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【感想】メトロ エクソダス

ネタバレを含みますのでお気をつけください。

メトロシリーズとは

メトロエクソダスはメトロと呼ばれるシリーズの3作目にあたります。メトロの原作はメトロ2033というロシアの小説です。
「世界は核の炎に包まれた」ではありませんが、2013年、モスクワをはじめとした全世界に核爆弾が投下され、それにより地上は核の冬が到来。残留放射線により地上での生存は不可能となり、わずかに残された人類はメトロでの生活を余儀なくされます。しかしながら、メトロの中は決して安寧の地ではなく、人々との争いや放射線により変異したミュータントからの襲撃に怯え、死を待つために生きている。そんな中、とある任務を託された1人の青年が、人類の存亡をかけた決断を下すまでの物語になります。

ゲーム性

ラストオブアスのようなサバイバルホラーというと分かりやすいでしょうか。地上では放射線によって変異した謎の生命体ミュータントや、敵対勢力となる生存者、更には放射線の恐怖に苛まれます。ミュータントや敵から逃れるために息を殺し潜むものの、放射線レベルが高いエリアではガスマスクのフィルターの有効時間内でしか活動が出来ず、敵に追われる恐怖と放射線による消耗が焦りを感じさせます。
では地下が過ごしやすいかというとそんなことはなく、蜘蛛やら訳の分からない粘性の化け物が影から襲いかかってくる、弾薬も限られる中真っ暗で前も見えない。更にはやはり地下にも放射線が堆積し、ガイガーカウンターを唸らせる。もはや人類に安寧の地はないことを悟らされます。

プレイした感想

序盤から衝撃の展開でした。地下の陰鬱とした世界から、まさかこんな広い世界で旅が出来るなんて思ってもいませんでしたから。 一方で、終盤に向けて暗くなるストーリー、メトロお馴染みの地下空間が待っていたりと、最後はメトロの恐怖をよく思い出しました。
シリーズ3作目ということでなかなか手が出しづらい作品ではありますが、シリーズを通して色々なものを考えさせられる作品なので、是非一度手にとって見ていただけたらなと思います。

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