～とうとうZV-1を手に入れました　その２～

あこがれの高画質映像を手に入れました！

この高画質カメラZV-1は素晴らしい買い物でした。まず、カメラにトランプカードを近づけるとほんの一瞬で焦点を合わせてくれます。カードのデザインがくっきりと映った時は本当にうれしかったですし、照明をガンガン当てている自分の顔がそのしわやボコボコなおじさん肌までくっきり写りだしたときは本当に悲しかったです。（あぁ老いって残酷）また自動露光の精度なのかスピードなのかカメラ技術の話は分からないのですが、「１１」でお話した白いマットでなく赤いマットでも色の変化が少なく、ストレスのない映像を得ることができました。お陰で白いマットが不要になってしまいます。

早速その日に予定されてたマジシャン同士のZOOM飲み会で使ってみると、自分だけが悪目立ちするほどの美しい映像。世間で「ZOOMするならお化粧するより高画質カメラと照明にこだわれ」と言われるゆえんが良くわかります。

突然映らなくなる？

ところがです。翌日のオンラインマジックショーではこのカメラ、とんでもない大失態をしてくれます。その日は16人もの方に参加いただけたのですが全員が集まるまでに時間がかかります。30分ほどのおしゃべりしたあと、全員集まったので、さあここからマジックショースタートですというタイミングで突然ZV-1の映像が全く映らなくなりました。なにー？？？

もうパニックでしたね。16人もの温かいお客様たちのお陰で、3分ほどでカメラを切り替えたものの、OBSの映像をサイズ調整しながら配信するというとんでもない放送事故状態。その日は全く原因がわからなかったのです。なぜかというとその時はカメラがこちらに訴えていたとある表示を見逃していたから。

何が起きてるの？

恐ろしいことにさらに翌日にも同じことが起こりました。マジックでもなんでもそうですが、失敗した時、原因がわからないのに続けてしまうと同じ失敗を繰り返すものです。幸いにも二度目のこの日は失敗の原因をしっかり知ることができました。私は配信中にカメラが突然「現在撮影できません」と表示をしてプツンと映像が途切れたのをしっかり見たのです。つまりこれはカメラそのものが何かの事情で自動的に映像を切ったということ。パソコンやケーブルや配信方法にではなくカメラに問題があるということ。そこでカメラが自動的に映像を停止する原因を調べると、まもなく知ることができました。

自動電源OFF機能ですって？

高性能のカメラには使っているうちに熱を帯びてきて電子部品に不具合が出てしまわないよう、カメラ本体がある高温度になると自動的に電源を落とす機能が備わっているというのです。これを通称「熱落ち」いうのだそうで、冬場暖房を聞かせた部屋で配信しているとよくあるのだとか。熱落ちと検索すれば対策もすぐにわかりますが、一番はこの記事。公式の方法というか説明書きです。読んどけよ。

後の記事「オンラインでまじっくしょーするぞ２０」でしっかりご紹介しますが、とりあえずここではZV-1カメラの自動電源OFFの設定温度を【高】にすることだけはやっておくべきですね。