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難しさは解説できているかも知れないが,解決案はめっちゃショボイ記事

僕は、
西野亮廣さんが運営する、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーです。

他のオンラインサロンのことは分かりませんが、西野さんのサロンは、

西野さんが、毎日、2000~3000文字の記事をFacebookグループに投稿し、サロンメンバーだけが読める

という内容です。月額980円の会員制メルマガ、という感じですね。

別な言い方もできます。

月額980円のファンクラブです。毎日、西野さんの記事が読めます。

毎日投稿されるサロン記事のおかげで、西野さんの活動を、いち早く知れます。表の活動や、活動の裏側も知れます。


さて、
僕は、西野さんの記事に対して、

コメントを書いています。毎日です。
感想をTwitterでツブヤキます。毎日です。
③西野さんの記事をコピペし保存しています。

* * *


オンラインサロンのルールに【サロン記事、公開NG】があります。
でも、もう1つのルールもあるのです。

【サロンの記事は、1年後なら公開OK】です。

そこで、僕のnoteでは、

①西野さんの過去記事(1年以上前の記事)
②その記事への僕のコメント
③その記事への僕の感想ツイート
④僕なりの解説(じょーじのいらん解説)

これらを毎週土曜日に、投稿させていただきます。
では、let'sサロン!

◆2022年1月6日(木)

・記事のコピペ

おはようございます。
母親が「レミオロメン」のことを、ずっと「ロメオミレン」と言っているのですが、ずっと訂正せずに流しているキングコング西野です。
さて。
今日は「まだまだ、うまくいっていないこと」についてお話ししたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━
▼ 歌舞伎の客席に子供達
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方々で話題になっているので、すでにお聞きになられているかもしれませんが、若いカップルや、ファミリー(子供達)といった「これまで歌舞伎に触れてこなかった人達」が、新作歌舞伎『プペル 〜天明の護美人間〜』(@新橋演舞場)を観に来てくださっています。

「見た感じ、3〜4割は新規のお客様だと思います」とスタッフ。
いやはや、本当にありがたいです。
#皆様のおかげです

さて。
「歌舞伎の未来を繋ぐ」を目的とした今回のチャレンジは、何をもって「成功」とするのか?
今日は、そのことを明確にしておいた方がいいと思っています。
チェックポイントは3つかなぁと思っておりまして、ザックリと以下のとおり↓

① 新規のお客様を呼び込む
② 歌舞伎ファンになってもらう
③ 歌舞伎のビジネスモデルの再構築


現段階で達成できているのは①で、「②と③はこれから」といったところ。
そして、ぶっちゃけ②に関しては、僕の守備範囲外で(プペル歌舞伎以外の公演には携わっていないので)、今やれることといえば③の布石を打つことかなぁと思っています。
「こういうやり方(集客&マネタイズ)がありますよ」という提案ですね。

ちなみに、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』は、公演終了後も「オンライン配信チケット」を売り続けていて、現時点で、オンライン配信チケット(¥3500)は「1万1300枚」売れているそうです。
未来永劫販売し続けるので、ミュージカルの制作費はどこかのタイミングで回収できるし、回収後は次のプロジェクトの予算(スタッフのギャランティーも含む)に回すことができる。
★オンライン配信チケットはコチラ→https://za.theater/.../54b16102-d98f-4dc1-9013-5079c515bea5

オンライン配信チケットの売り上げは、未来永劫、キャストさんと著作権者に分配し続けるようにしているので、演劇業界に一石は投じられたかなぁと思います。
#僕のミュージカルのギャランティーは未来永劫何か寄付します

「それを歌舞伎でもやればいいじゃないか?」という話なのですが、そんなカジュアルに話を進められる業界なら「客離れ」なんて起きていないわけで…伝統芸能は、このあたりが難しい。
今回は(株)CHIMNEY TOWNも製作委員会に入っている(予算を出している)のですが、現時点での問題は「新作歌舞伎『プペル 〜天明の護美人間〜』を資産化していない」という点で、これだと、ただの「自転車操業」で、未来の自分達を救ってくれるアプローチになっていません。

やらなければいけないのは、「2022年1月3日〜1月20日におこなった『プペル 〜天明の護美人間〜』」が、公演終了後も永久にお金(活動費)を生み続けてくれる仕組み作りで、僕らは「今回のプロジェクトをキチンと資産にしていきませんか? じゃないと意味なくないっすか?」という提案&交渉をしなくちゃいけません。

今日は「まだ、この部分がクリアできていない」ということを皆さんに共有しておきます。
まだできていませんが、「舞台」を生業にするなら、必ずやらなくちゃいけないことです。

個人的には、新作歌舞伎『プペル 〜天明の護美人間〜』(初演)をキチンと撮影して、N F Tで一人の人間に販売したら面白いと思っています。
1億円ぐらいで売れると思います。
僕なら1億円で買うので。
#欲しい人DMして

新橋演舞場に(プペルの時だけ)ファミリー層を呼び込んでも仕方ありません。
歌舞伎は今、ビジネスモデルの再構築が求められています。
この問題は一筋縄ではいかないので、引き続き、進捗状況を共有していきますね。
現場からは以上でーす。

・僕の、サロン内でのコメント

普通に考えたなら「伝統芸能はあと30年で終わる」と分かりそうなもの。
しかし、伝統芸能関係者に危機感があるとは言えないんじゃないかなぁ。
もちろん海老蔵さんが危機感を抱いているのは、西野さんの発信で知りましたが、他の方々は?
ココに、一石が投じられたのは確実です。しかし、歌舞伎界の人間ではない西野さんが一番考えているのって、どうにももどかしい!

