自宅安静とは
なんとか無事に会社からドロップアウトし、自宅安静にはいった。
先生から言われていたのは、3つ。
・朝晩血圧を測る
・外出はしない、ベッドにじっとしておく
・減塩の食事をする
まとめると何もせずダラーっと過ごす、ということ。
会社に行かないのであれば、特にやることもなし家でじーっとしておくことにした。
とりあえず、減塩ということで女子栄養大学から出ている減塩食事のレシピ本を購入。
あとは、タニタの減塩味噌、塩分の少ない醤油、ドレッシング、マヨネーズ、お好み焼きソース、レモン汁(風味をつけるため)、食パンも塩分の少ないライ麦パンへと形だけ揃えてみた。
減塩のレシピもやってみると意外と味もあり、私好みだったので今までにやったことのないレシピに挑戦したりしていた。
なんせ他にやることがない。
あとは出産の準備、赤ちゃんに必要なもののリサーチ、たまっている録画や海外ドラマを観て過ごしていた。
最初の何日かはよかった。
最低限の家事をしていればほかは夫がしてくれる、テレビばかり観て、ごはん食べて好きな時間に寝て起きて過ごす。
なんてしあわせな生活〜元気なのにこんなにグータラできて、と。
ただ、日が経つにつれてその「元気なのに」がネックとなった。なんで外に出れないのだろう、味薄い料理食べて効果あるのかな(血圧はそれほど変わってなかった)、こんなに何もせずテレビ見て寝てばっかりでいいのだろうか、家事いっぱいやってもらってて申し訳ないな、、などと普通の生活を送れていない自分に罪悪感がこみあげてきた。
そして下がらない血圧にいまやっていることは正しいのか、正解がわからず自宅安静とは何?定義は?みんなどうしてるの?を携帯で検索する日々、、、そしてもっと症状が悪化する例を見て落ち込む。
規則的に感じる胎動とこの生活を優しく肯定してくれた夫の言葉に支えられていたように思う。
結局のところ、自宅安静で何をどうすればよかったのかは今でもわからないが(のちの結果を考えると)とにかくストレスをためないことが重要だとは思う。
何もしないことが正当化されることなんて、この先ほぼないのだし。堂々として大丈夫!と、あの頃のわたしに言ってあげたい。
あと、テレビの見過ぎはさすがによくないよ、と。(海外ドラマを朝からひたすら見続けるとかは)
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