言葉の木🌱みゆきmagu

わたしへの詩 詩日記

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わたしへの詩 詩日記

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  • 声が色になるまで

    つたないですが モヤモヤとした思いの結晶です みんなのフォトギャラリーから見出し画像に使わせていただきました 灰色・ほんとうの望み・底・決心・悲哀・心

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無垢

子どもを育てていると すごいことに気づく 赤ちゃんは本当に無垢で 言葉を覚えはじめた子も 善と悪の判断をしない 大人が親が繰り返し教え込むことで やっていいことと いけないことを 判断しはじめる 時間の概念もなく きのうと明日はない 今日があるだけ 何日前を分かりはじめるのも 私の子どもは5、6歳 過ぎた日は全部きのう でもその考えは とても素晴らしいなと思った私は 大人の都合で 時間の概念を教えることに 枠にはめてしまう気がして 罪深

    • 昼と夜 光と闇

      娘と大好きな浜辺に行った 波打ち際を裸足で歩いた 水は冷たかったけど気持ちよかった 海に行くと楽しそう 貝殻拾っていつまでも遊べそう 前に拾ってきたコレクションの瓶に また増えていくね 天気も良くて気持ちよかったね 夜はお勉強 少し世界の見方がわかった 基本的なことを知ると なんで今 世界はこんなに生きづらくなってるか わかった感じがした わたしの自信のなささえ 気にしなくていいんだ わたしは母に復讐をしてたんだなって わたしが結婚して 土

      • 彩り

        眠る前に いい日だったと 思える幸せ 家族で一緒に食事して 少しブラブラお店を覗いたり イルミネーションの夜道 コーヒーショップの心地いい椅子 ちょっとしたアクシデントで気付く 娘の頼もしいやさしさ 日常の中のささやかな彩り 宝物になっていく思い出

        • 朝の祈り

          調子いいと歩きたくなる 去年の今頃から始めた 早朝の散歩 夜明け前の暗い中を歩くのが好き きのう少し遅く出て 辺りが白んできた頃歩き出して なんか違うなと 今朝歩いてみて再確認した 暗いうちに歩き出して 明るくなるなっていくところを 歩くのが好きだったんだと 美しい世界 ひたむきな命が好きだ 何も飾ろうとしない そのものの美しさが見たい そこにその命の真実が あると思うから 自然はやっぱり美しいよ ずっとそこにいてくれてありがとう どうか

        マガジン

        • 声が色になるまで
          6本
          ¥600

        記事

          わたしの庭

          久々の晴れ ここのところ片付けに精が出ていて 今日も引っ越し先の家へと 積めた段ボールを運んでいる せっかくの晴れなので たぶん3月頃に 植えた枇杷の苗の辺りに 生い茂った草を刈り取ろうと 鎌やら鍬やらで休み休みしていく 水仙やニンニクやら よく分からない草が 枇杷の側までせまって気になっていた 埋まった球根を鍬で掘り起こす感覚が 芋掘りみたいで楽しい でもすぐヘタる ニンニク臭が蔓延して なかなかのマゾい状況だけど 何人か手伝ってもらえて

          心動

          最近は時間配分が下手だからか 睡眠時間が少ない 0時になっても まだ寝られない やりたいことが終わってないから 前頭葉辺りが眠くて少し痛い 言葉選びもズレはじめてきた だけどそれでいい 去年から全然片付けられなかったのに 3日ほど前から体が動き始めた スイッチが入ったみたいに 腑に落ちた感じ 心が納得すると こんなにスイスイ動き始めるんだ 明日も続いているといい 行けるとこまで行こう

          わたしへの祈り

          やっぱり 本気で祈ろうとおもう 大事なのは祈り 祈る前の心持ち 祈りたいと思う心 願いが叶うために祈るんじゃなくて もう自分は叶っているとしたら 何を祈るか 恵まれていることの感謝 気付かずに 見ないフリをしてきて 傷つけている存在への謝罪 因果を受け入れたい わたしのものはわたしへと 廻りますように 良いとか悪いとかじゃない どの位置から見ているかなだけだから 同じものを見ている どの場所から見ているかだけ わたしが見つめた向こうから

          日曜日

          水を得た魚 くるくる回りながら嬉しそう いつの間にかわたしまで嬉しくなって 思いついて動いたことが 喜びへ繋がった 1日の終わりに 世の中のトピックを見て 沈みがちなニュースを知っても それでも今日は楽しく過ごせたと いい日だったと 湧き上がる声が聴こえる 子どもの小さな望みを 叶えてあげられたこと それが何より誇らしい幸せでした

          慈雨

          子どもの笑い声が部屋に響く 外は時折り激しい雨風が吹く 雨音の歌 霧雨の夜 白く舞い上がる霧雲 もの悲しく伝っていく 想いも感情も 雨のように落ちていく 静かに  静かに 土に吸い込まれていく 深く意識に沁みていく こういう雨も嫌いじゃない

          海風

          波間をじっと見ていた 何も出てこなくなった頭 人気もないだだっ広い駐車場 動画を見るでもなくかけて 聴きながら 少し可笑しくなったり 海を見てたり 少しの間 それが何になるかも 分からない 喜びでも悲しみでもない 何となく過ごしただけの 思い出という アルバムにも残らない 薄い時間 だけど本当は 切実に求めている どこかに

          昨日と今日を繋げない

          寝る前に 明日はこうしようと 組み立てるように想像して 目覚めると 別のことをしている 出かけようと思っていたけど 家にいる 何度もやっぱり行こうかなと 込み上げて来るけど 何かに引き留められるように いや ただの気のせい 子どもがいつもより早く 家に帰ってきて 出かけてなくてよかった なんて納得したりして いないとダメってこともないんだけど

          昨日と今日を繋げない

          風の知らせ

          言葉が出ない もう探すのをやめて 目を閉じたら 何が見える 終わった先の 時代の向こうで 朝を待とうか

          空想

          灰色のもやが ずーっと広がっている 目を開けて ここじゃない世界に飛んで 自分のいなくなった場所で息をする そこだと勝手に体が動いて 好きなとこだけ見ていられる 自分がいないのに 幸せな安全な場所

          たまにはこんな詩を

          鼻の奥がぼーっとする だるい 動けない 動きたくもない そういう日が続いていく 何の意味も見出せず 1日が終わっていく そのくりかえし それでいい 不満はあっても 不足はない 茹でガエル

          たまにはこんな詩を

          設定

          足りないと 出来ないどうしようって思っていた 次で最後 もう後がないって 思った瞬間 もう出来てる最高って 思って同じことをした 気持ちいい 出来てるって 言葉にして思ったら そうなった 自分で自分を気持ちよくできた 今は何もブロックはない 過去と未来にあるだけ 今はいつでも 何からも 自由でいていい ああ最っ高 今に戻ってくるって こういうことだったのか

          信仰という名の光

          真っ暗な道 遠くに光る灯りがひとつ あの光に向かって行けば 道しるべのように求めて 歩んだ 顔を上げて 光だけをみて 気付くまでは あの光は 何かを語ったろうか ただそこで輝いていただけでは? 己の光をただ発していただけで わたしを呼んでいただろうか 呼ばれたと望んだのはわたしの心 今気づいたのは あの光は わたしにも灯りはあると 自らの光で照らして 歩けばいいと 体現していたんじゃないか 暗くて光が見えたから そこへ向かっていたけれど