・僕の、Twitterでの公開ツイート

今日の記事を読んで、
本当に改革したいなら、他業界の人間を採用すべき。事実、教育業界なら藤原和博さんが結果を出している。老舗旅館の成功例も同じで、他業界の知見は必須。
日本のエンタメはどうなる? 韓国ではなく「アメリカを超える!」と若者に言ってほしいなぁ。

・じょーじの、いらん解説

18歳まで毎年見ていた、故郷、岩手県宮古市の『浄土ヶ浜』という海。

宮古市のホームページから引用


大人になって、久しぶりに見たら、本当に驚きました。
感動でした。

ここまで美しかった?
本当に美しい。
美しいなあ~。

うそ偽りなく、そう思いました。


田舎を変えようと思ったら、都会の人の意見が必要です。

必須です。

田舎の人間には、実は、田舎の良さが分かっていません。
もっと正確に書くなら、
「都会の人が、”田舎の【何】に価値を感じるのか”ということを、地元から出たことのない人には分かりようがない」
となります。

そして、ほとんどの田舎では、地元から出たことのない人が、権力や発言力を持っています。
よそ者を嫌う、排他的という特徴もあります。
良い意味でも悪い意味でも、頑固です。
利益を説明しても、逆効果です。利が欲しいからこそ、欲しくないフリを、頑ななまでに貫かれます。

田舎出身の僕が、間に入ったとしても、
僕という人間は田舎の人たちににとって、「1度、田舎を捨てた男」であり「都会に魂を売った男」なのです。
そんな男の話に、耳を傾けてなんかくれません。

固く閉ざされた、心と耳のシャッターを上げることは、めちゃくちゃ困難。

具体的には、
何も活動することなく、2~3年間は、ただ田舎に帰った男として過ごす必要があるでしょう。
まず、田舎の人間になる。挨拶をする。顔を出す。利がなくても動く。
要人を立てる。逆らわない。しかし媚びない。それを、最低でも2年間、行ない続ける。

これをスッ飛ばしての交渉は、逆効果しかないでしょう。


伝統芸能の世界、というのも、この田舎と同じ匂いを感じます。

理屈でも人でもない、【文化】とか【空気】とかいうような得体の知れないものが、目に見えない分厚い壁となって立ちはだかる……。

協力してくれそうな人物、
理解してくれているハズの人物、
そういう人が、簡単には味方になってくれません。
そういう人も、その世界の【何か】には、あらがえないのです。


話をまとめます。
田舎や伝統芸能といった世界には、

①その世界以外の人間の、知見の善用が必須
②その世界以外の人間は、目に見えない壁によって、拒絶される
③その世界の人間と認められるには、どエライ年月が必要

という、共通の特徴があります。

実に厄介です。

逆説的に、この厄介をやり切る人には、
「地方創生請負人」とか、
「伝統芸能再生請負人」などという称号が得られることでしょう。


◆西野亮廣エンタメ研究所

月額980円です。
西野さんの毎日の投稿を読めます。それだけです。

投稿されるのは、西野さんの活動を、現在進行形で報告
西野さんの気づきを、現在進行形で投稿。


具体的には、以下の通りです。

・現在の、思考報告(思考の結果だけではなく、思考プロセスも共有)
・現在の、活動報告『作品制作』(都度都度、途中経過を報告)
・現在の、活動報告『マーケティング』(事前に解説 ときに答合わせ)
・現在の、活動報告『チームビルディング』(経験談の共有)
・現在の、感情や心象の吐露とろ(主に日曜日)

ライブDVDの、メイキング映像です。あれです。
西野さんの作品や活動のメイキングです。

後出しではなく、先出しのメイキング。進行形のメイキング。
生中継的メイキング発信です。


作品が生まれる過程。途中経過。実験。
ヒットさせるための広告や、あの手この手。(最先端の手法が多い)

それらを進行形で知る
数万人が参加する理由は、メッチャ勉強になりメッチャ面白いからです。


参加はこちらから ↓


◆キンコン西野さんの朝礼

西野さんは、Voicyも毎朝配信しています。
無料です。

だいたい朝の7時ごろです。
二日酔いで、ちょいちょい配信が遅れたりしますが 笑。






チャオ!


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1042話です
※僕は、ゆかりちゃんが大好きです


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