迷子の迷夢

何を思い何を感じ何を伝えられるのか。言葉を詩を紡いでみよう。自分への挑戦の意味も込めて…

迷子の迷夢

何を思い何を感じ何を伝えられるのか。言葉を詩を紡いでみよう。自分への挑戦の意味も込めて。大事な気持ちを綴りたい。 思いついたまま、少しずつお話も書いていきます。未熟者ですが宜しくお願いします。

最近の記事

孤独な時代

いつも キャラキャラと笑っている 君 ちょっと気が強くて、何故か気難しい いつも 自由奔放に振舞ってる 君 本当は寂しがりや 心が泣いている 同じ気持ちのはずなのに、どうしてすれちがうの 全てわかってるはずよね、どうして分からないの どうして見ててくれないの こんなに悲しいのに 誰かといたいだけなのに こんなに独りぼっち 喜んだり 怒ったり、すねたり、笑ったり、 人は、いつも不器用で 欲しい言葉を求めてる 愛したり 憎んだり 恋したり 悲しんだり 人は、いつも不器用で 伝

    • 【小説】日向と宇宙(4)

      夕食を済ませて2本目の発泡酒を飲みながら、私は、数人と挨拶や夕食の話等の日常会話をしていたけど、貴女の周りは相変わらず、無重力での癌治療や、重力発生放置で居住実験だとか、中卒の私にはまったく関係のないSF映画にしか思えない会話が飛び交うのを横目でみながら、なんとなく貴女に置いて行かれてるような気分になってきてたので、チャットはそのままにして溜まっているTVの録画でも見ようとリモコンを操作し始めた、まだ20時を回ったとこなので映画でも良いと思い先週放送されていた洋画を選んだ。

      • 満月と魔法の銀の靴 【小説】

        小学5年の時、僕は、学校の帰りに堤防の上の道を歩いてると 「ニィー!ニィー!」と言う小さな声が聞こえた気がして辺りを見渡してみました。葦の茂みから聞こえるみたいです。そ~っと覗いてみました。 するとスーパの白いビニール袋が、カサカサもそもそ!? 小さい茶トラの子猫が入ってました。 僕は、袋ごとそっと抱き上げて言いました。 「僕が守ってあげるからね。一緒にお家に帰ろうね。」に帰って、段ボール箱に僕の小さい時の毛布を敷いて、子猫を入れると、毛布が気持ちいいのか暫くフミフミして毛布

        • 【小説】日向と宇宙(3)

          シャワーを終えて発泡酒の缶を開け、やっとメッセージの返信をする。 私:ただいま、かえったよ(^^) 貴女:おかえりなさい、おつかれ。+(猫がお茶差し出してるスタンプ) 私:♡抱えた猫スタンプ+ありがとう 冷蔵庫からシチューと白飯のパックをだし、レンジにセットしながらTVを付ける。ニュースは次々変異する感染症と、日に日に悪化する世界情勢ばかりで暗くなるので適当な映画チャンネルに合わす。一人暮らしは音が欲しい。 オープンチャットの一つの部屋を開いて数時間前からのログを流し読む。

        孤独な時代

          日が昇り沈む真中で 【詩】

          薄むらさきの空に 私を知らない貴方が居た、 だいだい色の空に 貴女を知らない私が居た、 海に囲まれた駅 足早に行きかう人々 過ぎる時間中で 何度となくすれ違った。 真東に日が昇り 真西に日が沈むその日、 正午の日向の中 貴女が気がつかなければ、  そのわずかな瞬間 顔を上に向けなければ、 苦しみも悲しみも 癒えることなどなく落ちて 喜びも楽しみも 消えてなくなる筈だった。 偶然否必然 引き寄せる運命の糸 色褪せた人生に 日向の色が移るよに 声をかけた私に 貴方が微笑みをくれた

          日が昇り沈む真中で 【詩】

          【小説】日向と宇宙(2)

            午後の終えて作業手袋を脱ぎポケットからスマホを出してみてみるとメッセージが一件、ロッカーを開け手袋を置き開いてみると。  貴女:”またね!お仕事頑張ってね(^_-)-☆” 昼間、貴女が別れ際に送ってくれたのを、私が気が付いてなかったようだ。  私:"終わったよ今から帰る(^^)" 時計を見て少し考えて送信した。作業着のまま上から革ジャンを着てスマホは上着のポケットに押し込んで外に出た。  数分屋内に居ただけなのに辺りはすっかり暗くなっていた最近目が見えにくくなって来たバ

          【小説】日向と宇宙(2)

          スマホを持つ貴女

          スマホを持つ貴女

          【小説】日向と宇宙(1)

          昼食の後、自販機の紙カップコーヒーを手にいつもの休息スペースのテーブルに行くと、まだランチを摂って無さそうな貴女が既に座っていて顔も上げずに 「良いお天気ね。」と、何気ない口調でいった。 社屋の東側に、設けてある喫煙所兼休息スペースには、テーブルとイス3脚が3セット並べてあり一番南側だけがこの時間でも日が当たる特等席だった。 「そうだね、風も然程吹いてないしね。日向ぼっこにピッタリだね。」 と、返しながら、貴女の右側の椅子に太陽の方に向いて座った。私は、ポケットからスマホを取

          【小説】日向と宇宙(1)

          迷子の迷夢

          自分の中のもう一人は、思考がフワフワと彷徨い出て一見関係のない物や時間を繋いでみようと見えぬ糸を落としていくようなのだよ。 宛もなく、風に舞う何かの様に、それでいて、何かを探しているような、現実と架空を意図で紡ぐように彷徨く・・・・・・・    過去も未来も現在も空間も場所も 流れさえ、夢に迷う一瞬の重なりから出来ているに違いない なれば、存在しうる全ても、私自身も 迷子なのかもしれない。

          迷子の迷夢

          今夜は満月らしい、良くも悪しくも引力のはたらく夜、 今宵は始まり?それとも終わり? 「さあ、行こうか....終わりの始まり」 そんな君の言葉が、突き刺さった日の事を思い出した。

          今夜は満月らしい、良くも悪しくも引力のはたらく夜、 今宵は始まり?それとも終わり? 「さあ、行こうか....終わりの始まり」 そんな君の言葉が、突き刺さった日の事を思い出した。