出産備忘録

久しぶりにnoteを開きました。

2022年12月22日に次女を出産。その出産の時に思ったことをどこかにまとめておきたいなと思ってて、そういえばnoteアカウントあったなとピーンときた次第です。

記憶力が残念なので数年後に自分で読み返して思い出すための備忘録の意味合いが大きいです。

●2人目の妊娠と出産って結構大変●

次女の妊娠が分かった時長女は2歳半でした。この後妊娠中に彼女は3歳の誕生日を迎え、「お姉ちゃん」になるのですが、イヤイヤ期でもありまだまだ抱っこの年頃でもある子供を世話しながらの妊娠期は、最初の妊娠とは全く違い、妊婦だからって自分を労われない、休めないという感じ。

医者には腰痛になるとしんどいから抱っこはしないほうがいいと言われましたがそうはいかず、結局臨月まで、どうしてもというときには抱っこしてました。私のお腹の上にうつ伏せにならないと寝れない時期もあってその時はクッションを間に挟むなど工夫しました。

つわり中もゴロゴロはあまりできないのですが、毎晩夕食後に洗面台でえづくので、それを見た当時2歳長女が「ママの真似!オゥエッ!」とかやってるのが可愛いやらうざいやら。

今回の妊娠期は夫の助けが本当にありがたかったです。休みの日は娘と2人で公園行ってきてくれるなどして助かりました。

●至福の帝王切開●

長女は逆子で帝王切開をしたため、今回も予定帝王切開となりました。

陣痛は経験しないことになるのだけど、本当に辛いものだと聞きます。経膣分娩と帝王切開のどちらがマシかどうかは正直わからない。でもいつ来るかわからない、いつ終わるかわからない陣痛に怯えるよりも妊娠した段階で帝王切開と決まっているのは、気持ち的にはかなり楽でした。余裕のよっちゃん。とはいえ手術当日はそれなりに緊張してました。というのも前回の出産では

①腰に打つ麻酔がめちゃ痛かった

②赤ちゃんを取り出すときに内臓をえぐられる感覚と引っ張られる感覚が気持ち悪かった

③産後のお腹の傷がグロいし痛すぎて全身辛いし毎晩悪夢を見て眠れなかった

④痛みのせいかストレスか、とにかく血圧がめちゃくちゃ上がってしまった

てなことがあったのです。

今回は違う病院、違う先生だったのでやり方も少しずつ違ったのか、①で心配した麻酔の注射は全く痛くなく、②の、取り出す際の衝撃に関しても、なんの辛さもなく「スッ」と出されて拍子抜け。「え、これだけ?」という感じ。

むしろ麻酔が効いた後から、翌日麻酔が完全に切れるまでの間はものすごい気持ちよくて昇天してしまいそうだった。マスクの下では終始ニヤついていた。麻酔医が「気持ち悪くなってない?」と聞くので「めちゃくちゃ気持ちいいです」と答えたら少し引いてた。

これが最後の出産となんとなく決めていたのだけど、この気持ちよさをまた味わいたいとさえ思ってしまった。これだけのために出産したい(もうしないけど)

事前に手術中のBGMをクリスマスソングで、とリクエストしてあったのですが、なぜか途中槇原敬之の「Necessary」(クリスマスソングではなく失恋ソング)が流れました。そばに立っていた麻酔医が

「あれこれクリスマスソングじゃないな」と言ったので

「マッキー大好きなんでこのままでいいですよ」と返すと

「そうなんだ。歳いくつ?」と聞かれたので

「39です」と答えると

「あー、じゃ、世代だねー」と言われ、その間に次女はお腹から登場しました。なので次女は失恋ソングの中生まれました。

●助産師さんたち最高●

前述の心配事③があったので、今回は母子同室や授乳をがんばりたくなかった。もちろん母親としてやるべきことではあるんだけど、前回の出産後必要以上に責任感を感じすぎて、お腹の傷が痛いのに無理してしまった感があったのです。おそらく血圧が上がったのもそのせいで、肩や背中など全身が激痛で悪夢にうなされたのもそのせい。(生まれたばかりの赤子を不注意の事故で死なせてしまう夢を病室で毎晩見てた)なので今回はできるだけ気負わず、できるだけ甘えて行こうと決めていました。

幸いにも今回お世話になった病院の助産師さんたちはめちゃくちゃ優しくて、「ちょっとしんどいので赤ちゃん預かってください」も快く引き受けてくれました。産後は自分でも信じられないぐらいメンタルが弱まるし、下からは血がずっと出てて滅入るし、お腹の傷は半端なく痛いから、絶対絶対頑張ろうとしちゃダメです。家族に会えないコロナ禍での入院なら尚更。一人で抱え込んでしまいがちなのでそれは意識して防がないとだめ。

今回病院選びには成功したといえます。新しい建物で設備は綺麗だし、シャワーは1時間入れるし。コロナ禍での不便さを差し引いても最高の入院生活となりました。

次女はもうすぐ3ヶ月、早いものです。もうぼちぼち首が座って、夏前には離乳食が始まる!!!出産したら育児はノンストップですが、家族友人色んな人の力を借りながら楽しくやっていきたいなと思います。

また何か感じたら書きます。

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