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荒ぶる風に吹かれまくったB'zの35周年ツアー観戦記②

こちら↓の続きです。

佐賀アリーナのライブからおよそ1か月後、僕は宮城県にいました。セキスイハイムスーパーアリーナでのライブに参加するためです。

今年の夏はできるだけライブに参加したいと思っていました。鼻息荒く始めた番組『推しといつまでも』の終了が決まり、色々な意味で絶望的な気持ちがずっと心にあったからです。B'zのライブは僕にとって目の前にある確かな希望でした。

ただ7月3日に放送した『推しといつまでも』B'z特集はバズりまくり、世界トレンド1位になりました。また番組きっかけにライブへの参加を決めた方も多くいらっしゃり、幸せな経験ができました。改めて、ありがとうございました。

7月16日、セキスイハイムスーパーアリーナライブ

仕事以外で東北に行くのは初めてだったので、僕は前日から宮城県に入り、東日本大震災の被災地をめぐることにしました。

B'zと震災といえば2011年に行われた『C’mon』ツアーでの「大変だったなぁ…大丈夫!B'zが来たから」という稲葉さんのMCが有名です。レンタカーで『C'mon』を流しながら石巻の街を走りました。様々な場所に立ち寄り、12年経ってようやくその被害を目の当たりにして愕然としました。

地元の美味しいものも食べました。きっかけはB'zのライブでしたが、東北を訪れることができて本当によかったです。

翌日は、セキスイハイムスーパーアリーナでのライブです。しかしこの会場名、どうやっても略しにくいんですよね。「横アリ」とか「城ホール」とか、言いやすいのにしたらよかったのに…と勝手に思いながら会場に到着。

今回のツアーは日替わり曲がありましたが、セットリストは佐賀アリーナ2日目と同じでした。ただ、佐賀からいくつか変更点が。

『夜にふられても』のCGが、夜の車窓カットのみから東京や横浜の夜景込みに変更

『太陽のKomachi Angel』でビジョンに出ていた「Angel!」や「Yeah!
Yeah!」の文字(『5ERAS』参照)がなくなる

『GUITAR KIDS RHAPSODY』のCGが、松本さんの歴代のギター大写しから照明を強調したものに変更。曲の冒頭も「ホールドオン!」なしで、松本さんと稲葉さんのギターセッションからスタートに。

『Calling』のラストで稲葉さんはシャウトせず、セット裏にハケる

『君の中で踊りたい 2023』も、うまく説明できないけどおそらくCG変更

もっとあるかもしれませんが、ざっと思ったのがこのあたりでした。

ちなみに『夜にふられても』の冒頭で映る東京の夜景が、麻布十番のあたりなのですが、僕が近所に住んでいるため「お、俺の家映ってない!?」と毎回探してしまうようになり、毎回気が散ってしまったのが情けなかったです。

ライブは、言わずもがな最高でした。ライブが終わって会場を出るとパラパラ雨が降っていて、この時は「雨雲もライブを観に来てたのかな」くらいのぬるい感想(雨に喜ぶB'zファンあるある)だったのですが、その2か月後にとんでもない豪雨に打たれるとはまだ予想だにしていません。

その後、稲葉さんの体調不良によりまさかの福井公演が延期(のちに中止)に。僕は幸運にもその翌週の有明アリーナでのライブのチケットを譲ってもらえることになっていました。

「開催してほしい」と「無理はしないでほしい」という気持ちのせめぎあいがずっと続きました。この頃から今回のツアーが荒波に乗り始めます。

7月29日、有明アリーナライブ

開催が決定したのは、公演5日前のことでした。「無理はしないでほしい」と思っても無理をするのが稲葉さんだと思っているので、開演するまでずっとドキドキしていました。

そして、ライブ終了後の僕のつぶやきがこちらです。

稲葉さんは火の鳥のごとく復活。やっぱりB'zは最高でした。この日初めて聴けた『星降る夜に騒ごう』『You  Are My Best』も素晴らしかったです。佐賀アリーナと違い、『GUITAR KIDS RHAPSODY』で隣の方に足を踏まれることもありませんでした(根に持ちすぎ)。

有明アリーナをもって、僕のアリーナ編の参加はラストとなりました。しかしこのあと沖縄公演が台風のため延期(のちに中止)に。さらに波乱のドーム・スタジアム編に突入していくのでした…。

(つづきます)

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