空木マイカ

greenjourneyというパパママの集まった環境団体の代表をしています。他にJIC…

空木マイカ

greenjourneyというパパママの集まった環境団体の代表をしています。他にJICAや大学の先生の仕事も。7歳の女の子と10歳の男の子のママで子どもたちと遊ぶのがとにかく大好き!

マガジン

  • ラジオDJとして

    ZIP-FMで13年喋り、今は愛知北FMで喋ってます。毎週火曜11:00〜 LIFE with…よろしくね!

  • ママのきろく

    6歳の女の子と8歳の男の子の母ちゃんの記録。

  • グリーンジャーニー(green journey)

    子どもたちが大人になる頃の地球を守りたい!NPO「グリーンジャーニー」の活動記録です。HPはこちら → http://greenjourney.live

  • 旅のきおく

    アフリカを中心にこれまで旅してきて出会ってきた人、見てきた風景について書いています。旅になかなか出られなくなったので思い出し日記。

  • 映画のきろく

    見てよかった映画について書いてます。

最近の記事

40歳の仕事の仕方

40歳にもなると大体の仕事ができるようになっている。若い頃は自分が一番仕事ができないところからスタートして、周りに追いつこうと、なんとか自分に技術をつけようとやってきたけれど、気づけば(言葉を選ばずに言うと)自分より仕事ができない人と仕事をすることも出てきた。仕事ができないというと、思い上がっていて、どうも冷たく語弊があるようだけど、言っていることがそのまま伝わらなかったり、スピード感が違ったり。それが立場的に下だったり、自分より若かったりする分には別に良いのだけど、時々その

    • 子どもに学ぶ「傾聴」

      先日、小2の娘の通うアトリエのクラスに1年生の男の子が入ってきた。その子は先生の話をぜんぜん聞かず、みんなで作っていた作品に絵の具のしぶきをパーっとかけてしまったそうで、帰り道、娘はずっとそのことを愚痴っていた。 それを聞いた私は何とかその子が来週から居づらくならないようにと「でも、あの絵の具のしぶきむしろ素敵だったよ」「あなたが小さい頃もお姉ちゃんたちは受け止めてくれてたよ」みたいなことばかりを返したのだった。 そして帰宅後。まったく同じ話を小4の兄にした娘。兄の答えは

      • 魔女のほうきのある家

        しめ縄を作っていたら、 娘が「これもらってもいい?」と 床に残っていた藁をかき集めだし 家にあった棒に巻きつけて 魔女のほうきをつくり始めた。 冬休みに角野栄子魔法の文学館へ行くので 毎晩、一緒に魔女の宅急便を読んでいた影響だ。 「好きに遊んでて」くらいに思っていたら 完成したほうきの出来を見てびっくり。 ほんとに魔女のほうきみたい。 言ってくれたら、もっと取っておいたのに。 でも、これくらいがキキが作るほうきには ちょうどいいのかも。 油絵を描く時のイーゼルだった木

        • 主体的に聞くということ

          今年は本当にたくさん子どもたち向けに講演をさせてもらいました。 小学校に中学校に、市の講座に、教室などなど。 呼んでくださったみなさん、ありがとうございました。 来年も中学校の講演に始まり、東京でのイベントや高校生のSDGs甲子園など 子どもたちと関わる機会がまた増える予定です。 私の講演会はラジオの生放送のよう。 ワンウェイではなく、いつもツーウェイで 体育館でやってる講演でも子どもたちよく喋ります。 その声をリスナーからのメッセージのように拾いながら、 講演会をその場

        40歳の仕事の仕方

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        記事

          40歳の入口に谷川俊太郎を想う

          40歳になった。 20代はとにかく技術を身につけ、思いっきり仕事をした10年だった。29歳で息子が生まれてすぐ突入した30代は20代で身につけた技術を最大限活かして、なかった道を自分の力で切り拓いてきた10年だった。いろんな団体を立ち上げ、日常の合間に仕事を入れ込み、子どもたちと生きることで価値観もずいぶんと変わってきた。そしてここから始まる40代。楽しみで仕方がない。 「誕生日大全」という本の私の誕生日のページには「支配星であるふたご座の影響で、頭の回転が速く、言葉を巧

          40歳の入口に谷川俊太郎を想う

          自分を「主役に」学ぶこと

          大人になって、「学ぶ」ということは信じられないくらい楽しい。 私は今、ある大学に通って英語で憲法を学んでいる。久しぶりの大学にワクワクすると同時に、社会人になって通うからこそ見えてくる世界に毎回たくさん出会っている。初回の授業の予習をいつもの仕事の要領でやっていたら、私が予習した範囲はまるまる1期分だった。私たちは普段そんなペースで仕事をしているのかと驚き、こんな風に大学時代に勉強をしていたとしたらどれだけ力がついていただろうと悔まれた。 一応、法学部卒業なので大学時代は

          自分を「主役に」学ぶこと

          波の乗り方

          毎年、子どもたちの夏休みにはレギュラー以外の仕事はせずオフモードになる。毎日思いっきり遊んで、一緒に寝て、何も考えずただ楽しく夏を過ごして秋を迎えてきた。でもそれが今年は少し違う。この夏は、気候変動の影響が驚くほど世界中で顕著になってきた。世界情勢も不安定だ。そんな中で、楽しければ楽しいほどこの楽しさを来年も、再来年も、10年後もこの子達と笑い合って味わっていけるように、この時代に大人として生まれた私は意志を持って全力で守らなくてはと思う。楽しければ楽しいほど、だ。手放しにそ

