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商業不動産の展望

5年しかいなかったので多くを語れませんが、
過去商業不動産業に従事していました

大好きで今でも月1回はMOPかPOかAEONなど商業施設に必ず行っています

デベロッパーとしては、集客が強みでテナント様(多くの場合はブランドにらなっている衣料品や家具の企業様)と一緒に作り上げていきます

基本的なビジネスモデルは各店舗様の売上金を日々でお預かりし、賃料や光熱費、備品のレンタル費を控除して月に何度か精算をしてテナントとなっている企業様に振込する形です

賃料は最低保証と言われる基本賃料と歩合と呼ばれる売上に応じた賃料の2種類が主なものです
ご存知の通り、集客を一定保証する代わりに賃料をいただきますが、基本的には売上金を先にお預かりするので貸し倒れにくいという性質があります

今はAIの時代ですので、お客様がどのように回遊し、どれくらいの滞在するのかもおそらくわかり、どんなジャンルのテナント様をどう誘致すると売上が最大化するのか恐らく分かるのではないかと想像します(実際にどうなっているかは分かりませんが、専業でやられているのでそれくらいは検討あると思われます)
主要企業だけでも各社コンセプトが異なり、地元密着、駅中、駅前など近場で日常生活の充実、郊外で異空間の演出などさまざまあり競合はあれど棲み分けもあります

業界の今後の展望ですが、少子高齢化人口減少はあります。一方で、インバウンドの取り組み、むしろアウトバウンドの動きもありえます
個人の意見としての意見は、やはりこの分野でのCSはコンセプトにフィットする以外に
①商品の出会いとプライスへの感動
②接客の素晴らしさによるもの
この2つに尽きると思っています

体験によるコト消費が付加価値なのでそのノウハウをインフラとして輸出するのが良いと思います
今は少々円安という展開ですが、金利が上がれば円が戻ってくるとも思います

その時に為替を抜きに闘えるたくましい企業がどんどん出てきてほしいと願っています

商業施設の魅力は他の方もnoteにも出てきていますが、ご参考になれば幸いです

※勿論国内を盛り上げようとされているデベロッパーさんもいまして、それを否定するものではありませんし、その恩恵を自身充分受けており敬意もあります。
今回の記事はあくまでも一側面として捉えていたまけますと幸いです

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