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B'zあるあるを1年間毎日つぶやいてみた話

2022年4月1日、今となっては何がきっかけだったのかわからないのですが、急に思い立ってこんなつぶやきをしました。

B'zファンとしては王道中の王道『178に反応しがち』というあるあるです。

『踊ってみた』くらいの軽いノリで始めたら、待っていたのは長く険しくも楽しい毎日でした。そんな1年間をざっくり振り返ってみたいと思います。

1日目~100日目

まずスマホのメモ帳に思いつく限りのあるあるを書き出すと、50個を超えていました。「とりあえず100日くらいは続きそうやな」と思ったのを覚えています。

自分で解説するのも変ですが、2日目もB'zファンなら誰もが納得するあるあるです。

こちらが50日目。ファン心理をくすぐりたいという欲求が見え隠れするあるあるです。

しばらくすると複数の同僚から「あれ大丈夫?」と聞かれるようになりました。てっきり仕事のことだと思って答えると「いや、B'zあるあるのことよ」と仕事以上に心配されることもしばしば。

初期の頃は「別に誰に頼まれたわけでもないし、ネタが切れたらやめたらいいや」と思っていました。

7月9日に100日目に到達。

「区切りのいいところはいい感じのことを言いたがりがち」

というのは「B'zあるあるあるある」です。

101日目~200日目

ストックしていたあるあるも徐々に減りだしたこの頃。目指したのはデビュー記念日の9月21日と稲葉さんの誕生日である9月23日でした。

正直、100日を超えてからは「あと250以上もあるのか…?」と途方に暮れましたが、このデビュー記念日の頃からB'zが35周年イヤーに突入し、リリース、ライブ、イベント…と情報量がどんどん増していきます。これはかなりありがたかったです。

これは『LIVE FREINDS』のパッケージ化が発表された日のあるあるです。

「日々発表されるニュースにのっかりがち」

これも後半の常套手段になっていきました。逆に「出たばかりの情報であるあるをつぶやきたい」という欲が強まった結果、予約投稿をすることをやめました。1年間予約投稿を使わずに完走したのは、自分でもよくやったなと思います。

201日目~300日目

この頃になると、過去の映像作品を見返したり、昔の会報を読み返すことであるあるを見つけることが増えてきました。しかしこれは苦行とかではなく、宝探しのような感覚でわりとワクワクしながらやっていた記憶があります。

これはライブ映像を観て見つけたあるあるです。何気なく観てきたライブでの所作や発言にも一貫性や法則を見つけたりすることがとても楽しかったです。

2022年のあるある納めは274日目。実は年越ししてからが結構ハードでした。あるあるが尽き始めたのと、仕事がものすごく忙しくなり、あるあるをつぶやかないままに23時になって大慌てで投稿したり…と勝手にアタフタしていました。

300日目。完全に個人的な話です(ちなみに、このあと遅ればせながら加入しました)。

この1年間、何度も「あるあるを募集しようかな…」と思いました。ネットで検索をかけたりもしました。でも何かしっくりこないというか「自分が納得してないものを採用してまでやることか?」という、よくわからないプライドが顔を出し、終盤で一度軽く聞くのはしたものの、結局最後まで自分の案だけで通しました。まぁ「知らんがな」って話だと思いますが。

301日目~365日目

300日もつぶやいてると、初期の記憶があいまいになってきます。あるあるを思いついても過去のものと被っていないか、検索をかけて一応チェックしてからつぶやく毎日でした。まぁこれも「別に多少被っててもええで」って話だとは思うのですが。

『リマインくん』というLINEのスケジュール管理アカウントを知り、活用した出したのもこの頃です。毎日21時になると「B'zあるあるの時間だよ!」と教えてくれてます。

2月以降は仕事がさらに忙しくなってきたのですが「あいつ仕事はせんのにあるあるだけはつぶやくな」と思われないために、「仕事を普段以上にちゃんとしよう」となったのは思わぬ効果だったかもしれません(あるあるが終わったあともちゃんと仕事してるつもりですが)。

そんなこんなでラスト10日を切ると、変な緊張感と高揚感が出てきました。「悔いが残らないようにラインナップを考えよう」と新たなメモを作り、カウントダウンが始まりました。

「これがラスト10日にふさわしいのか」は自分でもわかりませんが。

そして迎えた2023年4月1日、ついに1年間のあるある生活が終わりを迎えます。

最終日はこれでいこうと、結構前から決めていました。実際この1年間、毎日あるあるを考えるなかで何度も感じていたことでした。ありがたいことにたくさんの労いのリプライももらい、 #毎日Bzあるある は無事終わりを迎えました。

こんなこともありました

リプライで「わかります!」とか「一緒です!」とか同意してくれる人がいる一方で「これはないわ(笑)」と、しっかり否定する人も一定数いました。

別にその人にとってはあるあるじゃなかったのだろうし、別に腹が立つとかはないのですが、結局記憶に残ってるのはそういうリプライで、なんだか(自分が)嫌になるなーという気持ちもあります。まぁ365個もあるあるを出して、すべて同意されるわけはないので全然いいのですが。

1年間つぶやいてみて思ったこと

当たり前なのですが、毎日あるあるをつぶやくということは、1日のどこかで必ずB'zのことを考えるということです。

35年にわたるB'zの活動を振り返り、自分なりに分析し、30年近い自分のファンとしての行動や思考を整理した1年でした。

精度はおいといて、ひとつのことについて365個もあるあるが出るってやっぱりすごいことだと思います。僕はカルボナーラが好きですが、365個も絶対出せません。

これはB'zがたゆまぬ活動を続けてきてくれたからこそで、色んな意味で感謝の気持ちでいっぱいです。投稿を終えて数日経ちますが、まだ夜になると「あ、あるある…いや、もうええんやった」とソワソワしたりします。

後輩とご飯を食べていて「あ、あるあるつぶやくの忘れてた!ちょっと待って!」と、会話を完全にやめてあるあるを考えていたら写真を撮られてたなんてこともありました。後輩よ、これからは会話を中断することもないはずです。

1枚だけ存在する、あるある考え中の私

35周年イヤーは折り返したばかりで、ツアーが始まるここからが本番です。また新たな感動とあるあるが生まれることでしょう。

ということで、1年間お付き合いいただきありがとうございました。ちょっと変わった『推し活』はこれにて終了です。気が向いたら何かやるかもしれないので、その時はよければお付き合いください。

最後は『B'zあるあるあるある』で終わりたいと思います。

「B'zへの愛情、深まりがち」

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