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マガジンガーZ Vol.006 発信


無人タクシー、米を二分 GM傘下の事故、反対派に勢い

米カリフォルニア州当局が米ゼネラルモーターズ(GM)傘下企業が運営する「無人タクシー」の走行を停止した。10月に起きた人身事故の対応を問題視したもので、会社は自動運転をほかの州でも止める事態となった。新技術の安全性や雇用を巡って米世論の分断が表面化しており、社会からの信頼回復が求められている

日本経済新聞 2023年12月9日

日本じゃライドシェアの是非について論じる空気がようやく生まれ、一定条件の下でならライドシェア導入も止む無しという空気も出てきつつある程度。ところが既にアメリカでは具体的事例が示されているわけで、せめて同様の事例が日本で起こった場合の業界の対応を例えば「日曜討論」のような場で議論されたという話も聞かず、例えば「日本では自動運転は自動車専用道でのみ許可する」か指針を出すとか、何か動きがあればよいのですが何か遠い話のような扱いなのが寂しいというか、ここでもまた「技術はあったのだけどね」ってiPhoneなどでよく聞いた「負け戦の捨てセリフ」を聞く羽目になりそうな気配を感じて「また繰り返すのかなぁ?」としか感じないのが悲しいですね

コメ勢力図 猛暑で異変 新潟産コシヒカリ品質低下 北海道・九州は水準維持

コメ産地の勢力図に異変が起きている。2023年は猛暑による米粒の白濁被害が各地で広がり、とくに新潟産コシヒカリは品質低下が深刻だ。一方、北海道や九州地方などは高品質を保ち、産地や銘柄で明暗が分かている。猛暑が続けば米どころの分布が変わるとの見方もある

日本経済新聞 2023年12月9日

今日(12月10日)も「10月下旬の」暖かさで、もはや「地球温暖化」を否定することも難しく「異常気象」が平年になるのも時間の問題かと観念しつつある昨今。猛暑が続かないことを想像する方が難しく、コメ以外にも様々な作物で「本場」が移動したり、それを見込んだコンサル業が注目されるかも知れませんね。あとはいつまで「冬のオリンピック」もいつまで開催できるのかとか、これまで論じられてきた「ナントカ年問題」は現在の延長にある未来を前提としてきましたが、そもそもの前提が大きく狂いそうで怖くなってきました

法案づくり、AIが支援 デジタル庁、来年度にも導入

デジタル庁は法律をつくる際に必要な文章を自動で作成するシステムを2024年度にも導入する。人工知能(AI)などを活用し、法律の改正案づくりの一部で職員による手入力を省く。膨大な量の紙の印刷や読み合わせといった官僚の事務作業、文章のミスの削減につなげる

日本経済新聞 2023年12月9日

この類で怖いのは「これまで人力で無理やり仕上げてきた業務を『AI』で省力化」の「AI」の部分に対する理解が全くないと言うか、そこをブラックボックス化させ「AIだからできる」で何となく納得させているところで、記事に紹介される「法律の改正案づくりの一部」といっても、人力で作成された法案の新旧対照表でミスがないことをAIを使って検証させるって程度で、出来る事を聞いてしまうと「なんだかなぁ」って気もするし、逆に身近に感じたり「これじゃ仕事を奪われることはないわ」と安堵してみたり。とにかく「AIで改善」とか聞いただけで思考を停止させ分かったつもりになるのは宜しくないと思いますよ

浮世亭から

とりあえず1か月続けてみました「マガジンガーZ」
前回は「医療」とテーマを絞って、だから記事も向こうから飛び込んでくる感じがあって勢いよくスクラップ出来ていたのですが、今回はまだ「何がテーマなん?」って自分に聞いている感じで
それはフォローやスキの数にも表れていて、「読者になる手間」を考えるとメルマガの方が圧倒的に面倒だと思うのですが、今回のマガはまだ勢いがないというか
マガジンガーの「軸」が見つかるまで、もう暫くお付き合いいただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします

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