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今までピアノやギターを諦めてきた人でも弾ける楽器がハンドパンだと思う。

「楽器を弾けるってかっこいい!!」
そう思って憧れてギターを買ってみたり、小さいころからピアノを習っていた人もいると思う。
そう、私です。
でも、ピアノを感覚的に弾けるようになるには超絶な練習時間をこなさなければならないし、ギターは左手の指先が皮がむけて痛くなったり、コードを覚えたり、指の動かし方を練習したり・・・これもたくさんの練習時間を経ないと感覚的に弾けるようにはならない。
でも、ハンドパンは感覚的に弾きやすい。

1.ハンドパンとは
見た目はどう見ても宇宙船。
もともとはスイスで発明された楽器で、一つ一つ職人さんが作っているそう。
最初はhang drumと呼ばれていたけれど、今はこのような楽器をまとめてハンドパンと呼ぶそう。
材質はスチールだけれど、最近はステンレス製の物も出てきているらしい。
指で叩いて演奏するとリズムも刻めてメロディーも奏でられる。

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これは私が昨日購入したてほやほやのハンドパン(ステンレス製)。
中が空洞になっている。
5,6キロはありそうだけど、付属のソフトケースがリュックみたいになっているため持ち運びは簡単♪

2.ハンドパンの音
音は是非こちらのHang Massiveさんの動画を見ていただきたい。
2011年にアップされた動画だけれど、あまりの癒し音に寝る前にこれを必ず聞いていた覚えがある。
当時はそんなに日本人で演奏している人はみかけなかったけれど、今ではプロの奏者もいる。

3.弾きやすい理由
①出せる音が限られている。
どのようなハンドパンを購入するかによってどんな音が出せるかは変わってくるし、全く同じハンドパンはこの世に存在しない。
材質、選ぶ音階、叩き方等によっても出せる音が変わってくる。
けれど、音階が限られている分組み合わせがピアノやギターなんかと比べると圧倒的に少ないため、和音をしっかりと覚えていなくても弾ける。
メニューがたくさんあるレストランだと決めるのに時間がかかるけど、数えるほどしかなかったら割とすぐ決められるようなものかな。

②和音が作りやすい
なんと、真ん中のポコッと出ている部分(Dingと呼ばれる)と周りのへこんでいるところ(Tonefield)を叩くとそれだけで和音が作れてしまう。
また、隣同士のTonefieldを同時に叩くとそれだけで美しい和音が作れる。
コードや和音を覚えなくても美しい和音が演奏できる。
購入初日からすごく弾ける人になった気分を味わえる。

③音がとにかく美しい
たぶん、マンションで弾いていても苦情はこないと思われる。
実際に私がレッスンを受けた先生が、「生徒さんでマンションで練習していて苦情がきたっていう人は一人も聞いたことがないですね。」と言ってた。
うちで飼っている犬がハンドパンの音を聞き始めると寝てしまうほど癒し効果の高い美しい音が出る。

4.ハンドパンの難しいところ
うまくなるには練習が必要なのはもちろんのこと。
ハンドパンが欲しいと思ってもほとんどの人が買えないのは、価格。
私が購入した上記のハンドパンで16万5000円。
ハンドパンの中ではかなり安い方。
私も、以前は30万円前後するものだから・・・と諦めていた。

まとめ
ハンドパンを実際に触ったのは昨日が初めて。
けれど、ハンドパンは私のようにピアノやギターに挫折してきた人、ストリートでちょっと演奏してみたいという夢がある人、自己表現をしたい人、リズム楽器が好きな人にはぴったりの楽器だと既に実感した。
レッスンをする教室も少しずつ増えているようだし、供給量も増えてきて手に入りやすくなっている。
気になった人は、是非近くで演奏されている人、レッスンをしている人を探してみてほしい。
新しい道が開けるかもしれない♪

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