Ubie株式会社に入社しました

はじめまして、Ubie(ユビー)株式会社でソフトウェアエンジニアをしている@maguhiroです。

8年半ほど在籍した株式会社カカクコム(以下、カカクコム)を退職し、2020年9月にUbieへ入社しました。4ヶ月が経過して色々見えてきたので、振り返りも兼ねて入社エントリーを書いていこうと思います。

自己紹介

4児(0-5歳)の子育てをしながら働いている父親エンジニアです。
前職のカカクコムでは食べログのスマホアプリ開発(iOSメイン)を担当していました。2017年からはマネージャーをしながら、食べログiOSアプリのフルリプレース(フルSwift化)もやったりしてました。最後の1年間は食べログの新規事業開発(メインはiOSアプリ開発)をやっていました。

転職を考えた背景

キャリア
前職の8年半はほぼiOSアプリエンジニアとして働いていたため、スキルセットの偏りがありました。iOSアプリの開発は個人的にもとても楽しくやりがいがある一方で、5~10年後を見据えた際にこの技術1本で生きていけるのか?という漠然とした不安を常に持っていました。
リーダーやマネージメントの経験もあるので、そちらの方向にシフトしていくという選択肢もありました。ただ、自分自身も手を動かしながらプロダクトの成長に携わっていきたいという思いが個人的には強く、技術の幅を広げたいと考えるようになりました。
また、単純に8年半も同じ組織に所属していたのも理由の一つです。他の組織におけるプロダクト成長の過程・手法も学びたい。他の組織でどれだけ通用・貢献できるのかチャレンジしてみたい。そんな気持ちが日増しに強くなっていました。

家族
共働き家庭のため妻と分担の上で家事や子育てをし、効率よく仕事をする必要があります。さらに、子供とのコミュニケーションをしっかり取りたいとコロナ禍前から常に考えていました。
コロナ禍前は、定時の19時に退社しても家に着くのは20時を過ぎていました。そのため、子供と一緒に夕食を食べたり、お風呂に入ったりはできません。また採用面接にも関わっていたため、定時以降に面接が入れば起きている時間に帰ることすらできませんでした。
それが、コロナによって働き方は一変します。リモートワークになってから上記の問題は図らずも解決し、満足いく働き方ができるようになりました。
ただ、コロナ収束後に引き続きこういった働き方ができる保障は一切ありませんでした。そのため、コロナ禍前から働き方・働く場所への理解がある会社で働きたいという気持ちがより一層募っていきました。

Ubieに転職するまでの経緯

転職活動は2020年4月から始めました。
その時点でUbieは知っていたものの自分には縁のない企業として、選考を受ける対象には入れていませんでした。
Ubieのプロダクトには、その時点(現状も)でiOSアプリで展開しているものがありません。iOSアプリエンジニアとしてキャリアを積んできた自分はスキル的にミスマッチで採用されないだろうと考えたからです。

転職活動の初期は、iOSアプリとしてプロダクト展開しつつバックエンドやフロントエンド開発にも関わることができ、コロナ禍前からリモートワークへの理解がある会社さんを中心に話を聞いていました。
そんな転職活動の真っ只中、元同僚の@shiraj_iさんからUbieの話聞いてみない?というお誘いが大きな分岐点となりました。
その時点で既に数社のお話は聞いたものの魅力的に感じた会社が1社しかなかったこと(比較対象となる会社も欲しかった)・元同僚の@kamina_zzzさんも在籍しており元同僚2人のSNSを見ていて単純に楽しそうだなと思ったこと・かねてより優秀なエンジニアとして知っていた@ngsw_taroさん、@sys1yagiさんのような方々と働けるチャンスもあること。こうした複数の理由から、話を聞いてみることにしました。

今回の転職で叶えたいことをUbieのカジュアル面談で話したところ、それに合わせて選考の面接官を調整してくれて感激しました。子育て世代・フルリモートワーカー・Androidアプリエンジニアから転職された方が選考をしてくれたので、逆質問の時間に細かく確認できました。
選考の早いタイミングから親和性の確認や不安の解消ができ、志望度が高まりました。

医療ドメイン知識が一切ない状態で活躍できるのかという不安は払拭できなかったものの、医療事業・ビジョン・ミッションへの強い共感から入社を決意しました。
たとえば、ビジョンであるHello, healthy world.では【生まれた地域や貧富の格差が生死を分かつことがあってはならない。】と謳っています。これは世界を視野に入れて掲げていますが、過疎化が進んでいる地方出身の自分にとって非常に魅力的でした。人口減少に伴い病院が減っていく一方で高齢化によって通院ニーズは増していく。通院するには都市部の病院までいく必要があるが交通インフラも年々酷くなり、高齢者の方々は自家用車で1時間以上かけて移動しなければならない現実を知っています。

