三千世界覇王グローブ 第14話

俺--三千世界覇王グローブ--は、騎馬スレイプニルと共に、鶴騎フレスベルグとの戦いに臨んだ。

相手は多くのドール怪人を放ってきた。

いつしか戦いはグローブ対フレスベルグ、スレイプニル対ドール怪人軍団に分かれた。

俺はフレスベルグと戦いながら感じていた。

ヤツを倒すには相討ちしかないと。

ただの中学生が命を賭けるなんてバカげてる。

けどそうでもしないと多くの人が苦しむ。

俺は不思議なくらい、迷いがなかった。

命懸けの特攻を決めようとしたそのとき、蛇騎バジリスクが現れ、フレスベルグを攻撃した。

結局俺はバジリスクと連携しフレスベルグを退けた。

このあと、バジリスクはスレイプニルを攻撃した。

そして俺の前には、心が現れた。

「バジリスクとかいう人に聞いたよ。スレイプニルとかいうヤツにそそのかされて命を賭けるなんてバカじゃん!」

俺は思いっきり心に叱られた。

そして心は涙を流した…。

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