【試合結果】
4/4(木) 阪神タイガース
◯3-2
[勝]上茶谷
[敗]西勇
[Ｓ]山﨑

◇ ◇ ◇

夕飯を食べ終えると、ダラダラしたくなる前に腰を上げてテーブルの上をまっさらにする。
食後は服薬と手帳タイムだ。
今年の元旦から始めたほぼ日手帳、一体どれだけ続くかと何も考えずに書き始めたら思ったよりも書くことがあり、気付いてみれば4ヶ月継続達成。

私はシンプルに「日記と野球ネタメモ」として1日1ページ使って、その日に頭の中を通り過ぎていったことを書き留めている。

ただ書くだけなのも味気ないので、少しずつ集めたマスキングテープやシール、スタンプなんかで彩ってみたり。切ったり貼ったり書いたり、黙々と手を動かす作業に没頭しているこの時間が実に楽しい。

一番好きな瞬間は、日記を書くためにインクを選ぶ時。
万年筆やガラスペンに手を出したことにより気づけば手持ちのインクも増えていた。
頂き物も含めて、その数なんと14色。
わずか2ヶ月弱の間にゼロからここまで。細胞分裂しとるんか。
気分によってインクの色を変えたいので、手書きの文章を書く時はつけペンを使っている。インク、万年筆、つけペンでよく使うのはセーラー万年筆のもの。
錨のマークがハマっ子心をくすぐってくる。
今日は頂き物のご当地インク、函館トワイライトブルーにしよう。
刻々と近づく夕闇の空をイメージした深い青。
1mm幅のペン先を半分ほどインク瓶に浸し、余分なインクを瓶の淵で落とす。
ボールペンよりも筆圧が要らないので、たくさん書きたい時に疲れにくい。

誕生日にはコンバーター付きのちょっと良い万年筆をお願いしようかな。
元町の伊東屋でペン軸の色やペン先の素材をセミオーダーできる商品があったはず。近いうちに下見に行こう。

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昨日起きたのはつまり、こういうこと。
ミスの原因を追求したり、強すぎる言葉で心のバランスを取ろうとしたり、気持ちの置き所を見つけられず深夜までネットの海で彷徨ってみたり、一晩で様々な人を見かけた。

首脳陣はこのプレーを見て、スタメン起用をどう判断するだろうか。
夕方5時半。そろそろ発表されただろうと一球速報を開くと、関根大気は昨日と同じポジション、同じ打順で名前を連ねていた。
よしそうか、なら一層応援するしかない。

昨年オフ、メキシコのウィンターリーグに参加して首位打者となり、このチームの誰よりも短いオフを過ごした関根。
CSファーストステージで敗退するまで一軍帯同していたので、疲労が残っていやしないかと思っていたのだけど、今の状態を見るにそんな事はなさそうだ。

本日最後のヒットは、得点圏では……なんて言っていた人もしっかり黙らせる、強く引っ張ったタイムリーツーベース。
このカード全ての試合で猛打賞、これで打率は6割6分7厘。

また切り替えてやっていきます、よく耳にする言葉だ。
それだけ多くの選手が口にしている。
でも、それを心の底から思ってプレーに繋げられる選手は、果たしてどれだけいるんだろう。
確かに今日は昨日の続きだけど、試合終了でございます、のアナウンスが流れた時点でひとつページが捲られる。
関根はちゃんと昨日のページを捲って、顔を上げてまっさらな今日の一行目からまた始めることができた。

今年のベイスターズは、本当の意味で外野手争いが熾烈になっている。
開幕カードで大暴れした度会の他にも、一軍二軍問わずいつスタメンで名前を呼ばれても良いように準備を進める若手がまだまだいる。
昨シーズン掴んだレギュラーの座を、そうやすやすと手放すわけにもいかない。
開幕戦のスタメンからは外れたものの、関根にだって意地がある。

先輩が本気を見せれば、後輩もその高い壁になんとかしがみ付こうと必死で手を伸ばしてくる。
強いチームになるためには、そういう真っ向からの競争が必要だ。