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転勤族生活のおかげで、理想のライフスタイルが見えてきた話。


年度末ですね。お仕事などバタバタとお忙しい方も多いと思います。

最近、天候も不安定なので、心身ともに不調になりやすいですね。
わたしも自律神経が乱れているな、と感じるので、無理しないようにきをつけようと思います。
お互いご自愛しましょうね。

今日は「転勤族生活」にちなんで、最近の気づきをつらつらと綴ったダレ得?な記事ですので、ご興味ある方だけ読みすすめてみてくださいね。



今年、夫の異動はなかったので、年度末は通常運転のわが家。

わたしの夫は、全国転勤がある会社に勤めるサラリーマン。
と言っても、定期的に転勤があるわけではなく、頻度は4〜7年とまちまちです。

これまで私は、生まれ育った岐阜県高山市、大学時代に生活した名古屋、CA時代は韓国ソウル、
そして結婚後にCAを引退してからは、静岡県浜松市、北海道札幌市、旭川市と暮らしてきました。

2022年の春から東京生活が始まり、ようやく丸2年が経とうとしています。

いろんな街に暮らしてきましたが、今思うのは、東京での暮らしが私たち夫婦にはいちばん合っているのかも?ということ。

まさか、ど田舎育ちの私たちが大都会の東京生活になじめるなんて、まったく見当もつかなかったことでした。
だけど今、自分でもおどろくほど東京生活が楽しいし、なにより心地良いと感じるのです。

東京に引っ越す前までは、北海道の札幌市に4年、旭川市に5年暮らしていました。
北海道には深いご縁を感じて、永住したいなと思っていた時期もありました。

もともと岐阜県の北アルプスの麓で生まれ育った私には、北海道の大自然も、厳しい冬でさえも心地よさがあり、北海道で過ごした9年間は宝物のような時間でした。
私の第二の故郷だと思っているし、ステキな友人たちもいる大切な場所です。

だから正直、東京に行くのはワクワクする反面、不安がいっぱいでした。

大都会の生活になじめるのだろうか…
自然が恋しくなってしまうんじゃないだろうか…

でも、その不安は引っ越して1〜2ヶ月で消え去りました。

今になって思うと、故郷に近い環境の北海道は、私たち夫婦にとってはちょっと刺激が足りなかったのかも、ということ(笑)

北海道時代は、とにかくせわしなく動きまくっていた気がします。
キャンプにスノーボードに、登山などのアクティビティをしたり、週末になると特に予定はなくてもドライブして遠出したりしていました。

今思えば、同じ場所にとどまっていると退屈だったんでしょうね。(笑)

東京に来てからは、車も手放してしまったため、物理的に移動できる距離は確実にせまくなりました。
また、一日中家にいる日も増えました。

だけど日々の生活の満足度は不思議と高くなっているのです。
あれだけ回遊魚のように動きまわらないと死んじゃうーと思っていた私が。
一日家にいても、退屈だと感じないしエネルギーが落ちない感覚があるんです。

なぜなんだろう?とずっと考えていたのですが…

都会の方が圧倒的に人も情報量も多いので、普通の生活をしているだけでも刺激がいっぱいだからなんだなと気づきました。

ただ普通に食料の買い出しに出かけるだけでも、田舎とは比べものにならないほどの大勢の人と遭遇します。(笑)
それにちょっと近所を歩いているだけで、あちこちにいろんなお店があるので、ふらっと散歩していても退屈することもありません。

北海道だと、少し市街地を離れたらどこもかしこも大自然なので、「刺激」は少ないんですよね。

繊細な人の場合、その刺激が大きなストレスになってしまう人も多いと思うのですが…
私の場合は、繊細な性質を持ちながらも、人生には変化や刺激を求めるタイプで。

だからこそ、毎日世界中を飛び回るCAの仕事も7年もつづけられたのだろうと思います。
毎日違う場所へ、毎日異なるクルーたちと、毎日違うお客様を乗せて飛んでいたわけですから。
変化と刺激、そのものですよね。

落ち着いた田舎暮らしには憧れるけれど、わたしの場合は、ちょっと疲れたときに静養に行くくらいの感覚でいいのだなと。

年を重ねるごとに、わたしたち夫婦も落ち着いて静かな田舎暮らしを求めるのかな、と勝手に思っていたのですが…

毎日刺激がいっぱいな東京こそが、落ち着いて生活できる場所なんだと気づきました。(笑)

まだまだ知らない場所もあるし、夫が定年まで転勤もあるだろうけど…
終のすみかは、東京近郊になる確率大です。

転勤族って大変だなと思われがちですが、会社と夫のおかげさまで、さまざまな土地に住めるチャンスをもらえるというのは、ものすごいベネフィットだと私は感じています。

というのも、若いころは「田舎育ちの私が、東京なんて住めるわけがない」と思いこんでいたのです。
だからもし夫の転勤がなかったら、一生東京に住むことはなかったかもしれません。

自然がいっぱいの環境が良くて、大都会はダメと勝手に決めつけていたのは自分の思いこみでした。

単なる旅行ではなく、地に足をつけて生活してみたからこそ分かったこと。

転勤での引っ越しは、自分の思いこみを取っ払うことができるすばらしいチャンスにもなるんだなと本当にありがたく思っています。

東京3年目もたくさん楽しみたいです!

シニア期に突入したときには、東京を拠点にしながら、ときどき自然豊かな場所へ行ったり、あちこち旅をしながら、「書いて発信すること」をライフワークとして元気につづけていたいなと思います。

あなたはどんなライフスタイルが自分に合っていると感じますか?

もしかして、こういう場所がいいはず!と頭の中で思いこんでいるだけのこともあるかも?しれませんよ。









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