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【梅雨の次は夏の準備を!】

こんにちは、今日は少し暑さが治まりましたが
来週また35度前後の日々が続くようですので、
熱中症や体がバテない対策をしたいですね。

梅雨はすっきりあけていませんが、
梅雨の次に待っている灼熱の太陽にむけて、今から夏の対策をしたいですね。

夏は「陽気」がぐんぐん頂点に向かいMAXになる時期で、
冬に向けて、体の「陽」をため込む時期でもあります。

「陽」を蓄えた体は、いつもより熱しやすく冷めにくいので冷え性を持っている方も、布団から足を出したくなったりするかもしれません。

汗もかく時期なので、汗と一緒に出てしまう「気」を補う事も大切。

冷房で冷える体を温める対策も必要、、、

ではどうしたらいいのよ~と思ってしまいますよね。

そんな時は以下2つを気にしてみて下さい。

1,「心」を養生する
夏は「血(けつ)」の巡りが盛んになるため、
五臓でいう「心(しん)」が活発に働きますが、その分、心にかかる負担も大きくなり動悸や息切れ、不整脈、疲労感といった不調が起こりやすくなります。
また、暑さで大量の汗をかくと、体内の「水(すい)」や「気」を消耗してしまい、
体の中の血が濃縮してドロドロ血になったり、エネルギー不足から心の疲労を招いたりすることも。

心の働きが弱くなると、眠りが浅くなったり、寝つきが悪くなったり
意識がもうろうとして頭がぼーっとするといった症状が現れることもあり、生活習慣病がある方は特に注意したいです。

そんな「心」を労わるのは
蓮の実。蓮の実は生薬では「蓮子(れんし)」と言って、心の影響での不眠や精神安定に優れた効果を発揮します。

乾燥した食材を売っているのですが、身近でなかなか手に入らない場合は
玄米、小麦、ナツメ、青梗菜、あさり、いわし、牡蠣、紅茶、緑茶、ジャスミン茶、ウーロン茶などもおススメです。

2,暑邪、湿邪(しょじゃ、しつじゃ)対策
もう一つ、夏を元気に過ごすためには、
体内の「熱」と「湿」を取り除くことも大切。
身体にこもった過剰な熱は、熱中症などの原因となるだけでなく、

イライラや不眠を招く要因となります。
そうなると、体力や精神を消耗し、疲労やだるさに悩まされることになるかも、、、
また、身体に湿がたまると湿気に弱い「脾(ひ)」の働きが低下するため、食べたものを効率的に栄養に換える機能も弱まり、夏バテの原因になります。
顔や舌が赤くなる、口が渇く、胸の不快感、眠れないなどは暑邪が
皮膚の赤い発疹、下痢、軟便、体が重だるい、むくむなどの症状は湿邪の影響を受けていますので、
暑さの厳しい夏は食事が偏りがちになりますが、

バランスや体調に配慮して十分に栄養を摂ることが大切です。
「手作りウィダーインゼリー」と言える「おかゆ」の中に
体の熱を冷ます効果のある、トマトやニガウリ
体の水分を排尿で調整するトウモロコシやハトムギを入れて食べるのも一案ですね。

おかゆのレシピが豊富なサイトがありましたので、参考に貼っておきますね。

先程出てきた蓮子のおかゆもありますよ

夏の夜はどうしても寝るのが遅くなったり、暑いのでシャワーで済ましたり夜アイスを食べてしまったりと、いつもの生活ペースが崩れやすい時期。

そんな時期だからこそ、上手な水分補給も心がけながら、積極的な養生で夏に負けない体を作っていきましょう!

今日も素敵な一日をお過ごしください。


「蓮子」の写真です

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