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リアル×e-sports

この文章の要点
・e-sportsはオンラインで行うはずなのに、リアルに固執している部分がある
・e-sportsが本当の意味でオンラインになるのであれば、もっと多くの人が気軽に楽しめるようになるのではないか

e-sportsのリアルって?

〇〇×e-sportsの第一弾として、リアルを考えてみる。
note上の記事でも、e-sports大会を開催した、〇〇の大会を見てきた、などの記事が目につく。私はe-sportsの大会の観戦等はしたことがないが、一つだけ疑問があり、「e-sportsの大会を見に行く」という部分である。

e-sportsとはオンライン上でのsportsであり、本質的に言えば世界中どこでも誰とでもプレイをすることができる。しかしながら、実際はアリーナのような会場にe-sportsを行うための機材を設営し、競技者が対面した形で大会が開催されているのである。もちろん、それは通信上の問題や機材環境に差が出ないようにするためであるが、e-sportsの大会を行う上で、本当は何か我慢していないだろうか

望むべきe-sportsの大会とは

前の記事でSociety5.0について述べたが、課題解決ではなく人中心のあるべき社会の形から物事を捉えたときに、仕方ないから現地に赴いて大会に参加する、ということは正しいことなのだろうか。プレイしやすい環境で、誰がどのような形でもアクセスできること、それこそがe-sportsの醍醐味であり、e-sportsの大会の形ではないのだろうか

また、今のゲーム上では対戦機能がゲームそのものに備わっているが、通信規格やその他もろもろを一意に設計し、ある種のプラットフォーム上で管理するような、e-sportsの大会を行うためのバトルフィールドのような電子空間が存在しても良いのではないだろうか。
そのバトルフィールドでは、日夜さまざまなゲームの大会が開催され、またそれらを自由に観戦することができる。大会の運営から賞品の設定まで自由に行える。こんなe-sportsの大会があったら、今よりもe-sportsは盛り上がり、多くの人の目に触れるのではないかと考える。

e-sportsバトルフィールドを構成する技術と要素

これらを実現するためには、今よりもはるかに高度な通信技術が必要になるかもしれない。あるいは通信速度を一定に保ち、ある程度のスペックを頭から押さえつけるような仕組みが必要かもしれない。いずれにせよ、これらのアーキテクチャを本気で考え、実現に向けて多くの人たちが関わりあうことが大事になってくるかもしれない。
この中で多くのゲームができることが、e-sportsの次のステップに繋がるのではないのだろうか。

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