          名古屋をエディブルシティに

          NURF(Nagoya Urban Regenerative Farm)プロジェクト初日!名古屋の空き地でリジェネラティブ農業(大地再生農業)をして炭素固定をしながら名古屋をエディブルシティにしたい、その第一歩目です。 畑を陰にしていた鬱蒼とした枝をばっさり切って日光が入るようにして、草を刈るのではなく折って、野菜たちをきれいに並べるのではなく色んな野菜を同じ場所にお隣同士で植っているエディブルガーデンを作りました。 ひろくんの解説が何もかもめっちゃくちゃ良くって全て動画

          名古屋をエディブルシティに

          都会でみんなで醤油と畑を作る

          何から話したらいいのかというくらい、すごいことが起こってます。全ての始まりは何年ぶりかというひろくんとの再会から! まず、これから東別院朝市で東別院しょうゆ部を立ち上げ私、リーダーをすることになりました!毎月28日の朝市のとき(7月8月は暑いので無し)に、そこにいるやりたい人たちで天地返しをしてみんなでお醤油を作っていきます。申し込みも不要、参加費無料。お醤油の出来上がっていく様子を見てみてください。味わってみてください。自分たちが口にしてるものの源流を辿っていくことの楽し

          都会でみんなで醤油と畑を作る

          未来を読む

          私の友人には何人かいわゆる時代の先取りをしたビジネスをやっている人たちがいる。例えば、大学時代の友人の一人はコロナ前にオンラインで就活ができる仕組みを作りだし、あっという間に業界大手に。今では、政府の海外シンポジウムの配信なんかも手掛けていたりする。 これまでは「すごいな〜」くらいにしか思っていなかったのだけど、最近、自分が代表をしているグリーンジャーニーでこれまで脱炭素(炭素を出さないで)を中心にしてきた活動を炭素固定(炭素を大地に返す)にシフトチェンジし、それができるた

          未来を読む

          得意なこと

          子どもたちが一昨日から冬キャンプへ行って時間ができたので久しぶりにnoteを開いた。今年はもっと書いていけるといいな。 最近、息子が料理を好きになり、晩ごはんを一緒に作る時間が本当に楽しくなっている。これまで「得意なことなんて何もない」と言っていた息子が、最近は「得意なこと、料理かな」と言っているのを見るとそう言えるものが一つでもあるということの自信って全然違うな、と思う。 この前、子どもたちに「ママって一番得意な仕事何?」と聞かれた。ラジオも、講演会も、先生も色々やって

          得意なこと

          私の教育改革旅

          夢みる小学校上映会&対話会行ってきました!写真これしか撮らなかったけど全て表れてる気がする。めっちゃくちゃ良かったです!! 対話会のファシリテーターの上井先生が本当に凄腕だった。 小学生の女の子が出した「なぜ席替えの席を先生が決めちゃうのか」という問いから対話をはじめ「そもそも席は必要なのか?」という問いに発展させて、それぞれのグループで対話。うちのグループではスクールアシスタントのはるみさんの「でも先生の考えもあって、その席が子どもたちにとっても結果良い環境になってたり

          私の教育改革旅

          未来の教育の第一歩は

          【ずーっとあっためてたことを書くので 最後まで読んでもらえると嬉しいです】 息子が小学生になり30年ぶりくらいに 小学校という場所に入って 純粋にびっくりしました。 こんなに小さなスマホを持つほどに 世の中は変わったのに、なぜこの中だけは 私が小学生の頃から全然変わっていないのかと。 一方的に先生の話を聞いて、 みんなが同じノートを書いて 決まっている答えを探すばかりのテスト。 運動会のきちっとした行進も 軍隊のように見えてしまい 全体に個を合わせることに どれだけの時間

          未来の教育の第一歩は

          うずうずしてやってみたわくわくノート

          小3の息子は「これやってみたらどうなるのかな」というウズウズを止められない。色んなものを分解しちゃうし、噛んでみちゃうし、壊しちゃうし。 でも、それって好奇心が止められないってことでしょ。あなたの良いところだよね!と褒めたら暗い顔して「そんなことないよ。ダメなとこだよ。学校では怒られるもん」と言うので、じゃあさ!それをちゃんと記録して実験にしていこうか。いつかその「やってみたらどうなるかな、うずうず」が世界を救うことだってあるかもしれないよ! ということで、「ウズウズして

          うずうずしてやってみたわくわくノート

          ラジオ復帰

          すっかり書くのを忘れていたのですが7月から生放送に復帰しています(告知遅っ!)。 前の局を卒業してからも収録で声をかけてもらったり、ポッドキャストもやってたので、あんまりマイクから離れてる気はしてなかったんですが、チームで作るってやっぱり違う(しみじみ)。 ラジオってF1みたいだなと昔から思ってて。ドライバーが目立って見えるけど、ピットにいるクルーも、マシンを整備する人も、みんなの力が集まってのタイムが作られるように ラジオも表に出るのはDJだけど、ディレクターがいて、

          ラジオ復帰

          読書感想文の見守り方

          夏休みの宿題にどこまで親が手を出すのかって その家庭の教育方針みたいなのが よく出ているような気がする。 全く口を出さずに提出も 好きなものだけやればいい派。 賞をとれるくらい良いものを作りたい派。 どれも間違いではなく それぞれの味なんだと思う。 我が家はと言えば 基本子どもに任せるけど 全く口を出さないわけではない。 先の例の折衷派というところかな。 例えば絵を描くときに 子どもの絵は素晴らしいから 大人はそれを壊さずに 手を出すべきではないという先生と 描き方を教

          読書感想文の見守り方