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「面白い!」だけでは集客に苦戦する。感情を動かすのだ。『物語』を創造・演出しろ!

僕は、
西野亮廣さんが運営する、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーです。

他のオンラインサロンのことは分かりませんが、西野さんのサロンは、

西野さんが、毎日、2000~3000文字の記事をFacebookグループに投稿し、サロンメンバーだけが読める

という内容です。
月額980円のメルマガ、という感じですね。
西野さんの活動をいち早く知れて、かつ、活動の裏側や背景も知れます。


僕は、西野さんの記事に対して、

コメントを書いています。毎日です。
感想をTwitterでツブヤキます。毎日です。
③西野さんの記事をコピペし保存しています。毎日です。

オンラインサロンのルールに
【サロン記事、公開NG】
があります。

でも、もう1つのルールがあります。
【サロンの記事は、1年後なら公開OK】
です。

そこで僕は、

①西野さんの過去記事(1年以上前の記事)
②その記事への、当時の僕のコメント
③その記事への、当時の僕の感想ツイート
④時々ですが、今の僕からの解説(じょーじのいらん解説)

これらを、毎週土曜日に投稿させていただいているのです。

西野さんのサロンの記事は、1年前のものでも、世間的には最先端です。
5~10年先を走っている方ですから。

つまり、西野さんの過去記事を読むだけでも、高い価値があります
では、let'sサロン!

◆2022年3月8日(火)

・記事のコピペ

おはようございます。

「コンニャクって蟹みたいな味だよね」という言い分が共感されたことが一度もないキングコング西野です。
#蟹みたいな味するじゃん

さて。
今日は『物語を織り込むことを忘れちゃダメだよね』というテーマでお話ししたいと思います。

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▼ 武道館ライブのオンライン配信チケット
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『毎週キングコングin日本武道館』のオンライン配信チケットが、昨日の時点で「1万8728枚」を売り上げたそうで、(テレビの企画を抜いた)お笑いのコンビの単独公演としては、記録的な結果だそうです。
#オフラインの売り上げを足すと約2万5000枚

【2021年(下半期)オンライン公演ランキング】→https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001258.000029501.html

『毎週キングコングin日本武道館』のオンライン配信チケットは3月15日まで販売するので、「2万枚」は突破しそうだす。
#だす
※配信チケットはコチラ→https://l-tike.zaiko.io/e/kingkong

要するに“バズっている”わけですが、
勿論、これは「たまたまバズった」わけでなく
「どのタイミングでオンライン配信チケットの販売を開始して…
 どのタイミングで、どのYouTube動画をアップするか?」

などの議論を繰り返した“大人の下心の賜物”であります。
#そして何より皆様の応援のおかげ

ただ、
自分は日頃からオンライン配信チケットを販売している身なので痛いほど分かるのですが、そういった「足し算」的な考えだけでは、「2万枚」には到達しません。
#いつものオンライン勉強会は1万枚程度

今回は明らかに「化学反応」が起きていて
その答え(掛け算先)を僕は『物語』だと見ています。

「内容×広告戦略×物語」という計算式です。

僕らは下手に技術を身につけてしまうと、そこばかりに目を向けてしまいますが、しかしながら、僕らが相手にしているお客さん(人間)は、「感情が動いた時に買う生き物」だということを忘れてはいけません。
お買い物の際の判断基準の一つである「お買い得」も、相対的な数字によって生み出された「感情」に他なりません。

大切なのは「お客さんの感情を動かすこと」であり、『毎週キングコングin日本武道館』は「キングコングの物語」が、お客さんの感情を動かしたことは間違いありません。

それを後押ししたのは(物語の輪郭を明確にしたのは)、今回の舞台セットとなった『川西の夜景』で、あの夜景(夜景スポット)は、知る人ぞ知るキングコング結成の地であります。

今回の武道館公演は、
川西の夜景を眺めながら19歳のキングコングがかわした

「これだけの人を笑わせようと思ったら大変やな」
「俺たちだったらできるよ」


という“臭み極まりない約束”が、回収された回であったわけです。

ポイントは、「背景(舞台セット)に川西の夜景を背負っていなかったら、その物語を重ねるお客さんの数が格段に減っていた」という点で…
嫌らしい話ではありますが、二人の物語を想起するように仕向けたのが、今回の勝因だったように思います。

武道館公演の美術セット&照明のテーマが、たとえば「ジャングル」だったら、今回のような結果は出ていなかったでしょう。

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▼ 若い頃は『天然』、年齢を重ねたら『養殖』
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今日の話は
「お客さんの感情を動かす為に『物語』を織り込むことが大事っす!」
という内容なのですが…気をつけなきゃいけない点が一つ。

