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点滅する信号機

眼に入った埃が急に痛い。

そんな中、還ってきた時間が釣り銭すら渡してきた。お陰様でポケットはぎゅうぎゅう、西の方面を向いて手を合わせていたら一日が終わった、そんな日が三日終わった。馬鹿なのだろう、間違いはない。

山から追い出された小猿の群れが木綿豆腐を求めてスーパーマーケットのレジに列をつくっている。なんでも料理は得意だそうで自慢気。食事会に誘われたのだが会食が苦手なのと眼に埃が入って痛いのとで残念ながら断った。小猿たちには悪いことをしてしまったな。

深夜二時の有名スーパーマーケットの駐車場で一人キックベースの続きをする。新鮮な鮭の切り身をボールに見立てて。


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