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【報告】市邨学園eスポーツ同好会でReality Composer

ADEの佐藤優馬先生から声をかけていただき、先日、名古屋経済大学市邨中学校・高等学校のeスポーツ同好会の皆様に、Reality Composerのワークショップを実施させていただきました。

ワークショップの流れを以下の通り生徒さんにお示ししました。
ある程度の見通しを示すことで、期待感がもてます。また、終わりが見えることで最後まで集中する事ができていたように感じます。

1 使うアプリケーション(話を聞く) 5分間

ここでは、ARについての簡単な説明と、過去に私のワークショップや授業で作った作品を見てもらいました。
ARって体験するだけでなくて「自分にも作れるの?」「これからやるの?」という期待感をもってもらいます。

2 みんなで作ってみよう(Reality Composerの体験) 20分間

ここで、作品制作をするための基本操作を体験的に身につけてもらいます。4つの基本操作を示しました。だいたいこれができればOKだと思います。

eスポーツ同好会… ゲームが好きと勝手に思い、とあるモンスターをゲットするボールをみんなで作りました。思い思いのボールができ、このボールを作る過程で、生徒さんは4つの基本操作を身につけることができていました。

3 テーマを決めて3D作品制作をしよう 50分間

ここからは、ボールを極めてもよし、好きなものを作ってもよしな時間にしました。ここからは私が何かを教えることはほとんどありませんでした。自身で試行錯誤したり、部員同士で教え合ったり、生徒さんの吸収力の高さに驚かされました。
作品掲載について顧問の先生から確認いただき、許可をいただいたので一部を紹介します。この他にもステキな作品がたくさんできあがりました。

4 作ったものを動かそう(やりたい人だけ) 3の後半に20分間実施

ここではビヘイビアの使い方を説明しようとしていましたが、私が教える前からこれに取り組んでいる生徒さんが複数名いました。どうやって身につけたのか、本当に不思議です…。子供たちの可能性には計り知れないものがありますね。とはいえせっかく東京からはるばるきたので、3Dのオブジェクトを移動させる方法や動きの中に音をつける方法をお教えしました。

5 記念撮影をしよう 10分間

最後に制作したものをARとして表示させ、記念撮影を行いました。実際に生徒さんの反応を見て、この過程はとても大切だと思いました。作品が現実世界に登場するので、成果がとても分かりやすいです。「Reality Composerめっちゃ楽しい!」という声が一番聞こえたのは、このタイミングですね。
みんなで撮った記念写真は、国民的アニメのキャラクターらしきものが登場するので、ここには載せずに自分の中で楽しもうと思います(^ ^)

名古屋経済大学市邨中学校・高等学校の皆様、この度はお招きいただきありがとうございました。

実は部活動が始まる前に、授業を少しだけ見学させていただきました。衝撃を受けたのは、どこにいっても探究的な学習活動が展開されていたことです。そして、学んだことをあらゆる成果物として生徒さんが発信しようとしていたことです。
生徒さんは本当に授業が楽しいだろうなとうらやましくなりました。


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