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"みんなで創る"事を意識して。|新井康陽、鈴木重雄

あなたの「やってみたい!」をアシストする間借り情報メディア・間借り人(まがりん)。わたしたちは『点と点を“線”にする。』をコンセプトとし、発信しています。

東海3県(主に名古屋)で間貸しをしている方に取材。第4回目はCAFE TOLANDオーナー・新井康陽さんと、店長・鈴木重雄さん。仕事をする上での“原動力”、間貸しをはじめた理由などを伺いました。

まずはオーナー、新井康陽さんから。よろしくお願いします。


ー 今のお仕事について

オーナー・新井康陽さん @RENEWAL2周年祭

新井:僕は、過去に大阪でBARやエステサロンなどを経営していました。その後人口減少による“空きビル問題”に目をつけ、ビルプロデュースを開始しました。現在、さまざまなイベントを企画しつつ、カフェやBARを経営しています。


多岐にわたってお仕事をされている新井さん。


ー やってみよう!と思う“原動力”はどこから…?

新井:ベースとなるのが世の中への疑問。これは今も変わっていないですね。たった1つの疑問が人生の見え方を一変させることがあるんです。僕の起業のアイデアも、その業界への疑問から生まれることがほとんどです。

起業したい!と思ったときに「そんなのうまくいかない」と言われたことがあります。大半の意見はそうでした。でも、そういう人はやったことがない人が多かったですねぇ。一方で、やったことがある人に聞くと「やった方がいいよ」と言われたりするんです。リスクは高いですが、自分で環境をつくれる起業という道を自然と選んでいました。

TOLANDの"TO"に込められた、3つの想い
「TO JOIN(交わる)TO SHARE(共有する)TO EVERYONE(みんなで)」

新井:大阪の心斎橋でBARを出したときも、周りからは「そんな場所で成功するわけがない」と言われました。

BARというのは、雑居ビルの中の高い場所にあります。数多くのビルがある状態で、ふらっと歩いている人がたどりつくような場所ではないんです。逆にいえば、来てくれる人は家を出た瞬間から「あのお店に行こう」と決めています。そういった人を何人増やせるかが勝負。そのため、人口が多かろうと少なかろうと関係ないと思います。

自分たちが発信するツールがある時代ですし、それをうまく使えばお店自体を知ってもらうことはできます。

結局、何でもやってみないとわからないと思います。どれだけ野球をテレビでみていても素振りをするまでわからないし。(野球を)10年勉強しても「あれ、野球よりもバスケ派だった」と思うことって、人生であるんですよねぇ。やってみることが重要だなと思います。


つづきまして……
店長、鈴木重雄さんにご登場いただきましょう!よろしくお願いします。

店長・鈴木重雄さん @RENEWAL2周年祭

ー 間貸しをはじめた理由

鈴木:もともと11:00-23:00の間、営業していましたが、コロナ禍に入って21:00まで、20:00までと短縮していきました。夜の時間帯にも力を入れていこうとしていたところだったので、正直苦しかったですね。

僕、朝が強いので。モーニング営業(7:30開店)をはじめて19:00で閉めて、夜はCandy名古屋(※同店に併設しているBAR)に任せようと思いました。

鈴木:Candy名古屋で人との繋がりができて「一緒に面白いことをやろう」という話があがったりと。イベントを実施する流れができたんですよね。

それと、オーナーのサム(新井康陽氏)自身がイベントをやる人なんです。ビル興し事業のときからイベントを打つプロ、かつアドバイスをする側のプロ。それもあって、19:00以降をイベントスペースとして解放することになりました。

全力パフォーマー・鈴木重雄さん @RENEWAL2周年祭

鈴木:実は、僕自身パフォーマーでして。

気持ちよく自分のパフォーマンスを見てもらいやすい循環を生むには“経営”を学ぶことが必要だと思っていて。いまは店長としてカフェ経営をやらせていただきつつ、それ以外の1つの挑戦としてイベントについてサムと一緒に学ばせていただきながらやっています。


間借りがしたい方へ

新井:イベントをしたい方を応援したい!ずっとイベントスペースは運営していたし、そこから色々な人に知ってもらえたり、面白い広がりもあるので、ゆるーくイベントスペースとして再開することにしたわけです。

超駅近(上前津駅から徒歩1分)、100名(本気出したらもっと)まで収容できるスペースとしては破格でお貸しできると思います。興味がある方は、僕もしくは鈴木重雄までご連絡ください。


間借り情報


文:Re!na 
写真: 小島 隆史 Re!na

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