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サターンリターンの振り返りと来年の太陽天王星合に向けて

今日は西洋占星術ネタでひとつ。かなり長い上に面白くはないので興味のある方だけどうぞ。

サターンリターンについて概観

2020年12月17日の13時5分、山羊座に滞在していた土星が水瓶座へ完全移行しました。

私の生まれの土星は山羊座なので、2017年12月20日13時15分から2020年12月17日の13時5分まで(2020年3月22日11時48分~2020年7月2日10時7分までは一時的に土星水瓶座滞在期間)が所謂”サターンリターン”(土星回帰)の期間でした。
(厳密にいうと土星と土星が合になる時期がサターンリターンなのでしょうが、生まれの土星があるサインに入室するだけでも個人的にはかなりのインパクトを感じたため、サインへの入室~退室までの期間をサターンリターンとしました。)

西洋占星術的に生まれの土星とトランジットの土星がアスペクトを形成することは重要な意味を持っており、人生の重要な節目や転機となりやすいと言われています。
土星と土星が90度を形成するのが大体小学校入学あたり、180度を取るのが中学2年生あたり、0度になるのが28歳前後~30歳過ぎあたりになります。とくに90度を形成する中学2年生あたりなどは何かと心当たりのある方も多いかもしれません。

なぜ土星と土星のアスペクト形成が重要な意味を持つかというと、土星と土星がアスペクトを形成するとき、土星は人生の目標や意思を司る太陽の働きをメンテナンスする役割を果たすからです。これはサターンリターンを終えてみてからの私自身の感覚としても非常に納得できるところです。

私のサターンリターン期の出来事の振り返り

ここからは私のサターンリターン中に起きた出来事とその時期の出生図をひたすら書いていきます。長いですが記録の意味合いが大きいので怠いひとはさくっと飛ばしちゃって下さい。

①山羊座土星入室時のホロスコープ

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この少し前から仕事が多忙となり体調不良でちょくちょく休みを取ることが続いていましたが、ちょうど土星が山羊座に入った頃、親に勧められ生理痛がひどく婦人科に診察に行って検査したところ、両側の卵巣に卵巣嚢腫があることが発覚。翌年3月25日入院して26日に手術、自宅療養をして4月9日に職場に復帰しました。

復帰後も仕事は相変わらずの多忙、加えて私の仕事に求められる責任や周囲の要求も重くなってのしかかってきていました。そんな中、チーム改変により上長が二人体制になり、仕事に対する監視の目や締め付けがより激しくなっていました。この頃私は仕事への慣れとともに仕事に飽きを感じており、私なりに一生懸命に仕事はしていたものの、どこか心ここにあらずで、会社を辞めることも考えるようになっていました。

それから10月に入り、急激に心身の具合が悪化していきました。10月の中旬ごろから休みがちだった私に会社から休職を勧められ、当初10月29日に休職に入る予定でした。しかし、その前に心身の具合が悪化して会社に行けなくなり、適応障害にて10月24日から休職。

②休職開始時のホロスコープ

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その後、2019年の1月から復帰しようと当初通っていたメンタルクリニックと職場に相談するも、職場側から復帰には早いと判断され、復職支援をやっている別のクリニックに移り、2019年1月10日より復職支援を受けるために新しいクリニックに通い始めました。

③新しいクリニックに通い始めた初日のホロスコープ

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クリニックでは、生活記録を付けて提出することを義務付けられたり、メンタルを改善するための生活習慣や食生活についての指導があったり、平日毎日リワークに通って、メンタル不調が再発しないための考え方の改善について指導を受けるなどしていました。

そしてこの期間になぜか友人の勧めでハイロー沼にはまり、LDHにもハマって、とはいえ現場に行く元気などはもちろんないので、家でDVDを見たり公開された映画に行ったりなどしていました。

④復職日のホロスコープ

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そうした復職支援を4か月弱ほど受けて(もちろんその間いろいろな葛藤や心の揺れはありましたが)職場に無事復帰。

復帰後は部署を移動し、業務負荷を減らしてもらいながらなんとか平和に働き続けることが出来ました。そんな中でも、何となく今のままでいたくない、何かを変えたいという気持ちはくすぶっていましたが、転職する気力もまだなく、なんとなく仕事から帰った後でデザインについての本を読んだりprogateをやってみたりして今後の展望を模索し始めていました。しかし再び任される業務量も以前と変わらない程度に増えていき、勉強の時間なども取れなくなっていき、この職場に居ていいのか、人生このままでいいのか、ということをかなり深刻に考えていました。

その後、3月22日に土星がいったん水瓶座に移行したあたりから、新型ウイルスの蔓延により会社では週2日のテレワークが義務化、3月末に1月から取り組んでいた調査案件の納品が終了した後、4月1日から会社が全日テレワークの体制に移行しました。

その後、世間は緊急事態宣言などあり世間は騒がしい様子でしたが仕事は相変わらず忙しく、でも通勤がなくなったおかげで以前より自分の時間を作れるようになり、その期間にちょっとした資格を取ってみたり、Udemyでいくつか動画教材を購入して勉強を再開したりしていました。

そんなこんなで夏に。この時はこのタイミングを逃すとしばらく実家に帰れなくなるかも、という気持ちがあり流行りの新型ウイルスのことは気になりつつも、ずっとテレワークだったし大丈夫、と考えて帰省。お盆前後で夏休みを取得し丸々1週間程度の夏休みを予定していました。

