあるダンスナンバーもめちゃくちゃカッコいいです。

主人公であるアリは歌手を夢見て上京してきたものの、あまり成果を出せずにいました。
偶然入ったクラブで、セクシーなダンスを踊る女性たちに魅入られ、そこで才能が開花していくストーリーです。

クラブのダンサーたちは有名歌手の口パクで踊るのが当たり前だったんですが、音響が壊れた瞬間、アリが歌いだして・・という展開がすっごい気持ちいいんですよね。


5作品を紹介しましたが、まだまだミュージカル映画あります。
ちなみに、ディズニーはほとんどがミュージカルなので載せてません(笑)

他にも『ヘアスプレー』や『SING』などありますが、個人的にこの2つは家族で楽しむミュージカルかなと思ったので、除外しました。
作品として素晴らしいのは言うまでもありません。


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