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【レイキの教義五戒 ⑤感謝して】


前回は教義五戒のうち「心配すな」についての解釈として



「未来へのコントロールを手放し、今を生きる」


ということをお伝えしました。


今回も引き続き、教義五戒のお話をしていきます😊


【まずはおさらい】


教義五戒とは「生き方そのものを変えるための非常に有効な指針」として、日本伝統式レイキに携わる人々が守り、実践してきた教えとなります。

その内容は


「招福の秘法 万病の霊薬」

今日だけは
怒るな
心配すな
感謝して
業を励め
人に親切に


となります。この一つひとつを細かく見ていきましょう✨


【湧き上がる気持ち】


感謝は、「ありがたい」と感じた時に湧き上がる気持ちです。

今現在与えられているもの意識を向けたときに初めて感謝を感じられる、ということですね😊


怒りに囚われ過去の出来事に心の焦点が合わさっていたり、
まだ起きていない未来のことを心配してオロオロしたり。

『今ここ』に生きていない時には、例えば目の前に出された食事に「作ってくれた人への感謝」が感じられなかったり、食材を育んだ大地や太陽、水の恵みも全て意識の外に置かれてしまいます😔

このような心境の時に「生かされている喜び」など感じようがないのです。


【感謝が健康を促す】


人が感謝しようと思えば、意識を『今ここ』に戻す必要があります。


「ありがたいなぁ」と、目の前の何かに対して心からそう思えた時、初めて深い呼吸ができます。

すると首や肩から力が抜け、呼吸のペースが落ち着いてくると心音も音付きを取り戻します。

リラックスすれば脳波はより良い状態となり頭にのぼっていた血や気は下腹の方へ降りていきます。「頭寒足熱」と言われるような、代謝が上がり自律神経が活発になる健康な状態に戻っていくのです☺️


【幻から抜け出し今を生きる】


過去という幻が生み出す「怒り」と、未来という幻が生み出す「心配」。

どちらからも解放されて、ゆったりとした平穏に包まれる自分を取り戻してみてください✨


身につけているもの、手にしているもの。
それら全ては最初から自分のものではなく、自分以外の誰かが作ったもの。


着る物、食べ物、そして身体さえも。


全ては「つながり」によって生み出されて届けられたものであり、この真の意味に気づいた人だけが


「生かされている。ただそれだけのこと」


に感謝の涙を流せるのかもしれませんね🥹


謙虚さが深まるほどに利己的な思いは形をひそめ、広い意味で「宇宙の平和」と同調できるのです。その結果、心身は調和を取り戻し、健康でいられます。


つまり「感謝して」とは「今ここにある、それだけのことへ感謝せよ」という意味なのだと言えますね。

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