そんな夏休みの最中、実家から5分圏内にあるコンビニに行く途中で盛大に転んでしまい、左足首を骨折。

⑤骨折した日のホロスコープ

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骨折により東京に戻ることが困難になり、会社に実家からのテレワークを許可してもらい、週1日を通院日としてお休みをもらいながら仕事を続けました。

実家からのテレワークを許可してもらうにあたり会社とそれなりに揉めたりもしましたが、何せ現場はやるべき仕事が山積みという状況だったため、休まれては困るといった感じでなし崩しにOKとなって言った感じではありました。

この期間、やはり仕事は忙しく、新サービスのリリースなどにも携わりながらだったので、もろもろ周囲と調整しながら業務をなんとか滞りなくこなし、かといって以前のようには頑張らず、そこそこできればいいや、という気持ちで淡々と仕事をしていました。この頃から、「意外とそんなに頑張らなくてもどうにかなるし仕事も回るし会社からもそこそこ尊重してもらえるし大丈夫」みたいな謎の余裕を覚えるようになりました。

これまでは頑張って頑張ってモチベーションも高く保って全力で働いていないと認められないしそうでないと私みたいなとりえのない人間は会社に居場所がない、みたいな思い込みが知らず知らずのうちにあったのだなあと思います。

この期間、仕事以外で印象に残っている出来事がいくつかあるのですが、その一つがリハビリで、リハビリ自体はかなり苦労したのですが、理学療法士さん(牡牛座)にはこのリハビリを通して様々な筋トレだったり、足の筋肉や筋がどうつながっていてどう動くのか等を教えていただいたのが大変興味深かったです。

二つ目に印象に残ったこととして、Cocoda!というサービスを知ったことがあります。こんなに気軽にUIやデザインの勉強ができるサービスがあることに驚き、8~9月くらいはひたすら仕事の後の時間を使ってCocodaの基礎のレッスンを夢中でこなしていました。

三つ目として、なんとなく某男性ボーカリスト(牡牛座)のホロスコープを研究していて、ネットのインタビューなど読みまくっていたら、デビュー前はジムでトレーナーをやっていたとか、将来は声優など声のお仕事をやりたいと言っていることを知って衝撃を受けたという出来事がありました。その時、「そうか、牡牛座太陽を生かすってこういうことなんだな。」となんだか感覚的に腑に落ちて、そこから過去に読んだ占星術の本なども見直しつつ牡牛座太陽についてのイメージを膨らませた上で、デザインについて自分なりに深めていこうと思ったことと、毎日の軽い筋トレ(スクワットなど)を習慣にすることを決めたのでした。

そして11月下旬、歩行も少しずつ出来るようになり、骨もやっと8割がた回復してきた頃に、12月21日から職場復帰可の診断を貰い、その少し前の12日のレントゲンで骨が付いたことを確認しリハビリが終了しました。

⑥土星水瓶座入室時のホロスコープ

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山羊座土星末期には、noteを始めたり、手帳を使って計画を立てながらまた本腰を入れてwebデザインの勉強を開始していました。そして土星が山羊座を抜けた日、仕事で頼まれてたまたまイラレで作ったチラシが社内で好評となり、また作ってよ、ということでちょっとしたデザイン仕事を社内で請け負うことになりました。

サタリタに関する占星術的考察と所感

これまでの出来事を振り返ると、6室の意味である自分の希望と他者からの要請を調整することに関して、苦労する・忍耐する・自分を鍛える(土星)というのがほぼそのまま現象として出たなあという感じでした。
思えば元から生活リズムも規則正しくなく若干休み癖などもあり、復職外来に通っている期間には生活記録を書いて提出したり、定期のカウンセリングやリワークを休んだりすると注意されたり、思えばいい大人のくせに結構だらしなかったところをいい具合に土星の力で矯正されたなと思います。
仕事についても、この土星回帰期間に仕事を辞めなかったおかげでお金にもあまり困らなかったし、何より適当にほどほどに仕事をしていてもどうにかなるし続けることが大事だということが分かったのはよかったかなと思っています。
復職後、色々と今後の道を模索し始めた時期はちょうど牡牛座天王星入室時で、私は牡牛座サインが10室のキャリアを意味する部屋にあるため、時期的にも連動しています。
そして山羊座土星後半に足首を骨折、山羊座は体の部位でいうと骨を表し、水瓶座がは足首も司り、しかも骨折した日は太陽にトランジットの月が合する時期ということで、なんとも意味深い事件でありました。
骨折は正直あまりいい出来事ではないですが、骨折療養により実家にいたためより自分の時間が確保でき、この期間にデザインの勉強をすることを決めて徐々に動き出すことが出来たので、この骨折が思いがけず今後の方向性を決める出来事となったのは間違いないと思います。

天王星太陽合に向けて

来年の4月20日頃から、生まれの太陽にトランジットの天王星がいよいよ合になります。

ネイタイル太陽にトランジット天王星が合するときのホロスコープ

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天王星の公転周期は84年とかなので、生まれの太陽に合するのは一生に一度だけです。天王星は変化や革命を意味する星。来年のこの時期、私は一生に1度の変化を体験するでしょう。どうなっていくか分かりませんが、来たる人生の大変革の季節に向け、今から自分で出来る努力はやっていこうと思っているところです。
今は軽い筋トレ習慣の継続と、WEBデザインの勉強を継続して頑張りたいと思います!

長くなってしまいましたが、今後も折に触れて西洋占星術がらみの記事は書く予定です。それでは。


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