みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか？

いい人
素敵な人
成功している人
あんな人になりたい。

みなさん、自分を成長させて、「こんな人間になりたい」と人知れず思っていると思います。
もちろん『今のままの自分でいい』という人もいらっしゃるでしょう。

でも、実は私たちが見ている「いい人」は『完璧な人』ではありません。

例えば、、、
「カッコいい、綺麗」だけど、多くの異性とも付き合っている。
これは当人だったら嬉しい話ですが、周囲から見たら、『異性にだらしない人』

「頼り甲斐がある、しっかりしている」だけど、怒ると怖い。
こちらも当人だったら、リーダー気質ですが、周囲から見たり『モラハラだったり、怖い上司』です。

自分がどの立場で、どんな環境で？によって、私たちが「なりたい人」は
変わってきます。

どんなに功績を残している人でも、案外家族や近親者には、距離を取られていたりするものです。
なかなか出世しない人でも、プライベートでは愛する人に囲まれて、充実した日々を送っているものです。

あなたはどんな人生がいいですか？

上記の大アルカナⅩⅩ 審判のタロットカードは、
人間が死んだ後、天国の門の前まで連れて行かれます。
大天使ガブリエルに、笛（ラッパ）を吹かれたものは、天国の門が開かれ、
笛を吹かれなかったものには、天国の門は固く閉ざされたままになる、という
シーンが描かれています。

良い面もあれば、悪い面があるのが『人間らしさ』というのであれば
どの基準で天国の門が開かれるのでしょうね？

それはきっと分かりやすく言えば、
『51%良いことをした、49%人を泣かせた』というさじ加減なのかも知れませんね？

みんなが好んで読む本の作者『太宰治』もどうやらかなりの女癖が悪かったようですし、最後は入水自殺。
私たちの日々欠かせないアイテムを作った『ステーブジョブズ』も最後はこんな言葉を残しています。

どんなに大きな功績を残しても、そばにいる人を大切にできない人は、
ジョブズの言葉から滲み出るような思いに囚われるのかも知れません。

私たちは『完璧』を望みつつ、それが実現できない人間なのでしょう。
それゆえに、常に謙虚で、良い自分を褒め、出来ない自分を悔いながら生きていくのです。

それさえも理解し、ベストパフォーマンスを尽くせる人生を
歩んでいきましょう。

天国のドアが開かれるその日まで、絶えず誠心誠意、自分の正義を貫きましょう。

タロットMahou