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育児本を参考にお金をかけずにスポーツも勉強もできる子に育てる。実践記録⑦

今回は、生後3ヶ月以降(首が座った後)に運動機能発達のためにしたことです。

まず考えたのは、運動神経とは、運動部分の脳の発達がどれだけうまく筋肉に指示を出せているかと言うことで、これは繰り返しの反復練習で身につくと思いました。(例えば、お座りの場合、重い頭を支えながらバランスをとるには、どこの筋肉に力を入れて重心を保てばよいかを、繰り返し学んでできるようになると考えました)
そして、繰り返しするうちに、その行動に必要な筋肉も付くのでは無いかと考えました。

実践記録②の記事で書いた、生後2ヶ月ごろのうつ伏せ姿勢を毎日作るのも、首を持ち上げたり、手で地面を触ることでハイハイの姿勢の基礎を作るためにしました。

赤ちゃんの発達は、母子手帳や育児本に
首が座る⇨寝返り⇨お座り⇨ずり這い(ほふく前進)⇨ハイハイ⇨つかまり立ち⇨歩く の順で書いてあるので、だいたいの目安の月齢までに出来るように出来るようになると書いてある1か月前から発達を促してみました。(お座りできるの目安が7カ月なら6ヶ月頃から練習しました)

意識したことは、
①自分の力で動こうとするのを待つ
 (ちょっとくらい泣いてもそのまま待つ)
②服は必ず手や足が隠れないように着せる。
③大人が見本を見せる
④歌をうたいながらしたり、おもちゃで遊びながら楽しく行う
⑤おむつ替えや食事など生活の中で取り入れる
⑥出来てなくても褒める

①自分の力で動こうとするのを待つ 
生後2ヶ月ごろのうつ伏せ姿勢で言うと、うつ伏せにして泣いても、自分で顔を動かしたり、手足を動かしたりするまで抱っこしませんでした。
寝返りは、まだ自分ではできない時に、大人が手伝って仰向けからうつ伏せになり、体の下に入った手が抜けなくても、自分で手を抜くまで待ちました。ずり這いも、子どもの前におもちゃなどを置いて、自分で動くまで待ちました。
ただ、これは嫌になるかどうかの見極めが大事でした。泣いてもずっと抱っこしないで動くまで待つと、嫌になって動かない可能性もありました。
なので、動く気配が無い時は抱っこして泣き止ませ、頑張ったねと褒めてから、歌をうたったり、たくさんスキンシップをして、頑張った後にはいっぱい褒めてもらえるという経験を大事にしました。また、おもちゃを置く位置も本当にちょっとだけ手を伸ばせば取れる位置にしたり、哺乳瓶や携帯など子どもが触りたいと思う物を使うことで意欲を引き出す工夫が必要でした。

②服は必ず手や足が隠れないように着せる。 
手のひらや足の裏で感じた触感は脳にすごく影響を与えると育児本に書いてあったので、服で手のひらが隠れていたり、足が隠れないように意識しました。特に手のひらは、服で隠れていると、ずっと服の感触しかないので、色んな物を触る経験ができないのと、指を使ってつまむ、押す、ひっかくなどの経験も遅れる気がしました。

③大人が見本を見せる
これは、子育て広場で他の家庭の子どもをみた時に、上の兄弟がいる子は発達が早い子が多かったので、やはり上の子が見本となっていると考えました。
しかし第1子は上の子がいないので、子育て広場で年上の子が遊んでいるのを見るか、家で大人が見本を見せるしかないと思い、見本を見せることにしました。特に見本を見せたのは、ずり這いやハイハイです。大人がほふく前進をして見せたり、寝返りでゴロゴロして子どもに近づいたりして一緒に遊ぶようにしました。
NHKのおかあさんといっしょでお兄さんやお姉さんが体操やダンスをしているのを見せながら、一緒に踊ると喜んで手をふったりしていたので、それも効果があった気がします。

④歌をうたいながらしたり、おもちゃで遊びながら楽しく行う
遊ぶ時に子どもを膝にのせて「カエルのうた」に合わせて膝を上下に動かしたり、たかいたかいをしながら「ひこうきぶんぶん♪」と歌ったりして、動きと歌をセットにするように意識しました。動きと歌をセットにすることで何回もしていると「カエルさんする?」と聞いただけで笑顔になったり手を出してきたりと、子どもが何をするのかを理解しやすくなりました。歌と言っても「腹筋ムキムキ♪腹筋ムキムキ♪」と同じ言葉をリズムよく繰り返しながら遊んだりして、リズミカルな言葉をつけた感じです。
また、ガラガラのおもちゃにひもを付けて赤ちゃんの目の前で揺らしたり、自分で触ってみようと思えるような工夫をしました。

⑤おむつ替えや食事など生活の中で取り入れる
以前の記事にも書きましたが、オムツ替えの時に毎回足の裏を押して刺激を与えたり、足の裏を赤ちゃんの耳まで持ってきて「もしもし~○○ちゃんですか?」と電話にしたり、「ぴょんぴょ~ん」と言って膝を曲げ伸ばししたり、寝転んでオムツを替え終わってから起き上がるときは、両手をもってすこし起こしてあげながら、最後は自分の腹筋で起き上がるようにしたり 
していました。食事では、我が子は食欲がとてもあったので、米粒を目の前においてつまむ練習にしたり、中身が入ったペットボトルをおもちゃにして遊ばせて重い物を持つ練習にしたり、少し高い所に見えるようにみかんを置いて自分で取ろうとさせたりしました。ハイハイが出来るようになった時点で階段の上り下りも練習するようにしました。

⑥出来てなくても褒める
これは上記の5つの事をしているときに、とにかく褒めるように意識したと言うことです。「今、寝返りできそうだったね、すごい!」「ゆび上手にうごかせたね」など、何でもいいから抱きしめながら褒めました。言葉がわからない月齢でも褒めてもらう経験は今後のやる気と成長につながるはずだと考えました。


ちなみに、成果としては、上の子は生後3ヶ月になってすぐ首が座り、生後4ヶ月で寝返り、生後6ヶ月でひとり座り、生後7か月でハイハイ、生後8ヶ月でつかまり立ち、生後11ヶ月で歩きました。

下の子は、上の子がいるからそんなに頑張らなくても発達するかと思ったら、首座りやお座りは上の子と同じでしたが、ハイハイより先に生後8ヶ月でつかまり立ちをし、ハイハイは生後9ヶ月になってから、そして、1歳を過ぎた現在もまだ歩けてません。ただ、ハイハイは姉より速いのと、物の上に登るのや、物をつまむのは上の子より上手です。

2人育てて感じたことは、毎日やるのは結構難しい。1人目は頑張ったけど、やっぱり2人目はさぼってしまったこと。
運動機能の発達は促すことはできるけど、どれだけ頑張っても、自分の子より発達が早い子はいると言う事でした。

しかし、我が子の脳が育ってる実感は子育て広場で他の子と比べると明らかに違いが感じられました。例えば、我が子よりハイハイや歩行が早い子がいましたが、その子はボール落としのおもちゃが出来なかったり、すべり台を自分で登って滑ることが出来ない、座って絵本がみれない、保育士さんがする手遊びを真似して手を動かしているのは我が子だけで同じ月齢の子はできないなど、我が子はトータルでなんでもできる子に育っていたので、脳の発達の違いが出ているなと思いました。


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