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あなたが日本人に生まれた理由


今日は最近、衝撃を受けたお話をシェアしたいと思います。

今回も、stand.fmにて音声でも文章と同じことを話していますので、声で聴きたいという方はこちらからどうぞ↓

アフリカにある、幸せがずっと続く村


アフリカのタンザニアにあるブンジュ村という200人ほどの小さな村で、ペンキ画を学びながら2014年から暮らしていたショーゲンさんという日本人ペンキ画家さんのお話です。

不思議なことにその村では、日本とは縁もゆかりもないにも関わらず、
70歳の村長さんは、

「この村には、日本人の文化や価値観が色濃く反映されているんだよ」

と言ったそうです。

「えっ、それってどういうこと?」とショーゲンさんが尋ねると

「今から120〜130年前に生きていたおじいさんが、村で御祈祷や御神事を行うシャーマンだった。そのシャーマンのおじいさんが、よく夢の中で日本人から生きる知恵、自然との向き合い方、生きていく上でのすべての大切なことを学んだんだ。」

と教えてくれたそうです。

ショーゲンさんが、「どんなところに住む日本人に教えてもらったの?」と尋ねると、村長は

「そのシャーマンのおじいさんが言うには、その当時の日本列島に住んでいた人たちは、穴を掘って竪穴式住居の中に住んでいた。」と。

穴の中に入ると、自分の目線がアリンコと同じ目線、大地と同じ目線にきます。
そんなところに住む日本人と、シャーマンのおじいさんは夢の中で繋がり、大切なことを教わっていたというのです。

村長から教わった日本人の特殊能力

そんな不思議な村に住むことになったショーゲンさん。
あるとき村長にこんなことを言われました。

「ショーゲン、お前はいつも心に余裕がないね。
お前は日本の誰かから多額の借金をして、追い立てられてここにきたのか?」

と…もちろんそんなことはありません。

村長は「日本人なのに心に余裕がないなんておかしい…」と彼に言ったそうです。

また「どういうこと?」と尋ねると、

「日本人の特殊能力を知っているか?」

と言われたそう。

ショーゲンさんが「それって何なの?」と尋ねると

「この世界中で、この地球上で、唯一、虫の声がメロディーとして聴こえるのは、日本人とポリネシア人の2民族しかいないんだよ。」

と言われました。

(ポリネシア人というのは、北はハワイ、南はニュージーランド、東はイースター島を結ぶ海域の島々に暮らす人々のことを言います。)

「じゃあ、村長には虫の音はどう聞こえるの?」と尋ねると、

「俺はこんな大自然の中に住んでいるけれど、象の鳴き声や鳥の鳴き声は聞こえても、虫の音だけは工事現場の騒音に聞こえる」

と言ったそうです。
ワーっと虫が鳴き出すと、みんなが耳を塞ぐんだそうです。

日本人(正確には、日本語を母国語としている人)からすると、

えーー?!ほんとに!?

という衝撃的事実ではないでしょうか。

京都に有名な「鈴虫寺」という年中鈴虫が鳴いているお寺がありますが、海外では「騒音寺」と言われているそうで。

ほんとに諸外国の人たちには、虫の声が聞こえない、理解できないってことなんですよね。

日本には、

♫虫の声
あれ松虫が鳴いている
ちんちろ ちんちろ ちんちろりん
あれ鈴虫も鳴き出した
りんりん りんりん りぃんりん

なんて、虫の音を題材にした曲があって、幼い頃から慣れ親しんでいますよね。
でも、海外の人からは全く理解されない世界。
ほんと衝撃的すぎる事実、、、

これが「日本人の特殊能力」だと、ブンジュ村の村長さんは言いたかったんですね。

これを学術的に研究した学者さんの論文もありまして。

日本人やポリネシア人は、虫の音を左脳つまり言語として捉えることができる。
人間同士の会話のように本当に「虫の声」として音を聞き分けられるということ。
一方、その他の国の人たちは右脳でノイズとしてキャッチしてしまうため、雑音、騒音にしか聞こえない。

(この研究でいう日本人というのも、国籍ではなく日本語を母国語としている人)

この世界が滅びるときは、日本人に虫の音が聴こえなくなったとき


さて、その村長さんからショーゲンさんは、こんなメッセージを何度も何度も言われたそうです。

「この地球上で、いちばん自然から愛されていたのは、日本人なんだということを私は言いたい。
当時の日本列島に住んでいた人たちは、自然としっかり向き合って生きながら、小さな虫の音までにも耳を傾けることができた。
ものすごく心に余裕のある人たちだったんだよ。

ショーゲンは忙しい日々を送っているけれども、本当に心に余裕をなくして生きていたら、そのうち虫の声までも聞こえなくなってしまうよ。
日本人は、虫と会話するために生まれてきたんじゃないの?

この世が滅亡するときは、日本人に虫の声が聞こえなくなったときだと私は思う。

あなたたち日本人はものすごく大切な人たちなんだよ。

日本人が日本人の本当の素晴らしさに気づけたときに、世界は最短ルートで精神的豊かさの未来に向かえる。

今大切なのは、心の豊かさ。
豊かな心に溢れる未来を築いていくこと。
それに一番大切で必要な人たちが日本人、あなたたちなんだよ。」


いかがでしょうか?
私はこれを聞いたとき、涙が溢れてきました。

日本人は、もともと自然を愛し愛されてきた民族。

私たちは、心にゆとりを持って、大地を踏みしめて、五感を研ぎ澄ませるだけで、自然とつながり、小さな虫とも会話できてしまうような特殊能力を持った人たち。

私自身は、子どものころから海外に憧れて、中学時代にオーストラリア、大学時代にフランス、そしてCAになってからは世界各国を飛び回る生活をして、色んな国を見てきました。

そんな経験をして、今思うことは、日本っていいな、日本てすごいなと思うことばかりです。

だから、今は遠くの世界に憧れるのではなく、今ここに生かされている自分自身や目の前の大切な人、ここにある大地、自然、日本という母国に意識を向けています。

日本人であること。
つまり、日本語という自然と調和する特殊な言葉を身につけて生きているということ。

それだけで生きることを誇りに思えたら、日本全体の自己肯定感が爆上がりするんじゃないかな、と思いました。

あなたは、地球の精神的豊かさを高めるために日本人に生まれてきました。

だからどうか、日々の忙しさに追われて心をなくさないで。

ときには、今この瞬間を丁寧にあじわう時間を大切にしてくださいね。

これはどうしてもシェアしなきゃいけないお話だと思い、長々と熱く書いてしまいました。

最後にひとつ注意してほしいこと。
私は

日本人こそすごいのだ!
他の民族より優れているのだ!

という選民思想的なお話をしているわけでは決してありません。

日本語という言葉や古来から自然と調和して生きてきた日本人の文化の素晴らしさを伝えたいのです。

このペンキ画家SHOGENさんとひすいこたろうさんの共著である
「今日、誰のために生きる?」
が先日発売になりました。私も注文して届くのを楽しみに待っているところです。

また内容を読みましたらシェアさせていただきますね。


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