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マジックアワー

配給を始めて今年が15周年です。2012年イラン映画『別離』が大ヒット。昨年は『嵐電』が話題を呼びました。差別や迫害を憎みマイノリティや弱者に寄り添う映画を中心に邦・洋問わず配給しています。東京国際映画祭2019グランプリのデンマーク映画『わたしの叔父さん』を年末公開予定。

今回のラインナップは、ここ7~8年間に世界の映画祭を席巻した傑作10本です。ベルリン映画祭金熊賞『私の、息子』、怪物ラブ・ディアス監督のベネチア映画祭金獅子賞『立ち去った女』、カンヌ映画祭ある視点部門審査員賞『フレンチアルプスで起きたこと』&『灼熱』など世界三大映画祭の受賞作が6本含まれています。近年次々と秀作を生み出している人口わずか36万人の小さい島国アイスランドからは『馬々と人間たち』『ハートストーン』『好きにならずにいられない』の胸に迫る異色作3本。また、中国の廃れゆく少数民族ユグル族の幼い兄弟の旅を描いた『僕たちの家に帰ろう』、チリの独裁政権を広告の力で打倒した実話の映画化『NO』、アメリカの差別と暗殺の歴史を綴った衝撃のドキュメンタリー『私はあなたのニグロではない』の3作は、ヘイトが日常に溢れてしまった今の日本だからこそ観られるべき映画です。リューベン・オストルンドやパブロ・ララインなど日本では知られていなかった監督たちの出世作や代表作をご覧になり、ぜひ“マジックアワー_魔法の時間_”をお過ごしくださいませ。

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マジックアワー〈見放題配信パック〉

『馬々と人間たち』ベネディクト・エルリングソン監督
『私の、息子』カリン・ペーター・ネッツアー監督
『フレンチアルプスで起きたこと』リューベン・オストルンド監督
『好きにならずにいられない』ダーグル・カウリ監督
『灼熱』ダリボル・マタニッチ監督
『立ち去った女』ラヴ・ディアス監督
『私はあなたのニグロではない』ラウル・ペック監督
『NO』パブロ・ラライン監督
『僕たちの家(うち)に帰ろう』リー・ルイジュン監督
『ハートストーン』グズムンドゥル・アルナル・グズムンドソン監督

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