三連休を使って、伊豆諸島に行ってきた。
今回は、ダイビングと山登りがメイン。夜行フェリーに乗ってまず神津島、そして大島に移動して、東京に戻るルート。

夜行フェリー、お金を惜しんで2等和室にしたのだが、なんと奴隷船のごとき並び方。（もちろんあそこまでみっちりではない）
行きでは、恐らく大学のサークルなのだろうか、2等和室で円座になってパジャマパーティーを繰り広げている若人たちや、デッキでおもむろにギターをかき鳴らしたりいきなり着替えはじめる外国の方々もいらっしゃってなかなかのカオス空間。そして私は予想通り全く眠れず、同行者の寝相をひたすら見るという数時間だった。

今年の梅雨入りが遅かったので覚悟はしていたけど、ものの見事に雨。1日目に予定していたダイビングはものすごい荒波だったため中止になり、急遽宿で作戦を練る。久々に民宿をとったのだが、おかみさんの距離感がよかった。

ハンバーガー美味しすぎる。最高。

少し小雨になったので、バスに乗り簡単な山登りルート。山登りともいえない、1時間くらいのとことこルートだったけど久々にはいい感じ。山にかかる雲と崖の岩岩がかっこいい。

民宿の最強夕ご飯。金目鯛にいい思い出がなかったけどこれで上書き完了。

翌日、なんとか波がましになってくれたのでダイビングへ。体験ダイビング３回目。最初、まだ潜る前に波が荒すぎてものの見事にひっくり返って海水を大量に飲み、どうやっても元の態勢に戻れなくて、あっ私死ぬんじゃ・・・？と思い必死で手を伸ばしたらインストラクターのおっつあんが手を強く握り返してくれたので、元の態勢に戻れた。ほんと死を覚悟した。

ダイビングで常々、生殺与奪というか、自分自身の生死の権利を持っているのは私なんだなと実感してとてもいい時間。地上じゃ無意識に呼吸しているけれど、海の中じゃ私が舵をとらないとすぐに死ぬ。その細い糸をたぐってさらに深く深く潜るのはピンと研ぎ澄まされていくようでとても気持ちいい。