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アルビジョア十字軍⑥モルヨン

モルヨンも、十字軍の包囲を見て、開城。
町の者は、教皇教皇特使アルノー・アモーリに慈悲を願い出た。
しかし、教皇特使は、慈悲を拒絶した。
「異端の街も人も滅ぼすことが、神のご意思である」
教皇特使は「徹底的な破壊」を兵士に許可したのである。

ワルドー派の異端者7名が、教皇特使の前で明白かつ全面的過ちを認めたが、教皇特使は、謝罪を受け入れなかった。

十字軍兵士は彼らを捕らえ、「この上なき喜びをもって」、彼らを「生きながら」焼き殺したのである。

異端者も、せめて「絞首死後の火刑」なら、「楽」だったかもしれないが、「異端者の苦痛と悲鳴」は、「神の喜び」だったようだ。

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