見出し画像

婚活で出会った変な男①白ソックス履かせたがり男

私はことごとく変なものを引き寄せる体質なのか
変なものに突っ込む体質なのか
自分では真っ当に生きているつもりなのに
おかしな人に出会う確率が普通の人より高いのです(多分だけど)

他にも、高級フレンチで食べてたら、ネズミが真横に来たり
京都の銀閣寺の近くを歩いていて、なんか痛いと思ったら
足に蛇が絡まっていたりとか、そんなのが日常茶飯事。

そんな私が婚活をしていた中で出会った
ちょっと変な人達を何回かにわけて紹介します。

足に絡まってたヘビ

白ソックス履かせたがり男

まだ地元に住んでいた頃に街コンで出会った彼。
出会った次の日、どっかのお座敷でするお茶会に誘ってきてくれました。
お茶会??と思いながらも、お茶は何回か趣味で習っていた私は
お茶好きな若い男いるんだなーと疑わずすんなり承諾。
「白ソックスを持ってきてくださいね」とお願いされたので
私はお茶会は足袋でしょーと思いながら、白足袋を準備して
お茶会に行く気満々で当日を迎えました。

京都での1枚 お茶会イメージ

デート当日

当日は、家の近くの自転車屋さんの駐車場
(家を知られてめんどくさいことにならないように、笑)
に車で迎えにきてもらい乗り込んだら
「靴下持ってきました?」と聞かれたので
「足袋持ってきたよ」と答えると、少し無言に。
そして、「映画に行きましょう」と唐突に言われて
私は「は??お茶会は?」とプチパニック。

そしてホラーが見たいと言い出す男。ホラー嫌いな私は断固拒否して
その日公開している映画のリストから目ぼしいものを探して
もう忘れたけど、何個かピックアップして時間を調べて映画モードに。

で、映画館に向かっているのかと思えば、いきなり右折してどっかの駐車場へ。
「は?何?ここのレストランでもいってご飯食べるの?」と思えば
「1ゲームしましょう」とボーリング場へ誘われました。

「いや私ボーリングしたことないし」って言いながら
ちょっとこいつ変なのかもしれない。と思い始めた矢先、
どっかのホームセンターの袋から白いソックスを出して渡してきました。

謎のボーリング撮影会

「何こいつ、なんでこんなん持ってるん?」と思いながらも
とっさに色々理解できなかった私。思い返せばマジで変以外何でもない。
いますぐ帰りたかったが、帰るに帰れず
しゃーなしで私はその新品の靴下を履いてボーリングをすることに。笑
(当時の私は人に合わせる天才だな)

そしたら、古いデジカメ出してきて、ボーリングしてる私の写真を撮り始めた。「マジでこいつ変かも…」と思いながら、何とか1ゲームを終わらせて
帰ることを促しました。早くこの場から立ち去りたい。
そしてもう家に帰りたい。どうやってお開きを提案しようか。
と思い悩みながら、お手洗いにいって出てきたら姿が見えず。

どこを探してもいない。電話しても出ない。
でも車はある。あーもうめんどくさい。
というかこれ以上はなんか身の危険を感じる。など色々思いを張り巡らせ
そのボーリング場の近くにある友達のお店に、助けを求めて歩いて向かいました。笑

そして体調が悪くなったので帰りますとLINEしても返事が来ず。
何なんだと思いながら、別の友達に迎えにきてもらって
カフェに行こうとしている途中で返事が。
今まで何してたの???と思いながら速攻ブロック。

その後友達とカフェで反省会をしました。
散々私の男運のなさとチョイスミスを笑われました。

私の変な人を引き寄せる話はもう友達の間ではお馴染み。
突っ込んでいく体質の為、それだけ出会いはあれど失敗も山のように。

しかし、これを機によく知らない人の車に乗るのは危険だと感じて
それ以降すごく気をつけるようになりました。

その他にも、バイオリンをひたすらカラオケで弾いてくれた人や
陰謀論をひたすらすすめてくれた人などがいるので
また後日書きたいなと思います。

まとめ

その他にも、かなり性格の悪い警察官や
とんでもないクズ野郎たち
サイコパス男
自意識過剰な京都男
もう覚えてもいない量の人を見てきました。

もちろん、知らない世界を見せてくれて
出会ってよかったと思える人も沢山いました。

そんな人達と出会い、多くのことを学び
今の私は出来上がっています。

けれど、当時の私に伝えれることがあるとすれば
変なものには、変だと感じた瞬間に速攻手をひけということ。
「もしかしたら好きになれるかも」とか
「もしかしたらこうかも」とか勝手にいろんな期待をして
努力をして、自分の直感に蓋をして、
自分の気持ちに蓋をして無理して人と関わっても
結局ダメなものはダメ。

ダメなものは、最初からだめ。
そしてどう足掻こうが、どう努力しようがダメ。
結果を先送りしても無駄だということ。

靴は足にあっていないと結局履かなくなります。
馴染んで履きやすくなることはありますが、最初からサイズが違っていたり
無理していると、馴染んだとしても合わないし痛いしストレスなんです。

男と靴は一緒。最初から合ったものしか買ってはだめ。

最初から無理せずサイズに合ったものを探すのが、一番。
自分を誤魔化さないで。

読んでいただいてありがとうございます。















この記事が参加している募集

忘れられない恋物語

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?