お悩み相談#2 「“助けて”が言えない」
先日のお悩み相談へコメントいただき、ありがとうございました。
そのままお悩み相談として採用させていただきまーす(´º∀º`)
※もちろんご本人の承諾は得ていますよ!
あのねぇ、“お悩み相談”とか“カウンセリング”とかって、「深刻な悩み」じゃなくてもいいんだよ?
「カウンセリングやるのー」って話すと「悩みなんて別に無いしなぁ…」「なんかあったら頼むわー」とか言われるけど、5秒後に「そういえば後輩がさぁ…」とか言ってんじゃんね(笑)
ソレ!!(笑)
そーゆうのも“悩み”なんだよ(´º∀º`)
そーゆう細々した悩みが積もりに積もってストレスになっていくワケでしょ?
だから、決定的な“何か”があって病むばっかりじゃないの。
不安もそう。
あれもこれも不安になって病んじゃう前に、ひとつひとつ言語化して整理していく。
それが“メンタルケア”だと思いまーす(´º∀º`)
という訳で、Sさんからのご相談。
Sさんありがとうございます(´º∀º`)
本当に困った時に「助けて」が言えない人、多いと思う。
私もそう。
どうでもいい事はお願いできるんだけどねぇ…
あと、相手が好きな人になると途端に甘えられない、とかね(笑)
これはね、一番大きいのは「人様に迷惑をかけてはいけない」っていう“思い込み”だと思う。
日本人って幼い時に、まずそう言われて育つでしょ?
「困ったこと」「助けて欲しいこと」って、基本的に人に迷惑をかけることだもん。
だから「言ってはいけない」ってなっちゃう。
でもね、人間って生きてるだけで、何かしら迷惑をかけてしまうもの。
1人で生活していたとしても、ご飯食べたり、ゴミ出したり、電気水道使ったりするわけじゃない?
それが仕事として成り立ってるから、誰にも文句言われないけど、お金がもらえないんだったら、どう??
完全に「人に迷惑をかけずに生きる」なんて到底無理だし、反対に迷惑をかけられることだってあるよね。
それが“迷惑”と感じるかどうかの違いはあるけど。
だから「困った時はお互い様」なんだよね。
日本人ってホント矛盾してるよねー(´º∀º`)
他にも「助けて」が言えない理由としては、「カッコ悪い所を見せられない」っていうのもあるよね。
これは「嫌われたくない」が強くて、勝手に作り上げられた“自分のイメージ”を崩すのが怖いから。
でも、案外カッコ悪い所を見せられちゃう人の方が好かれたりするんだよね。
「しょうがないなぁ…」と言いつつも、面倒見ちゃったりして。
なかなか「助けて」が言えなくて、悩みに悩んだ末に打ち明けてみると、「何でもっと早く言わないの!!」なんて逆に怒られたりするもの。
他人って自分が思っているよりも、自分のことを気にかけてくれているし、優しいし、寛大だったりする。
確かに上辺だけの人や、薄情な人も沢山いるけど、そんな人たちばかりじゃない。
「助けて」が言えないのは、「他人を信用していない」っていうケースもある。
助けてって言っても助けてもらえない「かも」
カッコ悪いとこ見せたら嫌われる「かも」
って、相手のこと信用してないから思うわけで。
「この人なら助けてくれる」
「この人は味方だ」
って信用してたら、「ごめん!助けてー!!」って、素直に言えると思うんだ。
自分がカッコ悪い所を見せなくて、誰かに頼ることをしないと、それが“壁”になる。
相手も「助けて」って言いにくくなるし、カッコ悪い本音を打ち明けにくくなる。
それがSさんの言うところの“浅い関係”なんじゃないかな。
誰かと深い関係になりたかったら、まず自分からカッコ悪い所をさらけ出してみる。
もちろんそれでみんなと深い関係になれる訳じゃないけど、まずは自分の“壁”を乗り越えやすく低く設定しておくと、相手も入ってきやすいよね。
低くしすぎて、相手に自分の領域を乗っ取られちゃうのは、これまた良くないけれども。
いきなり重大なことで「助けて」っていうのは抵抗があるから、日頃から小さなことをお願いしてみたり、小さな失敗談を話す習慣をつけるといいと思います。
どう頑張っても“完璧な人間”になんてなれません。
というか、欠点も含めて“完璧”なんだけど、長くなるから、それについてはまた今度。
「お互い様」の視点でいると、他人の失敗や迷惑も気にならなくなるよ。
という訳で、ヘ〇ンさんの「みんクエ」よりは有意義な回答ができると自負しておりますので(笑)
お気軽にご連絡下さいまし(´º∀º`)
お悩み相談はこちらから☟
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?