2023年10月末、協力隊としての2年の任期を終えて帰国した。

思えば、一度はコロナによる緊急帰国で、たった3ヶ月半のヨルダン滞在で帰国した過去があったから、今回は無事に任期を全うできたことは本当に良かった。

しかし、10月7日に行われたハマスによるイスラエル襲撃をきっかけに、3週間以上が経った今でも、パレスチナとイスラエル（特にガザ地区において）では、犠牲者の数はどんどん増えていっている。

隣国ヨルダンでも毎晩のように、イスラエルに対するデモが起きていて、毎日何が起きるのか読めない日々が続いていたので、帰国日を待たずして、再び緊急帰国の可能性もあるんじゃないか、と心落ち着かない日々だった。

無事に帰国日を迎えられたとはいえ、こんな状況の中でヨルダンを去るのはすごく複雑な気持ちであった。
素直に帰国を喜べない自分もいた。
こんな大変な状況の中で帰国してもいいのかな、とも思った。（ヨルダンに残ったところで何かできる訳じゃないけど）

日本に帰ってきて数日が経ち、まだ1週間前にはヨルダンにいたとはいえ、物理的な距離の遠さによって、ヨルダンにいた日々も昔のように感じてしまう。

それでも、思い出すのはヨルダンで出会った人たちの笑顔。

2年間と3ヶ月半を通して、ヨルダンで私と出会ったくれた人たちとの出会いを、これからも大切にしていく人生にしたい。

今はまだ上手く言語化できないけど、少しずつ自分の中の思いを整理して、このnoteで発信していけたらいいな。

とりあえず、無事に帰国しました。