また、祖母や友達の死、父親の大病・手術、子どもたちの通院・入院といった出来事を通して健康の大切さを痛感していました。元気でいるからこそ、好きなことをしたり、好きなものを食べたりできるのだとつくづく思います。
ミッションであるテクノロジーで人々を適切な医療に案内するを通じて、場所や時間を問わず誰でも適切な医療を受けられ、健康に過ごせる時間を最大化できることに貢献したいと思いました。

Ubieに入社してみて

不安に感じていた点・印象深いポイントを絞って記載してみます。

【医療ドメイン知識が一切無い状態で活躍できるのか】という入社前の不安
これに関しては一切問題ありませんでした。
社内には医師メンバーや医療業界出身のBizDevメンバーが在籍し、医療ドメインに精通しているメンバーも多いです。
心理的なハードルも非常に低く、分からないことはメンターに限らず気軽に聞ける文化で、とてもキャッチアップしやすかったです。
情報へのアクセシビリティも高く、情報透明化プロジェクトチームの検討・整理によって必要なものに辿りやすくなっています。医療業界の社内勉強会動画など、キャッチアップするためのコンテンツも充実していました。

評価制度なし&会社成長連動報酬
今まで、評価する側も経験してきました。前期の自分の評価・メンバーの評価をまとめ、今期の自分の目標を作り、メンバーの今期目標フィードバックをしていると一月過ぎているなんてことがざらにありました。
その時間を丸ごとプロダクト成長のための検証・開発に注力できる現在の環境は、自分にとってとても居心地がよいです。
評価がない代わりに全メンバーが一丸となって全社目標の達成に向かって取り組み、それに応じて全員昇給する仕組みはシンプルながら、個別最適を防ぐのにうってつけだとも思います。
カルチャーガイドにも評価なし & 会社成長連動報酬の記載があるのでご覧ください。

採用活動
採用活動には入社してまもない頃から関わってきました。たとえば、カジュアル面談は入社して2週間後、採用面談には1ヶ月半後から関わっています。入社してすぐには「そんな無茶な」という思いもあり不安がありました。
しかしながら、Ubieの人材要件「Ubieness(ユビネス)」を見極めるポイントや質問例、模擬面談動画があります。それらのコンテンツを利用して新メンバーでも面談の流れをキャッチアップすることができます。また、各選考面談は録画させて頂いており、実践的な面談の流れも把握できます。
選考面談動画は、二次選考以降の担当者が事前インプットする目的でも利用しております。事前インプットすることで前回の面談で聞き足りない点・深堀りすべき点も整理でき、無駄のない面談ができるようになっています。

Ubieでやっていること

Ubie入社以降、toB向けのプロダクトであるAI問診ユビーの開発に携わっています。バックエンドはRuby on Rails / Kotlin + Spring Boot で、フロントエンドはTypeScript + React を利用して開発しています。

toB向けのプロダクトは医師向けのWebアプリと患者向けのWebアプリ(来院後に問診を行うタブレット向け・来院前に事前問診が行えるスマホ向けの2種類)から構成されています。
この4ヶ月間で各Webアプリの既存機能の改善・新機能の開発・問診項目の追加・リブランディングなど広範囲に開発させて頂きました。

今年からはtoB向けプロダクトのディスカバリースクラムチームで、新しい価値を提供できるよう日々新機能の仮説・開発・検証を行っています。

最後に

過去にはスマホアプリエンジニアの自分には縁のない会社・医療ドメイン知識がないのにやっていけるのか不安と思っていた時期もありました。
入社してみるとその考えは杞憂に終わりました。
日々新しい学びがあり、一緒に働くメンバーも優秀な方々なので、毎日楽しく・刺激的で自分自身の成長が実感できています。

もし過去の自分のように躊躇されている方がいれば、まずは気軽にカジュアル面談させて頂ければと思います。
気になる方はTwitterのDMでも下記採用ページからでも構いませんのでご連絡下さい!

また、以下の記事も読んで頂けると幸いです。

会社紹介資料
ソフトウェアエンジニア紹介資料
カルチャーガイド
Ubieメンバー記事一覧

この記事が参加している募集

入社エントリ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?