夏に回想する秋について

なんとなく眠れないので、書いてみようと思う。

秋は、どこか寂しくて閑散としている
路地にに散らばる街路樹の落ち葉に
乾いた空気とコートと香り
肌寒い季節に誰かを想う。

もう会えない人、遠い実家の家族、もう戻れない時間
あの時はよかったなあ、幸せだったなぁと回想し
ふと後悔する。
今戻ったところであの景色感情には触れられない。
あの頃、だからよかったのだ。

まだ幼い妹、自分がスカートとサンダルで走り回ってたあの無邪気さ。
今は色々と大人になって、考え方も合理的になって。
苦い思いも経験して、過去の嫌いな自分と向き合いたくなくて。
それら全部を味わう前のあの時代にもどったら
全部おもいだせないから、きっと何も思わず時が過ぎるのだろう。
今あるのは、大好きな彼(結婚予定はないしするきもない)と狭い1skのアパートで、シングルベッドでぎゅうぎゅうになりながら寝ている。
朝起きると首が痛い、寝汗をかいている、窮屈なので寝足りない。
そんな日々も、悪くはないのか?
未来になってみないとわからない。
気がつくのは、

数年後というより、もっとずっとあとだ。

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