見出し画像

シティリーグ長久手準優勝ポノタミクスジラサン~夜の踊り子たち~の解説

こんにちは、今回は11/3に愛知県長久手宝島のシティリーグシーズン1で準優勝したジラーチサンダーデッキ、ポノタミクスジラサン~夜の踊り子たち~についてお話していこうと思います。
ジラサンは、いわゆる三神系のデッキにたいして絶望的に不利だという印象が強く、もはやこの環境で勝つのは難しいのでは?と思う人が多いと思います。今大会で私が負けたのは優勝者の三神シルヴァディのみだったので、確かに三神系のデッキに有利なデッキではないのかもしれないですが、先攻をとれば三神系(構築にもよるけど)も5割ぐらいは勝てそう?とも思っています。
尚、この記事は実際のデッキレシピ等を有料にて公開します。有料にする理由としては、有料にしてこのデッキを知る・意識する人が限定されるからこそコンセプトが生きてくると思ったからです。

まずお話の前に、入賞できたのはひとえに一緒に練習してくれたり、一緒に考察してくれたりした方たちのおかげだと思っています。この場をお借りしてお礼申し上げます。

本題に入る前に・・・


私とジラサン

あまり印象深い結果を残せてはいないのですが、2019シーズンで私の合計CSP495ポイントのうち、205ポイント(トレーナーズリーグのポイントを除く)は基本エネルギー型のジラサンを使って稼ぎました。自分でいうのもなんですが、ジラサンデッキの練度は普通の人よりもやや上のほうだと思っています。
私は上から殴ってマウントをとっていくデッキを強く好む傾向にあるのですが、ジラサンは上から殴っていくデッキというよりは「相手の勝ちの芽をちょっとずつ摘んでいくデッキ」だと思っています。上から殴っていくデッキみたいに圧倒的な強さを見せつけて相手に勝利する感じではないですがリソースを管理して、しかるべきタイミングで有効なカードを使っていき、相手の勝ちの芽を摘んだら紙一重で勝利。
また、たねポケモンがエネルギー一枚で80ダメージという破格のダメージを出していくという速攻性もあり、相手の手札事故を見逃さない。そんな感じのイメージが私の中ではあります。
今回のシティで使ったジラサンはジラサンの強みを生かしつつ、プラスαで対戦相手が想定していなかったカードをしかるべきタイミングで使い勝利するデッキになりました。たね明かしすると、なーんだ(笑)ってなるかもしれないけど、このカードを使われると思われなかった、そもそもジラサンはジラサンでも別のデッキコンセプトだと思った、というような初見殺しのデッキでもあったのでここまで勝ちを積み上げることができた気がします。


ところでポノタミクスって何?

ポノタミたちでいろいろ検討したデッキのことをポノタミクスと呼んでいます。まぁ、アベノミクスみたいなやつです。今回のジラサンは三神さえどうにかなればジラサン強くないか?という考えから何種類かのジラサンデッキを試し、共に練習をしていたちゅーやんさんが組んだジラサンのタイプが環境で勝ち残る答えになりうると考え、細かなデッキ配分を試行錯誤して完成。練習していたメンバー5人のうち2人が当日使用しました。

で、ポノタミって何?


ポケモンカードの民のこと、略してポノタミ。
同じくポノタミとして一緒に練習してきた、りもこんてんこもりさんは同じく愛知長久手宝島のシティリーグでベスト3に入賞しています。自身のユーチューブアカウントで今回のデッキ解説もしております。チャンネル登録お勧め。

では本題

勝ちやすいデッキ選択


大会で勝ち残るデッキ、強いデッキを組んでも10人が10人すべて大会で勝ち残るとは思いませんが、勝ち残るデッキに関して法則があると思っています。個人的に思うのが以下の通りです。
・使用率の高いデッキに対して強く出ることができるデッキ
使用率が高いということはマッチングする可能性も高まります。故にTiar1できればTiar2ぐらいまでのデッキに対して強く出ることができるデッキを選べばその分勝率も高いと思われます。
愛知長久手のシティリーグではカラマネロ系のデッキ、レシリザ、ジラサンピカゼク、三神系を使用する人が多いと思っていたのでこの4種には有利をとれるようにしようと考えました。

・たねポケモン主体で構成されたデッキ
たねポケモン主体で構成されたデッキは事故率が少ないと個人的に考えています。
リンクは載せませんが、ポケカ公式チャンネルでカイリュー新海さんが分析されていたチャンピオンズリーグ東京の内容の動画を一度見ることをお勧めします。
動画では、各デッキごとに突破率というかたちで勝ち残った割合を挙げています。このデータを各デッキではなくて進化ポケモンで構成されたデッキとたねポケモンで構成されたデッキで見ると進化ポケモンで構成されたデッキは突破率が低いことが見えてきます。
これが進化デッキ故の事故率の高さ故なのかは定かではありませんが、たねポケモン主体で構成されたデッキのほうが終盤まで勝ち残っている印象は受けます。

相手の手札に干渉するデッキ、手札干渉されてもリカバリーのきくデッキ
シティリーグシーズン1前半で上位入賞したデッキを見ていくと相手の手札に干渉するギミックを備えたデッキが散見されました。LOデッキの登場により手札どころか山札まで干渉されるありさま。。相手のコンセプト通りに立ち回りにくくする要素は有利不利をも覆す強さを持っていると思いました。
また、手札干渉されてもリカバリーがきくようにオドリドリGXやヤレユータンなどを入れたデッキも上位にいました。
今回使用したジラサンは、従来の通り、ジラーチの特性を使うほかにオドリドリGXのたむけのまいを踊って踊って踊りまくり、引いて引いて引きまくるデッキにしました。

画像2


オドリドリの特性がとにかく強かったです。まぎれもなくポノタミクスジラサン~夜の踊り子たち~メインの踊り子です。。

以下は有料にて公開いたします。
金額の割には内容が薄いと思いますし、拙い文章で見苦しく感じるかもしれませんが、今後シティリーグを控えている方、スタンダードレギュレーションルールが変わるまでジラサンを使い続けたいジラサン使い、いわゆるジラサーの方、ぜひこの後の内容も見ていただけたらと思います。

ざっくりとしたデッキ解説

ここから先は

1,875字 / 1画像

¥ 300

記事を読んで頂きありがとうございました。WCS出場に向けて日々頑張っておりますが、大会参加には高額な渡航費、資金がかかる為、もしも今後の私の今後の活躍を応援をして頂ける方がいらっしゃいましたら、サポートという形でお力添えして頂けると大変励みになります。よろしくお願いいたします。