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ほんとは部長になりたかったんやな私。過去の置いてきぼりにしてた自分に気づいた話

『誰も安室奈美恵にしてくれないから
自分でなったよ!(笑)』

安室奈美恵に憧れつづけ、
散々難しいと言われながらも
とうとう事務所にも所属せず
ダンスを始めてから3年あまりで
超カッコいいパフォーマンスで1万人を動員し、
感動のライブを実現するまでになった
Happyちゃんが爆笑しながら言ってた言葉。



最近、それとおんなじこと言いたくなる事象が起きて、
はっと気づいたことがありました。

『誰も部長にしてくれないから、自分でなったよ!(笑)』

最近、私に降りかかった 登山部部長
この気付きを旦那に言って
私も大爆笑。


誰からもぜひ貴方に!とか、求められてないし(笑)
自分が登山したいがために声かけまくってつくった会で(笑)
『部』とか言ってんのも私だけだったりするんだけど(笑)
企画、立案、進行、連絡をまかなっているので、もはや私って部長だよね。と思えてきて。

私って、『部長…なのかな?』
はたと気づいたそのときに、
めちゃくちゃ、ほくそ笑む、嬉しそうな自分がいました。

えぇー!私、部長になりたかったんやな、ずぅーっと。

驚きつつ、
今まで無いものとしていた過去の自分の癒えなかった想いに
フォーカスをし始めたのです。


さかのぼること、16年前
それは高校2年生に上がるタイミング
私は、合唱部で日夜練習に励んでいました。
かなりがんばってた生徒の部類で、
先輩からの信頼も厚かった(はず)

先輩たちの引退後、
私たちの学年が主導で部活を動かしていくタイミング
当時、部長や副部長、パートリーダーの選任は先輩たちに託されていました。

私は、そのとき、実は部長になりたかった(ようです)
でも、実際はパートリーダーに選ばれて、
部のために仕事を与えられた!と
わくわく、嬉しい気持ちになったものです。
と建前は、自分に納得の二文字を掲げ、
ふたをしていた(ようです)

振りかえれば、
部長に選ばれた子には私にない素質があるから
と自分をなだめる反面、
私が選ばれてもいいはず、と自信がみなぎっていた(ようです)
お恥ずかしいー。

登山部部長とか、自分でつくった会ですら
その部の長というだけで心がどきんと疼くわけですから、
相当、部長への執念があったと思われます。(笑)


何の気なしにつくった同好会のようなもの
それで気づけた
記憶の彼方に葬りさって、意識にものぼらなかった 『私の望み』

そのときの
想いを遂げられなかった自分に
そして、その想いすら無いものにするかのように
ふたをしてごまかした自分の想いに
じんわりとした 癒しが起こってきました。

部長だよ、やったね。
組織を率いてがんばって活躍してね。
みんなが楽しく登山できるように何しよう!♪

ぶちょー!と叫んでいる自分に
部のためにと、考えている自分に
あのとき拭えなかった気持ちを重ねて
心からよかったね、と
そして、なんか可愛いと、
思えたのでした。


モデル、歌手
画家に、メイクアップアーティスト
キャビンアテンダントや、教師など

昔に描いた夢や希望
あれもこれもそれも!と、
片っ端から望めた小さい自分の
まっすぐな私のなりたい気持ち
いつしか、ふたをして眠らせているその記憶

無いなら自分の手でつくる
自分でその場をつくりならせてあげる
小さくて今できることから


やったから、なんなん?って案件ですが、
その心意気と行動が
きっと人生を少しずつ、確実に変えていくと思うのです。


#登山部部長





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