いつも遅刻ギリギリになってバタつく心理を考察してみた。
いつも遅刻ギリギリの人っているよね。
時間にルーズだからとか、発達障害だからとかいろいろ言うけれど、どうして自分がバタバタするってわかっているのに改善できないんだろう。
深い何かがありそうだったから、考察してみた。
「どうしていつも遅刻ギリギリになってバタつくのか」
●結論:なるべく自分のテリトリーの中にいたいから。
●理由:自分がコントロールできないテリトリーの外に不快感があるから。
●説明
仕事の日、朝はいつもバタバタ起きて時間ギリギリ。
これは別に特段取り上げる事でもなくて、夜更かししたとかいつもの事の人も多いと思う。
だけど、休日友達との約束の時も同じ現象が起きる人がいる。
準備のために早く起きていたはずなのに、気付けば時間ギリギリ。
仕事だろうと休日だろうと、共通しているのは〝自分のテリトリーの外側に出る〟という事。
その〝テリトリー〟って言うのは、
・空間的:家とか部屋とか
・時間的:自分の自由が利く時間
みたいな感覚的なもの。
こういう現象が起きるのは、比較的内向的で繊細な、一人の時間を大切にしている人が多いと思う。
私は準備ギリギリの時間に起きるのもこの現象が働いているのではと思ってる。
時間は平等に流れているはずだけれど、バタつくと時間がぎゅっとなって、急げ急げ、ってある意味夢中になるから、これから先の事を考える余裕がなくて、自分が楽だって本能的にもうなってるのかも。
一種の自己防衛的な。
それで言えば、夜も「朝起きたらまた仕事」=「嫌な事」という気分になり、時間的テリトリーから一歩でも外に出ないために、次の日辛いと分かっているのに、それを忘れて遅くまで起きて好きなことをする。という心理も説明が付く気がする。
人間の脳は狩猟時代からアップデートされていないから、それを考えると、自分のテリトリーの外には何がいるのかわからないし、死と隣り合わせの状態。
これが現代版のテリトリーなのかもね。現代で死ぬことはないけれど、自分のテリトリーの外に出るってそういう事。
不安を覚えて当然。
遅刻ギリギリの人はいつもやっているだろうけど、あえて時間をはかったタイムアタックとかいいかも。15分で準備するぞ、って。
家を出る数分前には音が鳴る様にしておいて。
とはいっても、自分のテリトリー内は心地いい。
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