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文学フリマ京都『余命』インタビュー(きたみまゆさん)

文学フリマ京都
短編アンソロジー『余命』
参加記念インタビュー第九段

©︎まかろんK先生

──さあ、いよいよ
私を除いて最後のクリエイターさんです!
お名前をお願いいたします!

「きたみまゆと申します」
(以下、まゆと略)

──まゆさん、よろしくお願いいたします。
ひとつ前にインタビューをした野々山りおさんが、私にとって初めてのクリエイターお友達なのですが、まゆさんは2番目にお友達になってくださった方なんです。

まゆ「そうだったんですね?笑」

──はい。りおさんに「おすすめの作家さんはいますか?」と訊ねたところ、「きたみまゆさんの作品が素敵」と教えてくださって。
あの時はまだ完結していなかった『惑溺』という作品を読んで、夢中になったんですよ。

まゆ「『惑溺』、懐かしい!」

──懐かしいですよねぇ〜。
と、さてさて、まゆさんは、このアンソロ企画を最初に聞いた時、どう思いましたか? 

まゆ「エブリスタをホームに活躍する実力派クリエイターさんが揃う中、私はほとんどエブリスタで活動していないので場違いで申し訳ないなと思いました」

──いえいえ、そうは言ってもエブリスタに作品を掲載して、書籍化もしておられるのですから、場違いなんてそんな!
何より、まゆさんファンとして参加していただきたかったので、嬉しかったです。
まゆさんは、『余命』というテーマを聞いた時はどう思われました?

まゆ「ある程度結末が限られそうで内容がかぶってしまうかもと不安でしたが、完成したアンソロは本当に個性豊かな作品が揃っていて驚きました」

──これは私も圭さんも本当に驚いたんです。
内容がかぶっている作品、一作もないんですよね。あらためて、個性的なメンバーが揃ったなぁ、と。
まゆさんの書かれた作品のジャンルを教えください。

まゆ「恋愛小説です」

──まゆさんの大得意分野ですね!
お気に入りのシーンやセリフはありますか?

まゆ「今回のヒーローの広島弁がお気に入りです。ちなみに広島弁は野々山りおさんに監修していただきました。りおさんありがとうございますした!」

──広島弁男子、色っぽかったですね〜
まゆさんの書かれる男性は、いつも素敵だと思っているのですが、今回の作品は普段書いている作品と何か違いなどありますか?

まゆ「商業では包容力のあるスパダリとの恋愛を描くことが多いので、今回は普段は書けない口も性格も女癖も素行も悪い男を書いてみました」

──おお、普段は書けないものを書き下ろしてくださって嬉しいです!
扉絵もとても素敵でしたよね〜。


©︎かな先生

──絵師さんが決まってから、作品へ影響したことはありますか?

まゆ「実はかなり影響を受けました。最初は違うお話を書くつもりでしたが、かなさんの描く裏がありそうな男性がとても魅力的だったので、そこからイメージを膨らませてキャラクターを考えました」

──おお、そんな影響があったとは!
ぜひぜひ、そんなかな先生へひと言。

まゆ「描いていただいた扉絵は想像を上回るかっこよさで本当に感激でした。気だるげに煙草をふかす表情が大好きです。素敵なイラストをありがとうございました!」

──何度も見たくなる素敵さですよね!

『余命』の表紙絵を手がけてくださったまかろんK先生へもメッセージお願いできますか?

まゆ「儚さと力強さが共存した美しいイラストに心を奪われました。本当に素敵でずっと眺めていたくなります!」

──あらためて、お忙しいなか、ご参加いただけて嬉しかったです。
書き終えた今の感想をお聞きしたいです。

まゆ「豪華で素敵な企画に参加できて光栄でしたし、なによりとても楽しかったです。ありがとうございました」

──では、最後にひと言!
宣伝も大歓迎ですよ〜

まゆ「北海道在住でのんびり小説を書いています。二月にベリーズ文庫から外交官がヒーローの新刊が発売予定ですのでご興味のある方はぜひTwitterをのぞいてみてください!」

まゆさんのサイト
 ⬇︎

きたみまゆオリジナル小説サイトきたみまゆのオリジナル小説サイトです。書籍の出版情報、コミカライズ情報を随時更新しています。

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作画:よしのずな先生


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