お悩み相談#6「おっさんには生きづらい時代になってしまった…」
先日、事務のお仕事に出勤した時のこと。
たまたま見たワイドショーかなんかで、ちょうど某町長さんのセクハラ問題を扱っていたんだけど(´º∀º`)
それを見て社長が、「おっさんが生きづらい時代になったなぁ…」とポツリ。
案外そんな風に感じているおっさんは多いのでは…?
てことで、今回はおっさん代表のお悩みとして、勝手に採用させて頂きまーす!!(´º∀º`)
社長!勝手に採用してスンマセン!!(笑)
社長は私と同い年(1980年生まれ)なんですけどね。
ちょうど私たちの世代って、なんて言うか、“切り替わり”の世代で(´º∀º`)
私より年上の人たちは、わりと体育会系というか、「気合いで何とかなる!!」とか、「男(女)はこうあるべき」みたいなのが強い人が多いんだけど。
年下になると、「そういうのマジ無理」っていう人が多くなる。
中学の時は理不尽な校則が見直されて、男子の丸刈りやブルマが廃止されたり。
高校に入学する頃にはルーズソックスが流行って、“ヤンキー”から“ギャル”の時代になって。
散々景気が良いのを見せられて育ったのに、就職する頃には就職氷河期になって(笑)
度々、今まで教わってきたことや、“当たり前”だったことがひっくり返るような、「価値観の総入れ替え」を経験してるんだよね(´º∀º`)
で、パワハラ・セクハラが当たり前の中で働き始めたのに、自分が管理職になったら「それやっちゃダメな?」って言われるようになっちゃって。
今では「パワハラ・セクハラ」と呼ばれる行為も、一昔前は、立派な“コミュニケーション”として成立してたからね。
そういう上司たちを見て育ったから、「何がいけないの?」ってなるのも、仕方がナイ。
ただねぇ、時代は変わり続けてるのよ…(´º∀º`)
私たちが就職した頃は、景気は傾いてはいたけど、まだ今ほど苦しくはなかった。
女の子たちは、「ほどほどに働いたら、結婚して仕事を辞める」前提で就職してた子がほとんど。
長年勤めるつもりがないから、多少のセクハラは我慢できたんだよね。
男の子たちは“終身雇用”が前提だったから、入った会社で出世を目指したり、社内で波風立てないようにしなきゃならなかった。
“年功序列”が当たり前だったし、「転職する」っていうのは、逆にマイナスになると思われてたしね。
だから、理不尽なパワハラにも耐えてきた。
それがさ、時代が変わって、女の子は結婚・出産後も働くようになったし、より待遇のいい会社へ転職するのも当たり前になって。
SNSが普及して、「それ、我慢しなくても良いんだ!」って周知されるようにもなって。
企業としては、訴えられても損するだけだし、「働きやすい環境」を整えないと良い人材を確保できない。
少子高齢化で、働き手はどんどん減っていくしね!!
10年ぐらい前には、既にもう大手の企業では取り組んでた事なんだけど、それがようやく“当たり前”になっただけなんだよね…
そう考えると、パワハラやセクハラが問題になるのも納得だし、「時代のせいだ」なんて言ってるのはナンセンスだって思わない?(´º∀º`)
それにね、パワハラやセクハラって何が問題なのかって言うと、そもそも相手のことを「一個人として尊重していない」ってことが問題なの。
女性とコミュニケーション取るなとか、部下のご機嫌を伺えってことじゃない。
コレ、勘違いしてる人が多いけれども(´º∀º`)
パワハラやセクハラって、相手に対して「コイツなら大丈夫」ってどこかで見下してるから出来ること。
取引先のお偉いさんに対して、バカにしたり、乱暴な言葉は使わないでしょ?
本当に素敵だと思う女性には、ベタベタ触ったり、卑猥なこと言ったりしないでしょ?(笑)
それから、適切なコミュニケーションや距離感を知ることも大事だよね(´º∀º`)
行き過ぎたコミュニケーションじゃなくても意思の疎通はできるし、「部下に慕われたい」って頑張っちゃう人ほど、距離感を間違えてハラスメントになっちゃう。
本当は、「人として尊重されている」と分かるだけで、相手は心を開いてくれるものなんだけどね。
「自分がそう学んだから」と言って、それが“正解”だとは限らない。
人間関係って、数学みたいに正解があるモノじゃない。
女性だって頭のキレる人はいくらでもいるし、年下から学ぶことも、とっても多い。
今までは「今までのやり方」で良かったかもしれないけど、偏見や思い込みに囚われてたら、何もかもが上手くいかない時代になっちゃったの。
「あの頃は良かった」とか言ってても、時間は逆戻りしてくれない。
どんどん取り残されて、孤独になっていくだけ。
だから、自分が変わるしかないよね(´º∀º`)
何でもかんでも「時代のせい」にするのは簡単だけど、時代に合わせて自分もアップデートしていかなくちゃね!
目指せイケおじ!!(´º∀º`)
じゃあ、またねー!!
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