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note処女 喪失の記

『あなたを待って三年三月』という歌があったような気がするが、私がnoteの存在を知ったのも、ちょうどそれくらい前だ。早く始めたかったが、メカ音痴というかPC難民というのか、なかなか手が付かなかった。困り果てて路頭に迷っていたら、近くに福の神がいるのに気づいた。記者の仕事で知り合った、息子ほど年少の友人、H氏である。この人、パソコンの扱いに滅法、詳しい。返す刀でバイクにも造詣が深い。
H氏の献身的なお世話によって、なんとかこうしてスタートラインに立つことができた。世の中で「持つべき友人」として医者と弁護士と○○などの言い回しがあるが(私には医者も弁護士も友人にいない)、私は○○にPCインストラクターを入れるべきだろう。
新聞記者の真似事をしていると、パソコンの扱いにも習熟していると思われがちだが、そうでもないのだ。特に私は「そうでもない」の極北に位置する人間です。
拙宅へ現地指導に来てくれた奇特なH氏には、20年以上も前に使っていた、バイクのタンクに取り付けるマグネット式のバッグを、恐る恐る進呈した。広い心で、笑って受け取ってくれた。お礼の品までガラパゴス的な私。

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