それは、「若い頃は勝手に(無自覚に)『物語』が付いてくる」という点です。
右も左も分からない業界に飛び込んでいくその姿をそのまま晒すだけで物語性があり、お客さんの感情にダイレクトに訴えかけます。
しかし、年齢(経験)を重ねると、そうはいきません。

「技術」と引き換えに、「物語」は霞んでいき、お客さんの感情を動かしにくくなります。
#娘のピアノの発表会の真逆

要するに、年齢(経験)を重ねた人間の新たな宿題は、
「自覚的に『物語』を創造・演出していくこと」で、

「自分が辿った歴史(自分の手札)を、どうプロジェクトX(プロフェッショナル@NHK)的に魅せていくか?」

が、メチャクソ重要になってくる。

「エモさ」は決して数値化することができませんが、しかしながら、安く見積もると痛い目に遭います。

集客に苦戦しているプロジェクトを見ると、大体が「面白いけど、エモくない」で片付けられます。

大切なコトなので、繰り返しますが、若い頃には自然発生していた『物語』は、年齢を重ねると養殖しなくちゃ生まれません

そして、『物語がない商品』は、お客さんの感情を動かすのが、とても難しい。

自戒を込めて、皆様に共有しておきます。
現場からは以上でーす。

・僕の、サロン内でのコメント

僕も感情が動かされた1人です。
僕の可処分時間が限界と思い定め、オンラインチケットの購入を断念していました。理性です。
毎朝Voicyの告知でボディブローを喰らい続け、とどめは毎週キングコングです。結果、ポチっちゃいました~!
梶原さんが号泣しなければ、理性が勝ったと思います。
今後は早めに降参して、さっさとチケットを購入しま~す。

・僕の、Twitterでの公開ツイート

今日の記事を読んで、
今の僕に娯楽に費やす時間はない。もし娯楽を楽しむのならば、それは妻との時間だ。そんな理屈が崩れ去って僕はオンラインチケットを購入した。
毎週キングコングの武道館ライブ。僕が購入に至った理由(そうなる戦術)が今日の記事で言語化されていた。

・じょーじの要らん解説 その①

告知は、何度も繰り返すことが大事。
ボディーブローのように効いてくる。

「しつこい」「うっとうしい」という声を怖れて、僕たちの告知はたいてい淡泊だ。

その日、初めて聞いて知る人だっている。

また、このときの僕のように、
毎度聞いていた人が、その日の告知で「やっぱ買おう」となる場合もある。

・じょーじの要らん解説 その②

1年前と違って、今日、僕に1番響いたのはココでした。

集客に苦戦しているプロジェクトを見ると、大体が「面白いけど、エモくない」で片付けられます。

「エモくない」
つまり、感情が動かない。心がザワザワしない。心が沸かない。

面白く、かつ、エモくする。

心がザワザワするか、ワクワクするか、ドキドキするか、キュンとなるか、ギュ~っとなるか、

ここをチェックする必要がある!ってことだ。

僕は、「エモい」という言葉を使う世代ではないので、
僕のために表現を変えて書き残します。


◆西野亮廣エンタメ研究所

月額980円です。
西野さんの毎日の投稿を読めます。それだけです。

投稿されるのは、西野さんの活動を、現在進行形で報告
西野さんの気づきを、現在進行形で投稿。


具体的には、以下の通りです。

・現在の、思考報告(思考の結果だけではなく、思考プロセスも共有)
・現在の、活動報告『作品制作』(都度都度、途中経過を報告)
・現在の、活動報告『マーケティング』(事前に解説 ときに答合わせ)
・現在の、活動報告『チームビルディング』(経験談の共有)
・現在の、感情や心象の吐露とろ(主に日曜日)

ライブDVDの、メイキング映像です。あれです。
西野さんの作品や活動のメイキングです。

後出しではなく、先出しのメイキング。進行形のメイキング。
生中継的メイキング発信です。


作品の制作過程。
ヒットさせるための広告やマーケティング。(最先端の手法が多い)

それらを進行形で知る
これって、
メッチャ面白いんです。
メッチャ勉強になります


参加はこちらから ↓


◆キンコン西野さんの朝礼

西野さんは、Voicyも毎朝配信しています。
無料です。

だいたい朝の7時ごろです。
二日酔いで、ちょいちょい配信が遅れたりしますが 笑。






チャオ!


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1147話です
※僕は、ゆかりちゃんが大好きです


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