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小説のためのストリートダンス基礎クラス 初体験記

※画像はBingAIで作成

地球から出たことが無くたって、星や宇宙の話は作れる訳で、ましてや誰一人として行ったことが無い異世界への召喚小説はおのれの想像力で書くしか無い。

だからと言って、現実のブレイキングパフォマーを主人公にしておいて、作者がダンス無経験で良いのだろうか、とずっと感じてはいた。

そこで思い切って、週一で通ってるジムにストリートダンス基礎クラスに参加してみることにした。

ここは位置も含めて完全予約制で、スタジオ内の自分の位置まで決められるので、入り口から遠くてやや後方のボッチになるナイスポジションをゲットできた。まずはホッ😌

講師は若い男性、参加者は8人くらいで全員女性だった。予想通り自分が圧倒的最年長という不安を抱えながら、スタートした。

最初は首から身体全体のストレッチを5分ほどしっかりやり、その次は首、肩、胸、腰のアイソレーションを10分近くしっかりやった。

このアイソレは、身体の一部分だけを意識的に別々に動かす動きで、これを意識しないとシャキッとしたキメのポーズが決まらないのだとか。

水分補給後、レッスン再開。おさらいに結構な時間使ってくれたことには感謝しかない。ちゃんと最初に初めてですと講師に言っておいた甲斐があったってもんだ💦

まずは、足を軽く広げた状態からファイブ、シックスのクスの拍子で右手左手で胸に当てて、同時に足を閉じる動き。ここまではゴマカシながらも、何とかついていけた。

だが進むにつれて、どんどん覚えることが多くなっていく。一つ一つは難しい動きでは無いのだけれど、足を引いたり蹴ったり、片手を顎につけた後でバンザイをしたりと、それらを同時にするのが超難しい😓

さらに激しい曲に合わせた高速なムーブ。不慣れな素人のおっさんに、あのスピードで澱みなく動けというのは、象に木登りしろと言うようなものだ。

どんどん焦りがつのっていき、頭が真っ白になって45分の初体験はあっという間に終わりを迎えた。
今のところ筋肉痛は無いようだが、明日の出勤時の無事を祈りたい。

クラス終了後に先生に聞いたら、しっかり動けてましたよー、って言われたけれど、実感的には全然ダメだったと思う。

いろんなオーダーを一度に与えられたChatGPTになった気分。そりゃまあバグっちゃうよな〜。
とは言え、ダンサーへのリスペクトだけはとても高まったし、良い経験だったと思う。

また挑戦してみて、音楽にうまく身体を合わせて動かせるようになれば、それを小説に活かしたい。

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